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鹿児島・枕崎の“本物のうま味”で料理上手になれる「ほめられ香りだし」。20代の女性チームが開発、袋から出して調味料にも!

2026/02/06

毎日食事を作っていると、「今日のごはん、おいしいね」という家族の一言が、何よりの励みになります。そんな食卓の幸せを、手軽に、そして確実に届けてくれる「魔法のようなだし」を見つけました。
今回、編集長のアッキーが注目したのは、その「ほめられ香りだし」です。この商品は、開発を担当した女性チームの「自分が作った料理を家族に褒めてもらいたい」という、飾らない本音から生まれた万能だしパックです。袋を開けた瞬間に広がる芳醇な香り、そして厳選された素材が織りなす深い味わい。いつものお味噌汁や煮物が、驚くほど本格的な味に生まれ変わります。
その背景には、創業から90年を超えるかつお節屋が、受け継がれてきた技術を守りながらも大きな変革を遂げた物語がありました。取材スタッフが、株式会社マルモ 代表取締役社長の大茂為継氏にお話を伺いました。

株式会社マルモ 代表取締役社長 大茂 為継氏

株式会社マルモ 代表取締役社長 大茂 為継氏

―まずは、御社の歩みについてお聞かせください。

大茂 私の祖父が、1928年(昭和3年)にかつお節製造の町として名高い鹿児島県枕崎市で創業しました。枕崎と山川の2か所に工場を持ち、昭和10年頃には100人以上の従業員を抱えるほどで、地域の産業を牽引する存在でした。

創業者は、単にかつお節を作るだけにとどまらず、かつおを獲る「一本釣り船」まで所有していたんです。さらに、船で魚の鮮度を保つための氷を作る「製氷会社」を設立。一貫体制を築き上げたのです。
その後、高度経済成長期には時代の波に乗り、うなぎの養殖やそうめん流し、冷凍食品など、さまざまな事業へと多角化していきました。

しかし、私が3代目として会社を継ぐにあたり、「本当に守るべきものは何か」を考え直しました。そこで、広げすぎた事業を整理し、創業の原点である「かつお節製造」とその原料を加工した『けずり節製造』に回帰することを決断したのです。広げることよりも「深めること」を選び、より質の高い製品づくりを目指そうと考えました。

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昭和初期の創業以来、かつお節製造を営んできたマルモ。
枕崎港のかつおとともに90余年を歩んできた。

―商品の品質において、御社ならではのこだわりや強みは何でしょうか。

大茂 最大の強みは、やはり原料の仕入からかつお節を作り、削り節等の加工までグループで管理する「一貫生産」の体制にあると言えます。一般的なメーカーの商品は、さまざまな工場から原料を仕入れてブレンドすることが多いのですが、私たちは枕崎にある自社工場で作られたかつお節のみを使用しています。

「どこでいつ作られたかつお節か」というトレーサビリティ(追跡可能性)が明確であることは、毎日使う食品として、何よりの安心感につながると考えています。品質のばらつきがなく、常に高いレベルの香りと味をお届けできるのも、一貫生産だからこそです。

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厳選したかつおの仕入れから削り節にするまで、「一貫生産」で本物の味を追求している。

―社長ご自身は、どのような経緯で家業を継がれたのでしょうか。

大茂 私は大学卒業後、現在の得意先でもある食品会社で修業を積み、外の世界から家業を見つめ直す経験をしました。その後、1992年にマルモに入社。工場長などを経て2005年に社長に就任しました。

社長になってからは一族経営から社員が活躍できる組織作りへ舵を切りました。特に、これまで男性中心の職人社会だった社内に、女性の視点を積極的に取り入れていこうと考えたのです。現場の感性に任せるという柔軟な姿勢が、結果として、後のヒット商品誕生へとつながる女性開発チームを生み出すことにつながりました。

