
発酵パワーで美と健康を!広島の味噌蔵が作る、酒粕入り米味噌「めぐりみそ」と「深煎り焦がしきな粉使用 たんぱく質甘酒」
2026/01/09
今回、編集長のアッキーが注目したのは、広島発で環境に配慮しながら深いコクを実現した「めぐりみそ」と、きな粉の香ばしさでスイーツのように楽しめる高機能甘酒「深煎り焦がしきな粉使用 たんぱく質甘酒」です。どちらも、創業96年という味噌蔵が、「麹(こうじ)」の力を現代のライフスタイルに合わせて再解釈した革新的な商品です。その背景には、「母さんの味」を守りながら、最新テクノロジーで革新を続ける、作り手の情熱と挑戦がありました。取材スタッフが、広島県に本社を構える、株式会社ますやみその代表取締役社長、舛本知己氏にお話を伺いました。

株式会社ますやみそ 代表取締役社長の舛本知己氏
―まずは、御社の歩みをお聞かせください。
舛本 創業は1929年(昭和4年)です。もともとは、軍隊などに米を納める「米問屋」が私たちの起源なんですよ。その後、戦後になって米の加工品である「麹(こうじ)」や甘酒を作り始めたところ、その麹で作る味噌がおいしいと評判になりまして。そこから本格的に味噌作りへと転換し、成長してきたという歴史があります。
創業以来、「いい麹があってこそ、おいしい味噌ができる」という信念はずっと守り続けていますね。初代社長である私の祖父は、「味噌屋だってロマンを持っていいのではないか」と語り、味噌蔵にクラシック音楽を流して熟成させるなど、当時からユニークな感性を持っていました。伝統を守るだけでなく、常に新しいことに挑戦する姿勢は、その頃から私たちの企業風土として根付いているのかもしれません。


1929年、軍への納品を行う米問屋としてその歴史は始まった。
戦後の食糧難を経て味噌作りへと舵を切り、今や広島を代表する企業として多くの食卓を支えている 。
―社長ご自身のご経歴と、現在の経営スタイルについて伺います。
舛本 私は一度アメリカへ渡り、大学院でMBA(経営学修士)を取得しました。その後、両親の体調不良を機に、「親孝行もできていないし、実家に戻ろう」と決意して帰国し、2004年に入社、2007年に社長に就任しました。経営においては、アメリカで学んだ論理的な視点やスピード感を大切にしています。最近では社内業務や商品開発にAI(人工知能)を積極的に活用したり、海外輸出を強化したりと、時代に合わせた改革を進めています。
実は私自身、小さい頃から工場に連れ回されて「いい麹を作ればおいしくなる」と聞かされて育ったものの、当時は家業や味噌そのものに強い興味があったわけではなかったんです(笑)。一方で、かなりの健康オタクで、サプリメントを1日10種類ほど飲むこともあります。そうした健康への関心が、麹の持つ力を科学的に捉え直すことにもつながっていますね。
また、「人」も大切にしています。たとえば、社員が家族などの大切な人の誕生日や記念日を登録すると、その日に花が贈られ、社員には休暇を取ってもらうという独自の制度も導入しています。「母さんの味」をキャッチコピーに掲げている会社ですから、まずは社員が自分の家族を大切にできる環境でありたいと考えています。
―今回ご紹介いただく一つ目の商品、「めぐりみそ」が誕生したきっかけを教えてください。
舛本 きっかけは、欧州へ味噌を輸出しようとした時のことでした。こだわって作ったいい味噌はどうしても価格が高くなり、単独ではコンテナがいっぱいにならず輸出が難しいと言われてしまったんです。そこで、日本酒メーカーさんなどと協力して、お酒や他の食品と一緒にコンテナを埋めることになりました。
その際、酒蔵の方から「酒粕の処分に困っている」という話を聞いたんです。年間で約1800トンもの酒粕が廃棄されていると知り、「それはもったいない、何とかロスを削減できないか」と考えたのが始まりでした。「めぐりみそ」という商品名には、こうしたコンセプトが込められているんです。

廃棄されるはずだった酒粕をアップサイクルし、環境にも配慮した次世代の味噌。
―酒粕を活用することで、どのような特徴やこだわりが生まれたのでしょうか?
舛本 単に味噌と酒粕を混ぜ合わせるのではなく、酒粕と米味噌を一緒に発酵・熟成させている点が最大の特徴です。酒粕を使用することで、麹を作る工程を半分省略できるため、製造時のエネルギーを抑えることができ、従来品に比べてCO2排出量を約11.2%削減することにも成功しました。環境に優しいだけでなく、味の面でも自信作です。実際に作ってみたら、味噌と酒粕という2つの発酵食品が掛け合わさることで、深いコクと、酒粕由来のほのかな甘みや香りが生まれ、今までになかった奥深い味わいになりました。酒粕の風味が強すぎず、味噌の旨みを引き立てる絶妙なバランスに仕上がっています。


