
創業117年の老舗が届ける、富山の魅力が詰まった新感覚のお寿司「Rejyu(レジュウ)」
2025/09/26
今回、編集長のアッキーが注目したのは、富山県の名産品・ます寿司をはじめとした5種類のお寿司がお取り寄せで楽しむことができる「Rejyu(レジュウ)5個 バラエティパック」です。冷凍で届くため、日持ちもするので自宅でいつでもます寿司を味わえます。110年以上の歴史をもつ株式会社源が、30年にもわたる試行錯誤の末に生み出したこだわりの逸品。その開発秘話や商品に込められた思いについて、代表取締役の四谷英久氏に取材スタッフがお話を伺いました。

株式会社源 代表取締役の四谷英久氏
―会社の沿革についてお聞かせください。
四谷 1908年に北陸線富山駅が開通したのを機に全国へ広まるきっかけとなりました。「旅人のこころをふるさとの味で慰めたい」という思いから弁当を売り始めたのが原点です。「富山駅弁ますのすし」が誕生したのはその4年後。戦争で工場が全焼するなど幾度も困難に見舞われましたが、このおいしさで「富山を代表する名物に育てたい」という情熱を胸に乗り越えてきました。
その後、1962年に旅館業から企業として新たなスタートを切り、看板商品である「ますのすし」を中心に事業を拡大。富山県内はもちろん、名古屋や金沢にも店舗を広げ、1987年に本社工場新設の際「源ますのすしミュージアム」を併設、1996年にはその伝統と技術の継承鍛錬の場「ますのすし伝承館」を開設。2012年には看板商品の発売から100周年を迎えました。


発売から100周年を迎えた、看板商品の「ますのすし」は、富山県の定番土産。
―社長が就任されたのは、2年前だと伺いました。就任までの経緯や、事業にかける思いをお聞かせください。
四谷 源は創業から110年以上、長きに渡り暖簾を守ってきた会社です。ですが、コロナ禍を経て世の中が大きく変わる中、組織としての力をさらに高める必要があったのです。これからの時代は、強いリーダー1人が引っ張っていくのではなく、従業員が一丸となることが不可欠だという考えに至りました。
そこで、新しい風を取り入れてはどうかという話が上がり、私に白羽の矢が立ったようです。前職では銀行に務めていたので、全く別の道からこの業界に足を踏み入れたことになります。
就任後は、従業員との対話を重ね、社員一人ひとりが「この会社を支えている」という意識を育むことに力を注いできました。原材料費の高騰など、経営環境は厳しい状況にありますが、育んできた組織の力で乗り越えていきたいと思っています。
―今回ご紹介いただく「Rejyu(レジュウ)」は冷凍の押し寿司ですが、開発のきっかけは何だったのでしょうか。
四谷 富山の名産である「ますのすし」は通常、製造より2日間。消費期限のネックがなく、品質はそのまま、より多くの方に届けたいという思いが原点です。県外でも販売はしていますが、流通の問題で北海道や九州など、すぐにお届けできない地域も多くありました。いつでも好きなときに、好きな量だけ本格的な押し寿司を味わっていただきたい。その一心で、実は30年ほど前から冷凍技術の開発に着手していたのです。


