芋屋金次郎の『特撰芋けんぴ』と青木良太さんの器

芋屋金次郎の『特撰芋けんぴ』と青木良太さんの器

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こんにちは、飛田和緒です。今回ご紹介するのは、日本一の芋けんぴを生産するメーカーさんから生まれたお店・芋屋金次郎さんの『特撰芋けんぴ』です。友人が高知県に行った際に、旅先から贈ってくれ、とても美味しかったので、ご紹介したいと思いお取り寄せしました。

日本一の芋けんぴを生産するメーカーさんから生まれたお店・芋屋金次郎さんの『特撰芋けんぴ』

芋屋金次郎さんの本店は、高知県日高村にあります。奇跡の清流といわれる仁淀川とそこに架かる名越屋沈下橋が有名で風光明媚な場所です。芋菓子のお店なのですが、実は70年近く芋けんぴを作り続けてきた澁谷食品が立ち上げた芋菓子の専門店。澁谷食品は芋けんぴの生産量が日本一で、スーパーやコンビニで販売されている芋けんぴの半数近く(!)が、こちらの会社の商品だそう。高知県の名産品・芋けんぴを背負っていると言っても過言ではありません。創業者の澁谷金次郎氏にちなんで名づけられた芋屋金次郎さんは、創業者の夢とこだわりを形にしたお店で、高級感のあるフレッシュな芋けんぴを扱っています。

素材を重視し芋の生産からこだわり、素材は芋と油と砂糖だけと、昔ながらのシンプルな製造方法。シンプルだからこそ、芋のおいしさが伝わってきます。今回ご紹介する『特撰芋けんぴ』も、噛めば噛むほど、芋の味とコクが深く口に広がり、さつまいものおいしさをじっくり味わえます。
大きな缶入りを取り寄せたので、20cmを超える長い芋けんぴも! ついついポリポリ、ポリポリと食べ続け…。たくさん食べたのですが、油っぽいしつこさや、もたれる感覚もなく、糖蜜でしっかりコーティングされていますが、甘ったるさもありません。
揚げ油は最高級の菜種油と米油を独自ブレンドしており、専門の職人さんが目や音で揚げ加減を見極めているそうです。糖蜜はグラニュー糖とオリゴ糖を独自の製法でからめています。こだわり抜いた素材だからこそのおいしさですね。
私は家族もあきれるほどのさつまいも好きで、夏のはじめに出まわる新芋は必ず購入、干し芋、焼き芋、芋けんぴも見つけたら買わずにはいられません。そんな自他ともに認める芋好きからしても、この『特撰芋けんぴ』は手も口も止まらない一品でした。

大きな缶入りを取り寄せたので、20cmを超える長い芋けんぴも!

今回の器は、青木良太さんの銀彩の器です。青木さんは、国内はもとより海外でも人気の陶芸でファンも多く、とても美しい作品を作っていますね。私が最初に購入したのは10年程前で、シンプルな白磁のスープ皿でした。青木さんらしい真っ白な器で、いまでも使っています。この銀彩の器も同時期に購入しました。直径は約11.5cm、高さは約7.5cm。1つしか買いませんでしたが、震災にあっても奇跡的に割れずに残ってくれています。いつもは、キノコやトマトのペーストを入れたり、具だくさんのつけダレを入れたりしています。全体に塗られていますが落ち着いた銀彩なので、何を入れてもテーブルに馴染んでくれます。

<気になる和菓子>

特撰芋けんぴ

価格:
2,400円/1㎏(税込、送料別)
賞味期限:

60日

店名:
芋舗 芋屋金次郎
住所:
高知県高岡郡日高村本郷573-1
電話:
0120-03-7421
FAX:
0120-19-0428
営業時間:
9:00~18:00
定休日:
無休

紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報になります。

<撮影/山川修一(扶桑社)、取材・文/田中ゆう子(扶桑社)>

飛田 和緒

飛田 和緒

料理家

家庭料理や保存食などを中心に、日々の食卓で楽しめる料理をつくり続けている。テレビ、雑誌での活躍するほか、年間数冊の書籍を上梓。第1回料理本大賞受賞の『常備菜』(主婦と生活社刊)のほか、ロングセラーの『[新版』私の保存食手帖』(扶桑社刊)など、著書はおよそ100冊に上る、ほか共著も多数。

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