お酒販売会社のイチオシ!高い香りと深い味わいの進化系芋焼酎「天使の誘惑」

2025/07/02

横浜地域を中心に展開する酒類販売店「お酒のアトリエ吉祥」「KISSYO SELECT」を運営する株式会社よつや。おいしいお酒をたくさんの人に飲んでもらうために、対面販売でもオンライン販売でも、造り手の思いを丁寧に消費者に伝えることを信条にしています。最近、同社が推しているのが鹿児島県の酒蔵が製造する芋焼酎「天使の誘惑」。アッキーこと坂口明子編集長も興味津々です。その魅力を株式会社よつや代表取締役社長の坂田真一氏に取材スタッフがお話を伺いました。

株式会社よつや 代表取締役社長の坂田真一氏

横浜市港北区にある「お酒のアトリエ吉祥本店」。

―御社の歴史をご紹介いただけますか。

坂田 当社は、創業者坂田三郎により昭和36年(1961年)に酒食料品店として創業しました。その後株式会社よつやを設立、スーパーマーケット、酒類販売店を展開しました。現在は、食品スーパーの株式会社ローヤルよつやと株式会社よつやからなる「YOTSUYAグループ」になっています。株式会社よつやは酒類販売店「お酒のアトリエ吉祥」、同じく百貨店などの商業施設にテナントとして入っている「KISSYO SELECT」を横浜と近隣地域で展開しています。ほかにオンラインショップ(株式会社よつや)、地酒と炭火焼を提供する地鶏焼「味くり家」(株式会社フォーアロー)という外食事業を行っています。また、ワイン輸入の会社 株式会社アドレも運営しています。

―スーパーマーケットも経営しているのですね。

坂田 株式会社ローヤルよつやで「ROYAL YOTSUYA」という屋号のお店と、安全・安心な青果品、農家直送の玄米や精米、添加物の少ない食品、酒に特化した「Ito Denwa ゆめが丘ソラトス店」の2店舗展開しています。

「KISSYO SELECT西武東戸塚S.C.店」の店内の様子。

―どんなお酒を扱っていますか?取り扱うお酒の基準にしていることは?

坂田 現在店舗ではワイン、日本酒、焼酎、ウイスキー、クラフトビールを、オンラインショップでは焼酎と日本酒をメインにしています。商品選びの根底には「造り手さんの顔が見える」という考え方があります。私や各分野のバイヤーが蔵元さんに実際に足を運んで、長くタッグを組んでいただけるように交渉します。ワインも直輸入品などはなるべく生産者の方にお目にかります。

―実店舗での販売で大事にしていることは何ですか?

坂田 昨今では自動レジで会計ができるなど買い物がとても便利になっています。人手不足を解消するには有益ですが、本来の酒販売の仕事は、スタッフがお客様のご希望をうかがって適した商品を提案し、商品についてしっかりとお伝えしてご案内することだと思います。お酒を造っている蔵元さんは直接お客様とお話する機会はそうありません。私たちはお酒がどこでどんな風に造られているかの情報や蔵元さんの思いを、蔵元さんに代わってお伝えするのが役割だと思っています。便利だとしても、どんなお酒にしようかと思って来店したお客様が、お一人でお買い物をして無人レジを使ってお買い物を終えることにならないようにしたいと思っています。

―オンラインショップの特徴は?

坂田 最初に大手サイトで運営し始めました。商品を配送するとともに、贈り物にする場合は、贈る方から贈り先の方へのメッセージカードをつけるサービスをしています。カードは印字タイプもありますが、希望する方には多少お時間はかかりますが、書家にラベルでメッセージを書いてもらい、ワインボトルに貼って送るというサービスもあります。最近は名入れサービス、メッセージカードのサービスも増えてきていますが、当社が先駆けだったかと思います。

その後、約10年前に自社サイトを立ち上げました。こちらは、焼酎、日本酒に特化したサイトです。当社は実店舗で直接お客様にお酒をお渡しするというスタイルを基本にしつつも、遠方の方にも当社が選んだお酒を飲んでいただきたいのと、お酒は重いので女性の方などですとお持ち帰りできる本数に限りがあります。そこで自社サイトを使っていただいて宅配できるようにしました。

