
10種の国産具材がごろごろ入ったスープや、無水調理の濃厚スープ。心と体を温める「こだわり野菜スープ セット」
2026/02/13
毎日の食生活の中で、野菜がたっぷりとれて、お腹が温まるスープがあるとほっと安心します。今回、編集長のアッキーが注目したのは、「こだわり野菜スープ」です。その最大の特徴は、レトルトとは思えない圧倒的な「野菜感」。袋を開ければ、ゴロゴロとした野菜が顔を出し、野菜本来の甘みと食感が口いっぱいに広がります。セットには、水を一滴も加えずに野菜の水分だけで仕上げた新商品「乙女の味方」も含まれており、濃厚な旨みと栄養を手軽にチャージできます。
その背景には、創業以来50年以上にわたり野菜と向き合い続け、「食べる人の味方になりたい」という温かい思いがありました。取材スタッフが、宮城県に本社を構える、石川食品株式会社 代表取締役社長の石川のぶ子氏にお話を伺いました。

石川食品株式会社 代表取締役社長の石川のぶ子氏
―まずは、御社の歩みについてお聞かせください。
石川 私たち石川食品は、1967年に宮城県東松島市で創業し、50年以上にわたり野菜ひとすじに歩んできた農産加工会社です。父である創業者は、かつて里芋の取り扱い高で日本一になったこともあるほど、いい野菜を目利きし、集める力に長けた人物でした。そのDNAを受け継ぎ、現在は生鮮野菜の加工や、加圧加熱殺菌(レトルト)商品の製造を行っています。2011年の東日本大震災では、2つある工場のうち本社工場が2mもの浸水被害に遭いました。しかし、社員が一丸となって泥をかき出し、懸命な復旧作業の末、約3カ月で再開を果たしました。当時、取引先のスーパーさんが「石川食品の商品が入るまで棚を空けて待っている」と言ってくださったことは、今でも忘れられません。


創業から50年余り、ひたすらに野菜と向き合い続けてきた石川食品。
震災による浸水被害を乗り越え、現在は「食で人を応援する」をテーマに、
食べる人の心身を温める商品を作り続けている。
―ご自身は、どのような経緯で会社を継がれたのですか?
石川 実は、もともと家業を継ぐ予定はなく、子育てをしながら別の仕事をしていました。しかし、両親の高齢化などに伴い、「誰かが会社を守らなければ」という状況になり、2017年に覚悟を決めて入社し、正式に経営に参画することになったんです。
私自身も仕事と子育ての両立に奔走してきた経験から、忙しい毎日を送る方が抱える「食事作りへのプレッシャー」や「自身の体調管理の難しさ」は痛いほど理解しています。だからこそ、「自分が食べるならこういうものがいい」「忙しい時にこそ、体にいいものを手軽に摂りたい」という、一人の生活者としての視点を大切にしたいと考えました。それが、それまで培ってきた技術に新たな風を吹き込むきっかけになったと思っています。
―今回ご紹介いただくセット商品の開発背景について教えてください。
石川 今回のセットは、定番の「10種の野菜スープ(和風・洋風)」と「11種の野菜スープ(トマト味)」、そして新商品の「乙女の味方」を詰め合わせた計4袋のセットになっています。
定番の「10種の野菜スープ」は、ある時「8種類の野菜でスープを作れないか」と外部から依頼されたことが開発のきっかけでした。しかし、やるからには「8種類程度では他社に真似されてしまう。圧倒的なものを作ろう」という職人魂に火がつきまして(笑)。あえて手間のかかる10種類以上の野菜を入れることを決断しました。
もう一つの主役である新商品「乙女の味方」は、自社のカット野菜工場で出る端材や、規格外の農産物を有効活用したいというSDGsの視点からスタートしました。
そこに、「鉄分不足に悩む女性を助けたい」という思いが重なり、静岡文化芸術大学の学生たちと共にアイデアを出し合い、「乙女の味方」というネーミングとコンセプトを作り上げました。今回のセットは、この新商品がテレビで紹介されたことを記念した特別な組み合わせなんですよ。