お寿司一つひとつが個包装だから、好きなときに、好きなだけ食べられるのも魅力。
―開発に30年もかかっているのですね。ご苦労も多かったのではないですか。
四谷 はい。私の入社前から開発が始まっていたので、すべてを把握できているわけではありませんが、何度も試行錯誤を繰り返してきたと聞いています。
開発当初の冷凍技術では、解凍するとご飯がパサパサになったり、味が大きく変わってしまったりと、品質にばらつきが出てしまったそうです。食材本来の味にこだわりたかった。自分たちが「おいしい」と胸を張れないものをお客様に出すわけにはいきません。そのような理由から、一度は開発を断念した時期もあったそうです。
転機となったのは、ここ4、5年で飛躍的に進歩した冷凍技術です。これにより、やっと私たちが理想とする、いつものすしと「変わらないおいしさ」を実現できる目処が立ちました。「自信を持ってお届けできる」という品質にようやくたどり着き、2022年の秋に発売開始。長年の思いと技術の結晶がこの「Rejyu(レジュウ)」に詰まっています。「冷凍(冷)」を「やわらかく(柔)」し、食べた人が穏やかで楽しい気持ちになれるように、キラキラと輝く宝石のような「麗珠」という願いを込めて命名しました。
―商品の特徴を教えて下さい。
四谷 富山の魅力が詰まったバラエティパックで、5種類の押し寿司が楽しめます。
定番の「ます」は旨味と香りのよい良質な鱒で、脂がのった柔らかな身が特徴の、富山県の名産品。
「ぶり」は、北陸の冬のおつけもの「かぶらずし」から発案されたぶりのすし。楽しい食感をお楽しみいただけます 。豪華な「かに」はしっとりとした舌触りと甘みが自慢で 、富山県産のブランド牛肉を使った「氷見産牛すきやき」は甘めの味付けが酢飯と相性抜群。
そして「甘えびとたまご」は、生甘えびのぷりぷりと出汁のきいた厚焼き玉子が魅力です 。お米にもこだわっていて、従来のますのすしと同じく、富山県産米を富山の水でふっくらと炊き上げたものを、解凍してもしっとりと米の甘みを感じるように仕上げています。

左から「ます」と「ぶり」

左から「かに」、「氷見産牛すきやき」、「甘えびとたまご」
―パッケージもおしゃれで、新しい客層を意識されているように感じました。
四谷 おっしゃる通りです。従来の「ますのすし」は、お弁当としてはもちろんですが、お土産としてご購入いただくお客様も多くおられます。そこで「Rejyu(レジュウ)」は、これまで馴染みのなかった方々にも手に取ってもらいたいと考えたのです。若い世代の方や、お子さんにも「富山にこんなおいしいものがあるんだ」と知ってもらいたい。個包装でおしゃれなパッケージデザインには、こうした狙いがあるのです。
―どのような場面で「Rejyu(レジュウ)」を楽しんでほしいですか。
四谷 お土産というよりは、ご自身の「ちょっとしたご褒美」として楽しんでいただけたら嬉しいですね。「頑張った一日の終わりに、手軽でおいしいものを食べたい」と思っている方におすすめです。常温解凍だけでなく、電子レンジや湯せんで温めてもふっくらおいしく召し上がれるので、ぜひご自宅で試してみてください。
最近では、冷凍のままアウトドアに持って行き、ちょうどよく解凍されたものをお昼に食べる、というお客様もいらっしゃるようです。さまざまなシーンで、この商品を味わっていただきたいですし、私たちもそういった新しい楽しみ方を提案していきたいですね。

どの解凍方法でも変わらないおいしさ。シーンを選ばず楽しめるのが魅力。
―最後に、今後の展望についてお聞かせください。
四谷 私たちは「ますのすし」と共に育ってきた会社です。笹に巻かれた伝統の「ますのすし」は、これまでも、そしてこれからも、大切に受け継いでいきたい宝物です。その伝統を守りつつ、「Rejyu(レジュウ)」のような新しい挑戦を通じて、富山の食文化の魅力を全国、そして将来的には世界へと広げていくことが私たちの使命だと考えています。
お客様の期待に応えられるよう、これからも日々努力してまいります。
―素晴らしいお話をありがとうございました!

「Rejyu5個 バラエティパック」
価格:¥1,500(税込)
店名:ますのすし本舗源オンラインショップ
電話:076-429-3100(9:00~17:00)
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://www.minamoto-online-shop.jp/c/rejyu_reitou/104462
オンラインショップ:https://www.minamoto-online-shop.jp/
※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。
<Guest’s profile>
四谷英久(株式会社源 代表取締役)
1961年富山県生まれ。大学を卒業後、富山相互銀行(現富山第一銀行)に入行。同行の取締役経営管理部長などを経て、2023年より現職。銀行員として培った多角的な視点を活かし、110年以上の歴史を持つ老舗の伝統を守りながら、組織力の強化と新たな挑戦を牽引している。
<文/お取り寄せ手帖編集部 MC/藤井 ちあき 画像協力/株式会社源>




























