
搾りたての鮮度をそのままに。長野県産フルーツと濃厚ミルクが溶け合う「長門牧場のアイスクリーム」と「ミルク&バターセット」
2026/06/04
今回、編集長のアッキーが注目したのは、「長門牧場のアイスクリーム」と「ミルク&バターセット」です。 長野県白樺高原の標高1,400mという希有な環境。そこで湧き出る天然水を飲み、のびのびと育った牛たちのミルクは、驚くほど雑味がなく、生乳本来の清らかな甘みが際立ちます。一口で、爽やかな高原の風が吹き抜けるような、贅沢なアイスクリームです。
40年以上にわたって愛される定番の味には、地域の農業を守り、酪農の素晴らしさを直接届けたいという、作り手たちの真摯な歩みが詰まっています。取材スタッフが、長野県に本社を構える、株式会社長門牧場 代表取締役の竹内邦義氏にお話を伺いました。
―まずは、御社の歩みについて教えてください。
竹内 当牧場は1966年、国の畜産振興施策の一環として、国有地を切り拓いて始まりました。当時は行政と地域が一体となって広大な土地に、牛を運んで酪農をスタートさせたのです。酪農の魅力を直接伝えたいという強い思いから、1985年にアイスクリーム製造などを開始しました。私たちはその先駆けとして、搾乳から販売までを一貫して行う体制を40年前から確立しています。 標高1,400mというこの場所は、朝一番には幻想的な雲海が広がることもある、本当に美しい環境です。この素晴らしい景色を守りながら、長門牧場ブランドを育んできました。


創業以来、長野県白樺高原の標高1,400mという環境で酪農を続ける長門牧場。
搾乳から加工、販売まで自社で行い、牛乳やチーズ、ヨーグルトなど幅広い商品を展開している。
―ご自身が経営を引き継がれた経緯を教えてください。
竹内 私は長年、地元の役場で農政担当として、この牧場の成長をずっと見守ってきました。一度は定年退職しましたが、地域の宝を守ってほしいとの声を受け、60代半ばで就任を決めました。 実は、就任前には自ら製造現場に立ち、4年間ほど商品開発の最前線で汗を流した経験もあります。実際に自分の手でアイスクリームなどを作るなかで、現場の苦労も喜びも肌で感じてきました。だからこそ、余計なものは一切入れず、素材そのものの良さを生かすという姿勢を、何よりも大切にしています。
―今回ご紹介する「アイスクリーム10個セット」は、長年愛されている看板商品ですね。
竹内 はい、1985年の乳業加工開始とともに誕生した、当牧場の商品第1号です。長年愛されてきた味ですが、より信州らしさを追求するため、約7年前に素材を刷新しました。以前は海外産だったいちごやあんずを、地元・長野県産のものに切り替えました。 バニラ、チョコレート、抹茶といった定番に加え、信州の恵みを凝縮した信州産あんず、信州産いちごといったフルーツフレーバー。そしてフローズンヨーグルトの6種類を詰め合わせにしています。40年間、変わることのない私たちのモットーは、生乳本来の味を大切にすること。そのために今も試行錯誤を続けています。


「より地域に根ざした味を」という思いから誕生した「長門牧場のアイスクリーム」。
味は6種類。
―一口食べて驚くほどのミルク感ですが、おいしさの秘密はどこにありますか。
竹内 一番のこだわりは、牛たちが過ごす環境と水にあります。私たちの牛が飲んでいるのは、塩素を一切含まない八ヶ岳の豊かな天然の湧水です。水道水ではなく、自然のままの水を飲んでのびのびと育つ牛は、とても健康的です。また、標高1,400mの高原は夏でも涼しく、暑さに弱い牛にとっては最高の健康管理になります。そんな健やかな牛から搾る生乳は、雑味がなく、ミルク本来の甘みが際立つのが特徴です。さらに、牧場内に加工場があるため、搾乳から2日以内の新鮮なうちにアイスクリームへ仕上げます。この純度の高さが、濃厚でありながらもスッキリとした後味を生みます。