―オンラインでの商品ラインナップと店舗でのラインナップは少し異なりますか。

坂田 多少、違いがあり、店舗より商品数は少ないです。当店は地酒に関しては蔵元さんと直接取引をさせていただいていますが、入荷数が少ないお酒は実店舗を優先している場合もあり、また、蔵元さんの意向でオンライン販売をしていない商品もあります。

鹿児島県・西酒造株式会社の「天使の誘惑」。まずはストレートで飲んで味わって。

―今回は扱っているお酒の中から「天使の誘惑」をおすすめいただきました。

坂田 これは鹿児島の西酒造株式会社さんという、江戸時代から酒造りをなさっている蔵元さんが製造している芋焼酎です。西酒造さんは現在の焼酎ブームの火付け役になった「富乃宝山」という芋焼酎を製造している会社で、当社とも長くお取引させていただいています。現在でこそ人気ですが芋焼酎は芋の匂いが気になる消費者がいて、人気がなかった時代が長く続いていました。

そんな中、約20年前、西酒造さんが作った「富乃宝山」はフルーティで爽やかな味わいで、芋焼酎が多くの方に受け入れられ、焼酎ブームのきっかけになりました。当社とはちょうどそのころからお取引させていただいています。「富乃宝山」は人気で仕入れが足りず、店頭に並べるとすぐお客様が買いにこられて、棚が空になりまた並べると棚からなくなるという繰り返しになりました。その西酒造さんの焼酎のラインナップの1つが「天使の誘惑」です。西酒造さんは、元々は焼酎の蔵元ですが、今は日本酒や蒸留酒、ワインなどさまざまな展開をなさっています。

「天使の誘惑」はロックで飲んでも水で割っても美味。

―「天使の誘惑」の特徴は?

坂田 焼酎をシェリー樽に寝かせて10年ほど熟成させたお酒です。従来、焼酎は熟成には向かないと言われていましたが、西酒造さんは長年の創意と工夫でその常識を覆しました。長い時間を経て熟成された焼酎は、まるでウイスキーやブランデーのような味わいがあります。また、焼酎は無色透明のものがほとんどですが、「天使の誘惑」は樽で長時間寝かせているうちに淡い琥珀色になり、また高い香りと深い味わいを生み出しています。

炭酸で割ってハイボール風にして爽やかに。ジンジャエールで割ってもまた違った味わいになる。

―どのような飲み方がおいしくいただけますか?

坂田 ロックや水割りで飲むほかに、炭酸で割ってハイボールのように飲んだりするとおいしく、焼酎の楽しみ方の幅を広げると言われています。さらにおすすめしたいのがジンジャエールで割って飲むことです。焼酎にジンジャエールのしょうがの風味と甘みが合わさって、ハイボールともまた違った味わいになります。ぜひ、試してみてください。「天使の誘惑」は数々の賞を受賞していますが、2025年5月には「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション」の焼酎部門で最高金賞と同コンペティションの最高賞である「Best of the Best」を受賞しています。

長期熟成によりブランデーに似た味と言われる「天使の誘惑」。チーズやソーセージを肴に飲むと格別。

―御社の思いが伝わりました。本日はありがとうございました。

「【専用箱入】天使の誘惑 芋 40度 720mL」
価格:¥4,235(税込)
店名:蔵元特約店KISSYOオンラインショップ
電話:045-593-5565(平日10:00~17:00)
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL: https://jizake-ya.shop-pro.jp/?pid=168594890
オンラインショップ:https://jizake-ya.shop-pro.jp/

※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。

<Guest’s profile>

坂田真一(株式会社よつや代表取締役社長)
1959年神奈川県生まれ。東京経済大学卒。1984年株式会社よつや入社、2004年より同社代表。株式会社よつや含むよつやグループ(株式会社ローヤルよつや、株式会社ナチュラルデリ、株式会社フォーアロー、株式会社アドレ)の代表を務める。

<文/今津朋子 MC/田中香花 画像協力/よつや>

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