
小麦粉アレルギーでも安心!もちっとおいしい。冷凍たこ焼きのパイオニア企業が生んだ「米粉で作ったたこ焼」
2026/01/29
今回、編集長のアッキーが注目したのは、冷凍「米粉で作ったたこ焼」です。小麦粉を一切使わず、国産米粉で作られた、もちっとした優しい味わいの一品です。実はこのたこ焼きを作っているのは、日本で初めて冷凍たこ焼きを開発した、知る人ぞ知る「たこ焼きのパイオニア」。
その背景には、「ないものは作る」という創業者のアイデアと、ある一人の子どもに心を動かされた現社長の、温かい物語がありました。取材スタッフが、福岡県に本社を構える、株式会社八ちゃん堂の代表取締役社長、川邊博之氏にお話を伺いました。

株式会社八ちゃん堂 代表取締役社長の川邊博之氏
―まずは、御社の歩みとして、創業の経緯をお聞かせください。
川邊 創業者である父は、もともと自動車のセールスマンをしていました。祖父も自動車ディーラーを経営しており、代々車好きだったようです。
そんな父は新しいことに挑戦するのが好きな「冒険家」のような性格で、会社を辞めて独立する際、九州にはまだ馴染みの薄かった「たこ焼き」に目をつけました。当時、九州でたこ焼きといえば、お祭りや神社の境内にある屋台でしか食べられない非日常の食べ物でした。「いつでも手軽に食べられるおいしいたこ焼きを提供すれば、ビジネスになるのではないか」と考え、移動販売からスタートしたのが始まりです。
その後、時代の変化とともに、店舗販売から冷凍食品へと事業を転換し、「いつでも同じおいしさ」をお客様に届けるために冷凍技術を磨いてきました。



かつて一台の移動販売車から始まった物語は、今や福岡の地に根ざした大きな工場へと舞台を移した。
―創業者のアイデアマンとしての一面に対し、2代目であるご自身はどのような思いで会社を継がれたのでしょうか。
川邊 正直なところ、父のような独創的な発想や行動力は自分にはないと、どこかで諦めていた部分はあります。私はどちらかというと祖父に似て堅実なタイプだと自覚していました。だからこそ、マネジメントや組織づくり、そして「誠実なものづくり」で会社を支えようと決意しました。
私が大切にしているのは、「自分の孫に胸を張って食べさせられるか」という基準です。私にも3歳の孫がいますが、やはり孫には安心しておいしいと言えるものを食べてほしいと思っています。社員たちも自社の商品を愛用してくれていて、「自分たちが作っているものだから安心できる」と言って買ってくれます。
そうやって自分たちが自信を持って食べられるものだからこそ、お客様にも胸を張ってお届けできると考えています。
―今回ご紹介する「米粉で作ったたこ焼」は、どのようなきっかけで誕生したのですか?
川邊 開発のきっかけは、地元の小学生を受け入れた工場見学での出来事でした。
見学の最後に、焼きたてのたこ焼きを試食してもらう時間があり、子どもたちは「わあ、おいしそう!」と目を輝かせて大喜びで食べてくれるんです。
ところが、ある時、その中で一人だけぽつんとしているお子さんがいました。小麦アレルギーがあるため、みんなと同じたこ焼きが食べられなかったのです。
代わりにアレルギー対応のお菓子やみかんなどを出したのですが、やはり周りの友達がおいしい匂いの中で「おいしい、おいしい」と盛り上がっている中、一人だけ違うものを食べている姿は、見ていて忍びなく、「もし自分の孫が同じ立場だったら」と想像すると、胸が締め付けられるような思いがしましたね。
そこで、アレルギーを持つお子さんも持たないお子さんも、みんなで一緒に楽しめるたこ焼きを作ろうと決意し、小麦粉を使わずに国産の米粉で作るたこ焼きの開発を始めたのです。効率や利益のためというよりは、あの子の寂しそうな顔を笑顔に変えたいという、純粋な思いが出発点でしたね。