八ヶ岳の天然湧水を飲みのびのびと育った牛の生乳を使用。
雑味がなく、ミルクの甘さを感じられるのが特徴。
―どのようなシーンで楽しんでほしいですか。
竹内 都会の喧騒を離れて、信州の高原で一日を過ごすような、穏やかな気持ちで楽しんでいただけたら嬉しいです。
実際に、親子3世代でファンだというご家族も多く、親御さまとの思い出の味として、贈り物に選んでくださる方もいらっしゃいます。変わらぬ味が皆さんの人生に寄り添えていることは、当牧場にとって大きな喜びです。
―もう一つの「ミルク&バターセット」は、非常にプレミアムな印象ですね。
竹内 こちらはカルピス株式会社との共同開発によって生まれた特別なセットです。もともとのきっかけは、子牛の腸内環境を整えるための飼料を通じて、酪農の現場でお付き合いが始まったことでした。そして、私たちの牧場の生乳の質の高さに注目してくださり、「この高品質な生乳なら、最高のバターアイスができるはずだ」と、奇跡的なコラボレーションが実現したのです。

自社の生乳と幻のカルピスバターを合わせた「ミルク&バター」。
セットは「ミルク&バター」6個と、「長門牧場のアイスクリーム」の定番フレーバー6種類が楽しめる。
―こだわりのポイントや、味わいの特徴を詳しく教えてください。
竹内 長門牧場の搾りたての新鮮なミルクに、幻のバターとも称される希少な「カルピス株式会社バター」を贅沢にプラスしています。芳醇なバターとフレッシュなミルクが溶け合い、上品で奥深いコクを感じていただけます。まさに大人のための贅沢なデザートと言えるでしょう。大切な方へのギフトや、ここぞという時の特別な贈り物にふさわしい逸品として自信を持っておすすめします。
―プロの視点からも、その品質が高く評価されているそうですね。
竹内 ありがたいことに、カルピスのギフトとしても扱われており、プロが認める品質として広く流通しています。また、アサヒグループの施設やショップでも販売されるなど、厳しい品質基準をクリアしたお墨付きの味として信頼をいただいています。大手飲料メーカーが、自社ブランドのバターを合わせるパートナーとして私たちを選んでくださったことは、私たちが守り続けてきた品質への何よりの証明だと考えています。
―最後に、これからの展望をお聞かせください。
竹内 私たちは、今ある素晴らしい環境と、牛たちの健康を何よりも優先して守り抜くことが大切だと考えています。先人が築いたこの場所を、酪農で自立できる経営として確立し、次世代へ繋ぐことが使命です。そして、地域の方々に「ここに長門牧場があってよかった」と心から思っていただける、心の拠り所のような存在であり続けたいと願っています。
―本日は貴重なお話をありがとうございました。

「長門牧場アイスクリームセット(120ml×10個)」
価格:¥3,700(税込)
店名:長門牧場ONLINE SHOP
電話:0267-55-6969(9:00~17:00 ※定休日を除く)
商品URL:https://www.nagatofarm.net/SHOP/000001.html
オンラインショップ:https://www.nagatofarm.net/

「長門牧場アイスクリーム ミルク&バターセット(120ml×12個)」
価格:¥5,100(税込)
店名:長門牧場ONLINE SHOP
電話:0267-55-6969(9:00~17:00 ※定休日を除く)
商品URL:https://www.nagatofarm.net/SHOP/000033.html
オンラインショップ:https://www.nagatofarm.net/
※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。
<Guest’s profile>
竹内邦義(株式会社長門牧場 代表取締役)
1952年長野県生まれ。長和町役場(旧長門町役場)に入社し、長年農政担当として尽力。定年退職後、2019年5月に株式会社長門牧場の代表取締役に就任。自ら製造現場に立った経験を活かし、素材本来の味を大切にする真摯な経営を貫いている。
<文/お取り寄せ手帖編集部 MC/田中香花 画像協力/長門牧場>




























