第1回 たけのこごはん

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初めまして。フードコーディネーターの梶山葉月です。
テレビ番組やCMなどで登場する料理の製作や器のスタイリングをしています。

テレビ番組では数え切れないほどの郷土料理を作ってきました。日本って小さな離れ小島なのに、県によってその風土に合った全く違う料理を食べています。そしてなにより日本は四季があって旬の食材がある。これだけ季節に敏感なのは、日本人だけじゃないでしょうか。すごく素敵ですごくおもしろいって思います!

私は静岡県の伊豆の田舎で育ちました。実家は小さな小さなミカン農家でした。
小さいころはほぼ自給自足の生活で、米、お茶、野菜は作っていたし、肉や魚は近所の人とぶつぶつ交換なんてことも。今ではなかなか見ない光景ですね。
両親は共働きだったので、生活のほとんどをおじいちゃん、おばあちゃんと過ごしていました。自分の味の原点は小さいころに食べていたおばあちゃんの味だと思っています。
変わった食材や調味料もなかった時代。その味には複雑さは一切なく、シンプルなものでした。

この連載では、私が食べていた懐かしい味を私流に紹介できたらと思います。

第1回目は「たけのこごはん」

春になると実家で数え切れないほどのたけのこがニョキニョキ顔を出します。
そしてあっという間に竹に成長してしまいます。生命力の強さを感じますね。
そんなたけのこをシンプルに味わう「たけのこごはん」を紹介します。
ぜひ旬の味を楽しんでみてくださいね。

たけのこ

<材料> 2~3人前
たけのこ(下処理済み)・・・1本(200g程度)
米・・・2合
A かつおだし・・・360㏄
薄口しょうゆ・・・大さじ2
みりん・・・小さじ2
酒・・・大さじ2
木の芽・・・適宜

<作り方>
① 米は水で研いでザルにあげておく。
② たけのこは根元の固い部分を包丁で削いで薄めのいちょう切りにして、穂先はくし切りにする。
③ 土鍋に①、②、Aを入れ、蓋をして強火にする。沸騰したら中火にして2分ほどおき、弱火で10分ほど加熱する。
④ 最後は10秒ほど強火にしてから火を止めて、10分程度蒸らす。
⑤ よく混ぜ、木の芽をお好みで散らす。
たけのこはいまがまさに旬!! せっかくならぜひ生のたけのこを使って春の味を体験してみてください。
たけのこの下処理はこちらの動画でも詳しく説明しています。

梶山葉月

梶山 葉月

株式会社Soboro代表取締役 東京農業大学卒業。大学卒業後、フードコーディネーターのアシスタントを経て独立。主にテレビやCMなど広告関係の料理製作・スタイリング・レシピ提案・ケータリングなど「食」のトータルコーディネートを行っている。不定期でイベントを開催し、旬の食材を味わう場も提供。また、素材を生かしたシンプルな料理には定評があり、見た目の美しさもさることながら美味しく体に良い料理を目指している。

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