
職人の手包み!溢れるコーンの北海道パン「こぼれとうきびパンバターコーン」と驚きのボリューム「北海道なまらでっかいシュー」
2026/04/30
今回、編集長のアッキーが注目したのは、こぼれ落ちそうなほどたっぷりのコーンを職人が一つひとつ手作業で包み込んだ「こぼれとうきびパン バターコーン」と、大人の拳をも上回る圧倒的なボリュームに驚く「北海道なまらでっかいシュー」。「北海道の魅力をそのまま届けたい」という思いが伝わる商品です。
実はこの個性豊かな商品たちの背景には、お客様からのクレームを価値へと転換させた、驚きの逆転劇がありました。取材スタッフが、北海道江別市に本社を構える、株式会社ベイクド・アルル 代表取締役の香川慶太氏にお話を伺いました。

株式会社ベイクド・アルル 代表取締役の香川慶太氏
―まずは、御社の歩みについてお聞かせください。
香川 私たちの会社は35年前、まだ「冷凍スイーツ」という言葉が一般的ではなかった時代に設立されました。通常の菓子店は店舗での人気が出てから全国展開することが多いのですが、ベイクド・アルルは最初から「北海道の新鮮な素材を使ったスイーツを、鮮度を保ったまま本州へ届けること」を目的としてスタートしたのです。一時は実店舗を4店舗ほど展開していた時期もありましたが、数年前に「自分たちの真の強みは製造と営業にある」と再認識し、あえて店舗を閉じて原点回帰する決断をしました。現在はメーカーとしての本業にリソースを集中させ、全国の百貨店催事などを通じて、より多くの方に北海道の味をお届けできる体制を整えています。


創業から35年。
まだ「冷凍スイーツ」が一般的でなかった時代から、
北海道のおいしさを全国へ届ける挑戦は始まった。
―社長ご自身は異業種でのご経験も豊富だそうですね。どのような経緯で代表に就任されたのでしょうか。
香川 大学卒業後、2年ほどバックパッカーとして世界中を巡っていました。アジアやヨーロッパなどさまざまな国を見て回ったことで、客観的に「北海道」というブランドが持つ価値の大きさを再確認できたのは、今の仕事にも繋がる大きな財産です。その後、10年ほど企業のノベルティを扱う卸会社で営業を経験しました。そこでは商品そのものだけでなく「お客様が何を求めているか」を見極める視点を養いました。ご縁があってベイクド・アルルに入社したのは、お菓子そのものへの興味というより、北海道の資源を活かしたこのビジネスモデルに強く惹かれたからです。営業部長、役員を経て前オーナーから指名を受けたときは、迷いもありましたが、自分が信じたこのビジネスをさらに進化させたいという思いで引き受けました。
―今回ご紹介する「こぼれとうきびパン バターコーン」は、そのネーミングがとても印象的ですね。誕生の背景を教えてください。
香川 実はこの名前、お客様からのクレームがきっかけで生まれた逆転のアイデアなんです。開発当初、北海道らしさを追求してコーンを限界まで入れたところ、百貨店の催事で「食べるときにコーンがこぼれて服が汚れる」「食べにくい」というお叱りの声をいただきました。現場からは「混ぜ物をしてコーンを固め、こぼれないようにすべきだ」という意見も出ましたが、私は「こぼれるほどの贅沢さこそが、私たちが届けるべき北海道の価値だ」と考えたのです。そこで、開き直るわけではありませんが、最初から「こぼれとうきびパン」と名乗ることで、こぼれることをポジティブな楽しみに変えてしまいました。ネガティブな要素を正直に伝えたことで、かえって「どれほど入っているんだろう」と興味を持っていただき、今では行列ができる看板商品になりました。

これでもかというくらい、コーンがぎっしり詰まっている。
―「こぼれるほど」という贅沢さを実現するために、製造面でもかなり苦労されているのでは?
香川 あまりにコーンの量が多すぎるため、機械で包もうとすると生地が破れる、コーンが潰れる、という問題がでてきます。効率を考えれば、機械でもうまく包めるよう量を減らすべきかもしれませんが、私たちは量を減らさず、「完全手作業」によって包む道を選びました。
現在も5人の熟練した職人が、一つひとつ丁寧に包んでいます。効率は決してよくありませんが、このこぼれてしまうほどの量だけは譲れません。使用する小麦粉やバター、そして主役のコーンにいたるまで、主原料はすべて北海道産。農家さんが丹精込めて育ててくれた素材の力を最大限に引き出すのが私たちの役割ですから、手間暇を惜しむわけにはいきません。手作りの温かみも含めて、北海道の恵みを丸ごと味わってほしいです。

