
淡麗な味わいが料理を引き立てる。100年愛される食卓の定番「特別本醸造 八海山」
2025/09/11
今回、編集長のアッキーが注目したのは、新潟県南魚沼市に蔵を構える八海醸造の「特別本醸造 八海山」。すっきりと飲みやすく、どんな料理とも相性の良い味わいは、まさにお食事の名脇役です。100年以上にわたり多くのファンを魅了するおいしさの秘密と酒造りの哲学について、八海醸造株式会社 代表取締役会長の南雲二郎氏に取材スタッフがお話を伺いました。

八海醸造株式会社 代表取締役会長の南雲二郎氏
―100年という長い歴史の中で、御社が最も大切に守り続けてきた酒造りの理念や哲学はなんでしょうか。
南雲 八海醸造は1922年に新潟県南魚沼で創業しました。創業以来、「品質第一主義」を掲げ、「昨日の品質より今日の品質を良くする」という思いを胸に、日々高品質な酒造りに努めています。
私たちが目指すのは、日々の食卓に寄り添う「食事の味を邪魔せず、食事の時間をより有意義な時にする酒」です。そんな食中酒の理想を追求しています。
そのための品質の達成には、素材と製法には一切妥協しません。また清酒製造に最も重要な仕込み水には霊峰・八海山の伏流水『雷電様の清水』を使用。さらに、目標品質を目指して選び抜いた酒米と丁寧な麹づくりにこだわり、技術力を駆使して淡麗でありながらも深みのある、きれいな酒造りを追求しています。
そして、毎日飲んでいただくレギュラー酒は価格に対して品質を満足していただけることが何より大切だと考えています。


新潟県南魚沼市に位置する霊峰・八海山。春になり溶け出した自然の恵み、雪解け水から酒造りが始まる。
―「特別本醸造 八海山」は、すっきりとした飲み口で、まさに食中酒にぴったりですね。
南雲 「特別本醸造 八海山」は、私たちの考えを代表する一本です。最近は、お米の旨みが強い純米酒が注目されがちですが、私たちは純米酒であるべきか本醸造酒であるべきか、という見方はしていません。本醸造酒に少量加える醸造アルコールは、味わいを調整し、純米酒にはない軽やかさや、飲み飽きしないおいしさを生み出すための大切な技術です。
南魚沼の風土と長年の酒づくりで培った技術が育んだ、冷でも燗でも楽しめる淡麗な味わいは、どんな料理とも相性がよく、特別な時ではない毎日の生活でもご満足いただける時を演出してくれます。味が濃く「おいしい」純米酒が特別な日のショートケーキだとしたら、私たちの本醸造酒は、毎日食べても飽きない食パンのような存在。楽しい食事の時間に、そっと寄り添っていられるお酒です。



高品質を追求し続け100年以上。
―そのこだわりが、世代を超えて愛される理由なのですね。
南雲 メーカーとして、「品質責任(いつでも最高の品質を保つこと)」と、「供給責任(飲みたいと思ってくださる方へ必ずお届けすること)」、この2つを大切にしています。「八海山」のレギュラー酒のように毎日の暮らしのなかで楽しんでいただくお酒は、いつでも手に入ることが重要です。ですから、希少な高級酒を目指すだけではなく、皆様がお買い物をするスーパーなどで気軽に手に取っていただけるよう、努力を続けてきました。高品質なお酒が、いつでも買える。その積み重ねが、今の八海山につながっているのだと思います。

「特別本醸造 八海山」は、やわらかな口当たりと淡麗な味わいが特徴。
―日本酒だけでなく、ビールや甘酒、化粧品まで幅広く手掛けていらっしゃいますね。
南雲 私たちの事業の根幹には、「米と麹と発酵。そして、水。」というテーマがあります。このテーマを突き詰めていくと、日本酒以外のものが生まれるのはごく自然なことでした。甘酒や化粧品も、ビールやウイスキーも、すべてこのテーマにつながっています。会社のロゴをアルファベットの「Hakkaisan」にしたのも、日本国内だけでなく、海外の方にも私たちの製品を広く知っていただきたいという想いからです。

100周年を迎えた2022年に、「Hakkaisan」ブランドのコーポレートロゴを制作。
あえてゴツリと手応えのあるデザインにしている。
―最後に、今後の展望についてお聞かせください。
南雲 いい商品を作るだけでなく、この土地への貢献も私たちの使命です。現在運営している「魚沼の里」という施設には、レジカウントだけでも年間30万人以上の方がお越しくださいます。これからは、国内外からもっと多くの方にこの地を訪れてもらい、「素晴らしい場所だね」と感じていただけるようなエリアづくりに、残りの人生をかけて取り組みたいです。それを実現できるのは、私の想いを形にしてくれる従業員たちがいるからです。その組織力こそが、私たちの財産です。最近、社長を息子に譲りましたが、彼には彼なりの感性で、新しい時代の八海醸造を築いていってほしいと思っています。
ー素晴らしいお話をありがとうございました!

「特別本醸造 八海山」 1,800ml
価格:¥2,860(税込)
※¥1,386(税込)/720ml、 ¥627(税込)/300mlなど各種サイズあり
店名:Hakkaisanオンラインショップ
電話:0800-800-4181(9:00~17:00 ※特別休暇期間除く)
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://ec-hakkaisan.com/products/1040
オンラインショップ:https://ec-hakkaisan.com/
※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。
<Guest’s profile>
南雲二郎(八海醸造株式会社 代表取締役会長)
1959年新潟県南魚沼市生まれ。1983年八海醸造株式会社に入社し、1997年に同社代表取締役に就任。「米と麹と発酵。そして、水。」をテーマに、日本酒をはじめビールやウイスキー、麴甘酒、発酵技術を活かした食品など、多岐にわたる事業を手掛ける。2025年に同社代表取締役会長に就任。2019年に北海道で設立した株式会社ニセコ蒸溜所の代表取締役も務める。
<文/お取り寄せ手帖編集部 MC/藤井ちあき 画像協力/八海醸造>




