外は香ばしく、中はクリーミーな米粉ならではの食感。
子どもたちの笑顔を守るための選択肢として、冷凍庫に常備しておきたい一品。
―まさに優しさから生まれた商品ですね。商品のこだわりや独自性について教えてください。
川邊 最大の特徴は、やはり小麦粉の代わりに国産米粉を使用している点です。米粉ならではの、もっちり、でもたこ焼きらしいとろりとした独特の食感を楽しんでいただけます。
また、私たちは「冷凍食品」であること自体が保存料の代わりになると考えています。マイナス40度で急速冷凍してしまえば、余計な保存料を使わなくても品質を保てるからです。そのため、シンプルで分かりやすい材料だけで作ることにこだわっています。
具材のキャベツやタコ、卵に関しても、鮮度と品質にこだわり抜き、自社基準で厳選したものだけを使用しています。お母さんが子どものために手作りするような、「安心」と「優しさ」をそのまま閉じ込めた商品ですので、アレルギーをお持ちの方はもちろん、そうでない方にもおいしく召し上がっていただけますよ。

国産米粉に新鮮なキャベツ、そして厳選されたタコ。厳しい基準をクリアした素材だけが使用されている。
―この商品を通じて、お客様にどのような体験をしていただきたいですか?
川邊 一番願っているのは、アレルギーのある子もない子も、家族みんなで同じ食卓を囲んでほしいということです。これまで、「お姉ちゃんは食べられるけど、妹はアレルギーだからたこ焼きは我慢しよう」と、たこ焼き自体を避けていたご家庭もあったと聞きます。この商品なら、みんなで同じ「おいしい」を共有できます。ぜひこの商品と一緒に家族団欒の温かい時間を過ごしていただきたいですね。
―実際に召し上がったお客様からは、どのような声が届いていますか?
川邊 本当にありがたいことに、お客様からお手紙をいただくことがあります。
「初めて家族全員でたこ焼きパーティーができました」「今までは別々のものを食べていたけれど、これならみんなで一緒に食べられて嬉しい」といった感謝の言葉をいただくと、私たちが作ったものが単なる食品としてだけでなく、ご家族の幸せな時間の役に立てたのだと実感し、本当に嬉しくなりますね。
―御社には他にもユニークな商品があると伺いました。「むかん」や「焼きナス」についても教えてください。
川邊 「むかん」という冷凍みかんは、創業者の逆転の発想から生まれました。
かつて駅や野球場で冷凍みかんが売られなくなった原因が「皮のゴミ問題」にあると知り、「それなら最初から皮をむいて売ればいいじゃないか」と考えたのです。
ゴミが出ないので、どこでも手軽に楽しんでいただけます。冷凍の「焼きナス」も、家庭で作るには手間がかかる「焼いて皮をむく」という工程を私たちが引き受けることで、忙しい方や、大量に調理が必要なホテルの料理人の方などのお役に立ちたいという思いから生まれました。
どの商品も、「誰かの困りごとを解決したい」「面倒なことは私たちが引き受ける」という、八ちゃん堂らしい発想が詰まっています。


「ゴミが出るなら皮をむいてしまえ」「手間がかかるなら代行しよう」。
ユニークな発想の根底には、困りごとを解決したいという願いと、八ちゃん堂らしいユーモアがある。
―最後に、今後の展望やビジョンについてお聞かせください。
川邊 これからも「困っている人の解決策になる商品」を探し当て、作り続けていきたいと考えています。例えば、砂糖を使わない甘味料での商品開発や、より安全な野菜作りなど、健康や環境に配慮した新しい挑戦も視野に入れています。たこ焼きの会社ではありますが、その枠にとらわれず、お客様の笑顔と健康を支えるための「優しさ」を込めた商品を、九州の地からお届けし続けたいですね。
―貴重なお話をありがとうございました!

「米粉で作ったたこ焼」
価格:¥750~(税込)
店名:八ちゃん堂定休日:土日祝日
電話:
定休日:
商品URL:https://item.rakuten.co.jp/hatchando/c/0000000208/
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※※この商品は原材料に「小麦粉」「卵」を使用しておりませんが、この商品を製造している設備では、「小麦」「卵」「乳成分」 「いか」を含む製品も製造しております。
また、この商品で使用している「タコ」はえび・かにを食べています。
※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。
<Guest’s profile>
川邊博之(株式会社八ちゃん堂 代表取締役社長)
1966年兵庫県西宮市生まれ。1988年福岡市内百貨店に入社、経理課勤務。百貨店退職後、株式会社八ちゃん堂に入社、製造部勤務。2008年代表取締役社長就任。
<文/お取り寄せ手帖編集部 MC/藤井 ちあき 画像協力/八ちゃん堂>




