酒粕と米味噌を共に発酵・熟成させる独自の製法を採用し、奥深いコクを実現。
―「めぐりみそ」のおすすめの食べ方や、どのようなシーンで楽しんでほしいかを教えてください
舛本 通常の味噌汁としてお使いいただくのはもちろんですが、酒粕の風味が活きているので、そのまま野菜スティックに添えるディップとしても非常においしいですよ。きゅうりやセロリなど、生野菜につけてポリポリと食べていただくのがおすすめです。酒粕と味噌という「ダブル発酵パワー」の組み合わせですから、体に嬉しい栄養がたっぷりで、美容や健康を意識される方にぜひ取り入れていただきたいですね。

味噌汁にすれば、酒粕由来のほのかな甘みと深いコクが広がる。
―こちらの商品は、さまざまな機関などからも評価されていると伺いました。
舛本 はい。国際的な温室効果ガス削減の国際基準である「SBT(Science Based Targets)」認証に関連した、環境配慮型の商品として展開しています。また、製造している東広島工場は、食品安全システムに関する国際規格「FSSC22000」を取得しており、世界基準の安全性と品質管理のもとで作られています。環境意識の高い海外の方にも納得していただける品質を目指しました。
―続いて、二つ目の商品「深煎り焦がしきな粉使用 たんぱく質甘酒」の開発背景について教えてください。
舛本 これはまさに、私自身の切実な悩みから生まれました。私も50歳を迎え、「40代の頃のように元気に動きたい」と強く感じるようになったんです。年齢を重ねると、どうしてもたんぱく質の吸収率は下がってしまいます。そこで、効率よく栄養を摂取して、いくつになってもアクティブでいるための商品を作りたいと考えました。
いわゆる、「健康オタク」である私が、同世代の健康課題を解決するために本気で開発した自信作です。毎日たくさんのサプリを飲むのもいいですが、もっと手軽においしく栄養を補給できるものがあれば、多くの方の役に立つのではないかと考えたのです。

広島県産の「深煎り焦がしきな粉」を使用し、香ばしく飲みやすい味わいに。
甘酒特有のクセを抑え、まるでスイーツのような満足感。
―成分や味にはどのようなこだわりがありますか?
舛本 この商品100㎖あたり、たんぱく質5gに加え、その吸収を助けるビタミンB6、美容にうれしいビタミンC、さらに腸活をサポートする「シールド乳酸菌」を50億個も配合しました。まさに「内側からキレイをサポートする」ような設計です。
味の決め手は、地元広島の株式会社上万糧食製粉所さんとコラボした「深煎り焦がしきな粉」を使用したことです。甘酒独自の風味が苦手な方でも飲みやすいよう、きな粉の香ばしい風味をプラスしました。これにより、まるでスイーツのような味わいを実現しています。夜のリラックスタイムや、一日の終わりにほっと一息つきたい時に、自分への「ご褒美」として飲んでいただくのもおすすめですね。
―こちらの商品は、農林水産省の認定を受けているそうですね。
舛本 はい。農林水産省が制定した、健康維持をサポートする食品としての新しい規格「スマイルケア食品(青マーク)」の認定を取得しています。確かな機能性が認められた商品ですので、健康意識の高い方にも安心してお選びいただけると思います。
―最後に、今後の展望やビジョンについてお聞かせください。
舛本 これからは「発酵」をバイオテクノロジーとして捉え、食品以外の分野にも広げていきたいと考えています。たとえば、麹菌が持つ保湿成分などを活用したハンドクリームの開発なども進めています。そして将来的には、日本の伝統である「Koji(麹)」の文化と技術を世界中に広めていきたいですね。おいしくて健康にいい日本の麹が、世界中の人々の健康に貢献できると信じています。創業以来の伝統を大切にしながらも、常に新しい形でお客様に価値を届けていきたいと考えています。
―本日は貴重なお話をありがとうございました。

「めぐりみそ 500g」
価格:¥592(税込)
店名:ますやみそ オンラインストア
電話:0823-21-6633(9:00~17:00 土日、祝日を除く)
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL: https://masuyamiso.net/view/item/000000000250
オンラインショップ:https://masuyamiso.net/

「深煎り焦がしきな粉使用 たんぱく質甘酒 500ml」
価格:¥646(税込)
店名:ますやみそ オンラインストア
電話:0823-21-6633(9:00~17:00 土日、祝日を除く)
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://masuyamiso.net/view/item/000000000249?category_page_id=ct4
オンラインショップ:https://masuyamiso.net/
※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。
<Guest’s profile>
舛本知己 (株式会社ますやみそ 代表取締役社長)
1975年、広島県呉市生まれ。日本大学卒業後、大手印刷会社勤務を経て渡米し、サンダーバード国際経営大学院でMBAを取得。2004年に同社入社、2007年に代表取締役社長就任。伝統の麹作りを守りながら、AI活用や海外展開など革新的な経営を推進している。
<文/お取り寄せ手帖編集部 MC/藤井 ちあき 画像協力/ますやみそ>




