主原料の小麦粉、バター、そして主役のコーン。
すべて北海道産のものを使用している。
―ご自宅でいただく際、よりおいしく楽しむためのポイントはありますか。
香川 このパンは、ぜひ「リベイク(温め直し)」をして召し上がってください。冷凍でお届けしますので、冷蔵庫でゆっくり解凍した後、オーブントースターで1分から1分半ほど温めるのがベストです。扉を開けた瞬間に、芳醇なバターとコーンの香りがフワッと広がって、キッチンが一瞬で北海道のベーカリーのような空間に変わりますよ。焼きたての香ばしさと、バターがジュワッと溶け出し、コーンの甘みが引き立つあの瞬間は、お取り寄せならではの至福の体験になるはずです。週末の朝食など、ゆったりとした時間に贅沢な気分を味わっていただけたらうれしいです。
―全国にファンがいらっしゃると伺っていますが、お客様からはどのような反響がありますか。
香川 おかげさまで年間約16万個を販売しており、リピーターの方が多いのが自慢です。百貨店の1週間の催事期間中に、「昨日食べておいしかったから」と2回、3回と買いに来てくださるお客様も少なくありません。「次いつ来るの?」と声をかけていただけることが、私たちにとって何よりの励みになります。多くのメディアでもご紹介いただいていますが、単なる話題性だけでなく、一度食べた方が「また食べたい」と思ってくださる本物の味であることを、これからも大切にしていきたいと考えています。
―もう一つの注目商品、「北海道なまらでっかいシュー」についても教えてください。このサイズ感には驚きました。
香川 「北海道といえば、でっかいこと!」という、皆さんの期待に120%お応えしたくて企画した商品です。工場で量産できる物理的な限界に挑戦し、私の右拳よりもさらに大きい、規格外のサイズを実現しました。名前にある「なまら」は、北海道弁で「とても、すごく」という意味です。北海道らしい「太っ腹なサービス精神」を形にしたかった、という思いがあります。箱を開けた瞬間の「なまら(とっても)大きい!」という驚きと笑顔を想像しながら開発しました。日常のおやつというよりは、ちょっとしたサプライズや、特別な日の思い出に残る体験として選んでいただけたらと思っています。

特別な日のデザートや、頑張った自分へのご褒美に、大きなシュークリームを。
―最後まで飽きずに食べられる工夫もされているのでしょうか。
香川 はい、単に大きくしただけではありません。特大サイズだからこそ、最後までおいしく食べていただけるよう、クリームの配合を独自に調整しています。通常サイズのシュークリームには濃厚なカスタードを使いますが、この「なまらでっかいシュー」には、あえてミルク感の強い、口当たりの軽いクリームを採用しました。大きいのに重くない、軽さと満足感の両立。これは何度も試作を重ねてたどり着いた黄金比です。ご家族や友人が集まる場でシェアしていただいたり、自分へのご褒美として大胆に頬張ったり。見た目のインパクトに負けない、確かな品質を楽しんでいただけます。

大きいのに、重くない。
ミルク感の強いクリームを選ぶことで、軽やかな口溶けを実現した。

香ばしい香りと共に焼きあがる、巨大なシュー生地たち。
―コンクールでの受賞歴もあるそうですね。地域との繋がりも深いとうかがいました。
香川 2018年の「北海道加工食品コンクール」で奨励賞をいただき、味の質についても公的な評価を得ることができました。また、地元・江別出身の全日本プロレスラー、大森北斗選手の応援セットにも採用していただいています。このセットは、北海道なまらでっかいシュー2個入×2個、じっくり窯焼きクッキーシュー、ミルク・カスタード各2個の特別なスイーツセットです。インパクトのある商品を通じて、地元のアスリートや地域活動を応援できるのは、メーカーとしてとても光栄なこと。見た目だけで終わらない、地域に愛され、信頼される「北海道ブランド」であり続けたいという思いを強くしています。


この「北海道なまらでっかいシュー」は、
地元の日本プロレスラー・大森北斗選手の応援セットとして購入できる。
―最後に、これからの展望についてお聞かせください。
香川 私たちは中小のスイーツメーカーとしては珍しく、国際的な衛生基準である「FSSC 22000」を取得しました。これは「北海道の素材を世界へ届ける」という大きな夢への第一歩です。北海道を訪れる海外の方が、帰国後も「あの時の感動」を再び味わえるよう、アジアを中心とした海外販路の拡大にも積極的に挑戦していきます。「いつか世界中の食卓に、このこぼれとうきびパンが並んでいるかもしれない」。そんな未来を想像するとワクワクしますね。これからも原点を忘れず、北海道の魅力をぎゅっと詰め込んだ、心躍るようなおいしさを届けていきたいです。
―素敵なお話をありがとうございました!

「こぼれとうきびパン バターコーン 6個セット」
価格:¥2,484(税込)
店名:株式会社ベイクド・アルル
電話:0120-83-4422(9:00~17:00 土日祝日は除く)
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://bakedearles.base.shop/items/89572836
オンラインショップ:https://bakedearles.base.shop/

「全日本プロレス大森北斗選手応援セット」
価格:¥2,322(税込)
店名:株式会社ベイクド・アルル
電話:0120-83-4422(9:00~17:00 土日祝日は除く)
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://bakedearles.base.shop/items/62399815
オンラインショップ:https://bakedearles.base.shop/
※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。
<Guest’s profile>
香川慶太(株式会社ベイクド・アルル 代表取締役)
1975年生まれ、北海道出身。大学卒業後、2年間のバックパッカー生活を経て、ノベルティ卸会社の営業職として10年勤務。2008年に株式会社ベイクド・アルルへ入社し、営業部長、役員を経て代表取締役に就任。「北海道素材を冷凍し全国へ届ける」という創業時の志を守りつつ、職人の手作業とインパクトのある商品開発を牽引している。
<文/お取り寄せ手帖編集部 MC/田中香花 画像協力/ベイクド・アルル>




























