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三世代でつなぐ、プロのこだわり。専用冷蔵庫で鮮度を届ける、青森の「サンふじ」

2026/01/22

毎日の食卓にいつも用意したいフルーツ、りんご。シャキシャキとした食感と、じゅわっと広がる甘酸っぱい果汁は、世代を問わず私たちを幸せな気持ちにしてくれます。
今回、編集長のアッキーが注目したのは、青森県産りんご「サンふじ」です。専用の冷蔵庫で徹底管理された鮮度はもちろん、配送用の段ボールにまで「プロのこだわり」が詰まっています。
その背景には、八百屋から始まった歴史を受け継ぎ、新しい時代のお客様とつながろうとする、三世代の物語がありました。青森県に本社を構える、株式会社寺田フルーツの代表取締役 寺田清一氏と、専務取締役 寺田祐紀氏に取材スタッフがお話を伺いました。

―まずは、御社のこれまでの歩み、企業のルーツについてお聞かせください。

寺田清一(以下、清一) 1957年(昭和32年)に創業し、会社は1973年設立。会社としては、一昨年設立50周年という節目を迎えました。もともとは私の両親が、約15坪のお店を借りて商売を始めたのが原点です。当時はフルーツ専門というわけではなく、野菜を中心とした八百屋としてスタートしました。

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初代が築いた「商い」の原点は、三世代に渡って受け継がれている。

社長(清一氏)は二代目でいらっしゃいますが、どのように事業を継承されたのですか?

清一 大学進学のために、一度東京にでました。当時、一番印象的で憧れていたのが老舗フルーツ専門店の「新宿高野」で、よくお店をのぞきに行っていましたね。その時の憧れが、それまでの野菜中心の八百屋からフルーツ専門へと舵を切る大きなきっかけになりました。卒業後はそのまま東京の市場で2年ほど神田市場や世田谷市場で中卸として修業しました。当時は大変でしたが、その時の苦労した経験が今に生きています。

青森に戻ってからは、りんごを選別するための現在の選果場と、リンゴ専用の大きな冷蔵庫を作りました。これを起点に、徐々に小売業から卸売業へと軸足を移していきました。

そして三代目として、専務(祐紀氏)が家業に戻られたのですね。

寺田祐紀(以下、祐紀) 家業に戻ってからはまだ2、3年目になります。もともとパソコンのゲームが好きだったこともあり、二代目である父から「オンラインショップをやってみないか」と声をかけられたのが最初のきっかけでした。以前からテレビで取材していただいた実績などをアピールしていたのですが、社長が築いてきたものを、時代に合わせ、オンラインショップでお客様に伝えていくのが私の役割だと思っています。

オンラインショップを立ち上げたことで、何か変化はありましたか?

清一 もともと、ふるさと納税の返礼品としてリンゴやメロンなどを業者さん向けにはお出ししていました。それをさらにオンラインショップで広げていこうというイメージです。実際に自社でオンラインショップを運営してみると、「お客様のリアルな声」を直接聞けるようになったんです。卸売やふるさと納税ではできなかったことなので、「お客さんの声が聞こえるのっていいな」というのは、後になってすごく感じたことですね。

御社のりんごにおける「こだわり」についてお伺いします。社長が長年培ってこられた品質管理と、それを専務がお客様に伝える工夫、それぞれ教えていただけますか?

清一 まず、鮮度管理ですね。当社にはリンゴ専門の冷蔵庫がいくつもありまして、庫内は常に温度0度、湿度は85%という、りんごにとって一番いい環境を一定に保っています。これがご家庭に届いた時のシャキシャキ感を実現しているのです。毎朝必ず温度計、湿度計をチェックし、少し温度が上昇した場合にはすぐに対策を行います。それぞれの品種についても、自信を持ってお届けしています。「サンふじ」は、まさに“りんごの王様”と呼べる存在です。太陽の光をたっぷり浴びて育つ無袋栽培のため、味が濃厚でコクがあり、甘みと酸味のバランスが絶妙です。実がしまっているので、しっかりとした歯ごたえを楽しみたい、「昔ながらの濃いりんごが好き」という方には特におすすめですね。蜜が入りやすい品種の代表格でもありますから、定番の安心感があります。

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濃厚なコクと酸味が絶妙な「サンふじ」。
王道の味わいをプロの目利きでお届け。