定番の「10種の野菜スープ」に加え、新商品「乙女の味方」も楽しめる特別な4袋セット。
内容:左上から時計回りに「乙女の味方」、「10種の野菜スープ(洋風)」、
「10種の野菜スープ(和風)」、「11種の野菜スープ(トマト)」の計4種。
―他社のスープとは違う、一番のこだわりや独自性は何でしょうか?
石川 一番のこだわりは、冷凍野菜や水煮野菜を極力使わず、「生の野菜」を自社で仕入れてカットしている点にあります。生の野菜から加工することで、レトルト加工をしても、人参は人参の味、玉ねぎは玉ねぎの味がしっかりと残り、素材本来の個性が失われません。たとえば「10種の野菜スープ」には1袋あたり118gもの固形具材が入っており、スプーンですくうたびに野菜が顔を出す、まさに「食べるスープ」です。

朝食に、ランチに、夕食に。
いつでもうれしい野菜たっぷりスープ。
石川 また、新商品「乙女の味方」のこだわりは、水を一滴も加えない「無水調理」であることです。野菜由来の水分と自社で絞ったストレートトマト果汁だけで仕上げた濃厚な味わいは、野菜の命をまるごといただくような感覚だと思います。さらに「乙女の味方」には鉄分豊富な長州どりのレバーを使用していますが、朝食でも食べやすいようニンニクを不使用にするなど、食べる方への配慮をレシピの細部にまで込めました。


冷凍野菜や水煮はできるだけ使わず、生の野菜を自社でカットして加工する。
―どのようなシーンで食べるのがおすすめですか?
石川 どちらのスープも蒸気口付きのパウチを採用しているため、お皿に移す手間なく、袋のまま電子レンジで温めることができます。忙しい朝や、仕事で疲れて帰宅した夜でも、数分で「ちゃんとした野菜料理」が食卓に並ぶので、心置きなく食事を楽しんでいただけると思います。
特に「乙女の味方」は、貧血気味で体が重い朝の「お守り」としておすすめしたいですね。温かいスープがじんわりと体に染み渡り、元気が湧いてきますよ。また、夏場は冷蔵庫で冷やして「冷製スープ」としてもおいしくいただけるため、一年を通して常備しておくと便利です。


準備にかかる時間はわずか数分。
ニンニク不使用で臭みを抑えたレシピにより、
出勤前の朝食としても気兼ねなく取り入れられるのが嬉しい。
―実際に召し上がったお客様からは、どのような声が届いていますか?
石川 実際に購入された方からは、「野菜嫌いの子どもが、このスープなら喜んで食べた」という驚きの声や、「野菜の味がちゃんとする」「臭みがない」といった味に対する評価をいただいています。また、奥様を亡くして食が細くなっていた高齢の男性が、「これなら食べられた」と喜んでくださったエピソードもあり、その優しい味わいが世代を超えて受け入れられていることを嬉しく思いました。
「乙女の味方」という名前ですが、実は男性からの支持も厚く、「乙女じゃないけどおいしいです」という感想も多く寄せられるんですよ。贈答品として受け取った方が、その味に感動してリピーターになってくださるケースも多いですね。
―最後に、今後の展望について教えてください。
石川 今後も「食で人を支える」「頑張る人を応援する」をテーマに、さまざまな「味方」シリーズを展開していく予定です。受験生を応援する「受験の味方」を発売しました。体を温め集中力を支える素材の使用や、摩擦係数の高い「すべらない紙」を使った仕掛けなど、遊び心と愛情を詰め込んだ商品です。また、規格外野菜の活用など、農家さんを助ける取り組みも継続し、食べる人だけでなく作る人も幸せにするサイクルを目指していきたいですね。
―素敵なお話をありがとうございました!

「こだわり野菜スープ セット(お得な4袋入り)」
価格:¥1,620(税込)
店名:野菜屋の石川食品
電話:0120-701-442(受付時間 9:00~17:00 土日祝を除く)
定休日:土日祝
商品URL:https://ishikawafds.thebase.in/items/112705837
オンラインショップ:https://ishikawafds.thebase.in/
※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。
<Guest’s profile>
石川のぶ子(石川食品株式会社 代表取締役社長)
1969年宮城県石巻市生まれ、東松島市(旧矢本町)育ち。子育て期間に商品企画に関わる。2017年後継者候補として入社。2024年代表取締役社長就任。
<文/お取り寄せ手帖編集部 MC/田中香花 画像協力/石川食品>




