―主力商品である「ほめられ香りだし」は、その女性チームから生まれたそうですね。

大茂 はい。私たちは「それだけで主役になれる、本当においしいだしを作りたい」と考えたのです。そこで、女性社員4人でプロジェクトチームを結成しました。製造や事務など部署の垣根を越えて集まり、合宿まで行ってコンセプトを練り上げました。

ターゲットは「30~40代の忙しい女性」です。仕事や家事に追われながらも、丁寧な暮らしをしたいと願う女性たちの心に寄り添う商品を模索しました。

「ほめられ香りだし」というネーミングは、開発メンバーたちの「作った料理を家族に褒めてもらいたい」「自分自身も料理を楽しみたい」という、飾らない本音から生まれました。「おいしい」と言われる喜びを届けたい。そんな作り手の等身大の願いが込められています。

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煮出せば黄金色の澄んだだしに、袋を破れば万能調味料に。

大茂 さらに味の決め手となるのは、焼きあご、さば節、かつお節、昆布、しいたけ、いわし節という6種類の厳選された国産素材です。これらを絶妙なバランスで配合することで、家庭では出せない複雑で深みのある旨味を実現しました。

このだしパックだけで完結するようなしっかりした味付けですので、誰が作っても味がピタリと決まり、失敗がないのも大きな特徴ですね。封を開けた瞬間に広がる芳醇な香りにもこだわりましたので、料理をする方の気分も上げてくれるはずです。

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絶妙なバランスのおいしいだしで料理上手に。

―おすすめの使い方はありますか?

大茂 まずはシンプルに、お味噌汁やお吸い物で味わっていただきたいですね。芳醇な香りと素材の旨味をダイレクトに感じられ、いつもの食卓が少し贅沢になります。

また、「調味料」としての使い勝手も抜群なんです。パックを破って中身を出し、チャーハンなどの炒め物の調味料として使用すると香ばしさがアクセントになります。魚嫌いなお子さまでもパクパク食べられる「魔法の粉」として、調味料代わりにも使っていただけます。

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煮出せば黄金色の本格だし、袋を破れば万能調味料に早変わり。
手軽さと本物の味を両立させた、失敗知らずの一品。

―お客さまからの反響はいかがですか。

大茂 当初は子育て世代の女性をターゲットにしていましたが、かつお節と昆布で丁寧に出汁を取る習慣があった世代の方からも、「昔ながらのいい味がする」と高く評価していただいています。

手軽でありながら「本物」を知る人たちの舌をも満足させる品質が口コミで広がり、今ではマルモで一番の売れ筋商品へと成長しました。「食欲がないときでも、これで作ったお味噌汁なら食べられる」といった、うれしいお声も届いています。

―最後に、今後の展望をお聞かせください。

大茂 マルモの挑戦は国内にとどまりません。インドネシアに30年来のパートナーを持ち、現地での合弁会社を通じて日本のだし文化を世界へ発信しています。

また、かつお節製造で培った「燻製技術」を活かした加工品開発にも意欲的に取り組んでいます。鹿児島から世界へ、そして未来の食卓へ。「おいしい」の笑顔を広げるために、これからも挑戦を続けていきます。

―貴重なお話をありがとうございました。

ほめられ香りだし お試し2個セット【送料無料】

「ほめられ香りだし お試し2個セット【送料無料】」
価格:¥1,512(税込)
店名:かつお節のマルモ おうち用ショップ
電話:0120-77-0239(9:00~17:00 土・日・祝日定休)
定休日:土・日・祝日(インターネットでのご注文は24時間365日受付)
商品URL:https://shop.kk-marumo.co.jp/?pid=100689486
オンラインショップ:https://shop.kk-marumo.co.jp/

※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。

<Guest’s profile>

大茂為継(株式会社マルモ 代表取締役社長)
1964年鹿児島県生まれ。1992年にマルモに入社。福岡営業所長や工場長などの経験を積み、2005年に同社代表取締役社長に就任。

<文/お取り寄せ手帖編集部 MC/藤井ちあき 画像協力/マルモ>

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