祐紀 私が入社して改めて気づいたのは、社長が長年「当たり前」としてやってきたことが、お客様にとってはとても価値があるということでした。

例えば「光センサー」。りんごの内部を光で透過させ、糖度や蜜の入り具合、さらには内部の腐敗までを機械で判別できるものです。これによって、おいしくて安心なりんごを厳選できます。

そして、配送に使う「特注段ボール」。昔から他の会社より少し分厚い、二重構造の頑丈な箱を使っています。これはりんごが配送中に潰れないようにするためです。

また、同封している「専用の保存袋」と「りんごの呼吸を抑える薬剤」によって持ちがよくなるので、りんごが届いた後もご家庭で長く楽しむことができます。「当たり前」だからこそ、大々的には謳ってこなかったものですが、今は、お客様目線に立って価値をアピールするようにしています。

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目に見えない糖度や内部の様子を、光センサーが瞬時に判別。

ご家庭でのおすすめの保存方法や、おいしい食べ方を教えていただけますか?

祐紀 保存方法ですが、よく「新聞紙に一個ずつくるむといい」と言われますよね。ですが、10kgご注文いただくと30個ほど届きますから、それを全部やるのは大変だと思うんです。ですので、先ほどお話しした「専用保存袋」と「呼吸抑制剤」をぜひご活用いただければと思います。

食べ方は、もちろん生でそのまま召し上がっていただくのが一番ですが、妻に作ってもらっておいしかったのが「リンゴの肉巻き」です。豚バラ肉でりんごを巻いて、フライパンでタレと焼き付けるんです。意外な組み合わせかもしれませんが、りんごの甘みと酸味、そして食感が、お肉やタレと絶妙に絡み合いますよ。

オンラインショップを始めたことによってお客様の声が直接届くようになり、専務(祐紀氏)はどのような反響を実感されていますか?

祐紀 レビューがたくさん付くのはもちろん嬉しいのですが、特に「他社と比べて寺田フルーツさんが良かった」というお声をいただくと、こだわりが伝わったと感じて励みになります。また、「段ボールも分厚く、光センサーもあって安心できます」といった、私たちが届けたいメッセージがちゃんとお客様に届いているんだな、と実感できる声は本当に嬉しいですね。

社長(清一氏)は、お客様の声を聞かれていかがですか?

清一 オンライン化で驚いたのは、「ちょっと訳ありでも、味がよければいい」というお客様が非常に多く、リピートしてくださることです。皆さん、見た目よりも本質的な味のいいものを求めていらっしゃるんだなと、改めて気づかされました。また、りんごは「1個食べると医者いらず」と言われるように、「健康のために食べている」というお声もたくさんいただきます。そうしたお話を聞くと、もっとおいしいりんごを、適正な価格でお届けし続けたいと強く感じますね。

―最後に、今後の展望をお聞かせください。

祐紀 ビジョンとしては、オンラインショップでの販売をもっと広げて、「寺田フルーツが扱う“いいもの”」を、まだご存じない方々にもっと広めていきたいです。ただ、近年はリンゴの生産量自体が減ってきていますし、この物価高で、お客様もリンゴを手に取りづらくなってきているのが実情です。そうした懸念点はありますが、初代から続く思いを受け継ぎ、青森のおいしいりんごを届け続けるために挑戦していきたいですね。

―貴重なお話をありがとうございました。

サンふじ

「サンふじ」(3kg/5kg/10kg)
価格:¥2,800~¥5,980(税込)
店名:寺田フルーツ楽天市場店
電話:0173-34-5688(9:00-15:00 水・日を除く)
商品URL:https://item.rakuten.co.jp/aomori-apple/sanfuji-c-10/
オンラインショップ:https://www.rakuten.co.jp/aomori-apple/

※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。

<Guest’s profile>

寺田清一(株式会社寺田フルーツ 代表取締役)
長男として生まれる。東京の大学を卒業後、当時憧れだった「新宿高野」のような店を目指し、東京の神田市場、世田谷市場で2年間修業。青森へUターンし、平成元年にりんごを選別する現在の選科場とリンゴ専用冷蔵庫を設立。卸売業へと事業を拡大させ、プロの品質管理の基盤を築く。

寺田祐紀(株式会社寺田フルーツ 専務取締役)
社長の息子として生まれる。約2〜3年前に家業へ戻る。PCゲーム好きだった経験を活かし、社長の「やってみないか」という一言をきっかけにオンラインショップの立ち上げを担当。社長が築いた「当たり前」の価値を「お客様目線」で伝える役割を担う。

<文/お取り寄せ手帖編集部 MC/田中香花 画像協力/寺田フルーツ>

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