春の代名詞、獲れたての筍でつくる「若竹煮」

第12回 春の代名詞、獲れたての筍でつくる「若竹煮」

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こんにちは。フードコディネーターの梶山葉月です。

春を感じる代名詞と言えば「筍(たけのこ)」。
掘りたてはトウモロコシのような香りと甘みがありほくほくです。
毎年4月の初めから2週間ほどが、伊豆の実家の筍のシーズンです。
3月後半のこと。待ちきれずに父に連絡をして筍を送ってもらいました。収穫は手のひらサイズの筍4本。

父が山にいくと、ところどころ土を掘ったあとがあり筍の皮だけが残っていたそう。
イノシシが筍のおいしさを知っていてまだ顔を出す前の筍だけを食べてしまうそうです。
土から出た大きな筍は食べないで残したまま。
「あいつら(イノシシ)は頭いいんだよな、まったく!!」父は嘆くように言っていました。イノシシも人間と同じで、おいしいものを知っているのだなぁと思いました。

そんな貴重な筍で、今回は旬のわかめをあわせた若竹煮をつくりました。
あっさりとしたお出汁で炊きます。
第1回でもご紹介した筍の下処理。手間をかけることで春の味が更においしくいただけますよ。

獲れたて筍と旬のわかめの「若竹煮」

<材料> 2〜3人前
タケノコ(下処理済み)・・・250g
わかめ・・・30g
だし汁・・・400ml
薄口しょうゆ・・・大さじ2
酒・・・大さじ1
みりん・・・大さじ1
砂糖・・・小さじ2
木の芽・・・適量

<作り方>
① タケノコは根元の凹凸を取る。
ワンポイント:根元の凹凸は歯ざわりが悪いので、取っておく。
② 根元は半月切りに、穂先は食べやすい大きさに切る。
ワンポイント:切った際に出る白い石灰は、仕上がりを綺麗にするため取り除く(食べても問題はない)。根元は固く穂先は柔らかいので、部位によって切り方を変えることで、より食べやすくなる。
③ 鍋にタケノコ、だし汁、すべての調味料を加え、弱めの中火で沸騰してから15分煮る。
④ 最後にわかめを加え、軽く煮たら完成。お好みで木の芽を飾る。

獲れたて筍と旬のわかめの「若竹煮」
梶山葉月

梶山 葉月

東京農業大学卒業。大学卒業後、フードコーディネーターのアシスタントを経て独立。主にテレビやCMなど広告関係の料理製作・スタイリング・レシピ提案・ケータリングなど「食」のトータルコーディネートを行っている。不定期でイベントを開催し、旬の食材を味わう場も提供。また、素材を生かしたシンプルな料理には定評があり、見た目の美しさもさることながら美味しく体に良い料理を目指している。

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