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広島の“元祖”お好み焼。二代目が守る本物の味「冷凍 広島流お好み焼 スペシャル」

2025/11/12

戦後の広島で生まれ、復興を支えたソウルフード「広島流お好み焼」。今回、編集長のアッキーが注目したのは、「そば入り」スタイルを考案した“元祖”「みっちゃん総本店」が手がける冷凍お好み焼「広島流お好み焼 スペシャル」です。偉大な初代から店を託されたのは、高校生のアルバイトから修業を積んだ二代目社長。冷凍でも「店の味」を妥協しない、その伝統と革新の物語について、取材陣が株式会社ISE広島育ち 代表取締役社長の上川学氏に伺いました。

株式会社ISE広島育ち 代表取締役社長の上川学氏(二代目 井畝満夫)

株式会社ISE広島育ち 代表取締役社長の上川学氏(二代目 井畝満夫)

戦後の広島で生まれた「元祖の味」ですね。

上川 「みっちゃん総本店」の創業は1950(昭和25)年です。初代の井畝満夫(いせみつお)が、病弱だった自身の父に代わり、19歳で屋台を始めたのが原点です。東新天地公共広場(現在の広島市中区新天地)にあり、たくさん並ぶ屋台の中から知り合いに見つけてもらいやすいよう、自分の愛称「みっちゃん」を店名にしました。

当時、お好み焼は「一銭洋食」と呼ばれるおやつでしたが、戦後の復興期に、「より安価に、よりお腹を満たせる食事」として昇華されました。その中で、お好み焼とそばを合わせるスタイルや、それに合う濃厚なお好みソースを考案したのが初代です。まさに広島の復興と共に歩み、お好み焼を広島のソウルフードへと定着させた歴史があります。

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1950年、愛称の「みっちゃん」を冠した屋台が、現在の広島お好み焼のルーツを築いた。
その技術は現在も職人たちへと受け継がれている。

上川社長と「みっちゃん」との出会いから、二代目襲名までの歩みを教えてください。

上川 高校1年生の夏にアルバイトとして入ったのが始まりです。最初は出前や接客をしていましたが、17歳のとき、初代から「ちょっとお好み焼いてみるか」と声をかけられたのが運命の始まりでした。高校を卒業して、そのまま就職しました。当時はレシピなどなく、「見て覚えろ」という昔ながらの職人の世界。初代の隣に10年近くつき、時に怒られながら技術を盗む毎日でした。

当時は初代の親族しか店長になれませんでしたが、29歳の時、広島駅の新幹線口に新しい店を出すタイミングで、初代から「ちょっと行ってくれ」と。親族以外で初めて店長に抜擢されました。働きぶりを認めていただいたのかなと思います。

そして初代に「お好み焼は任せる」との言葉をもらいました。プレッシャーはありましたが、「やるしかない、僕しかいない」と覚悟を決めましたね。そして2021(令和3)年に、広島の食文化の象徴でもある「井畝満夫」の名を、二代目として襲名させていただきました。

今回ご紹介いただく「広島流お好み焼 スペシャル」は冷凍商品ですが、開発の経緯を教えてください。

上川 始まりは「お店の味をご家庭で味わってほしい」という初代の思いからスタートしたチルド(冷蔵)商品の販売でした。その後、より多くの方に、よりおいしく届けるため、2015年に自社の冷凍工場を設立し、冷凍に切り替えました。

この「スペシャル」は、スタンダードなそば肉玉子に「いか」と「えび」が入ったもので、店舗でも一番人気のメニューです。

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いかとえびの海鮮の旨みが詰まった、人気No.1の「スペシャル」。
※画像はイメージです。

冷凍食品にするうえで、お店の味を再現するのは難しかったのではないでしょうか。

上川 最大のこだわりは「麺」です。冷凍商品は電子レンジで温めることが前提ですが、お店と同じ麺では、レンジで温めると固くなってしまう。そこで試行錯誤の末、「レンジで温めたときに“最高”の状態になる」食感を追求した、冷凍専用の麺を開発しました。

―麺以外にもこだわりが?

上川 麺以外では、付属するソースは店舗と同じ「みっちゃん総本店お好みソース」を使用しております。このオリジナルソースは、初代がオタフクソースと試行錯誤して作り上げたもので、当社の命です。目指したのは、一口目のインパクトではなく、一枚食べ終わって「おいしかった」と思える、「毎日でも食べられる飽きのこない味」。あっさりしつつもコク深い、伝統の味をお楽しみいただきたいです。

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素材の味を活かすシンプルな生地と、初代がこだわった秘伝のソース。
毎日でも食べたい伝統の味。

おすすめの食べ方を教えてください。

上川 電子レンジで温めるだけで手軽にお召し上がりいただけます。ひとつおすすめしたいのが、付属のソースは袋のままお湯で2分ほど温めること。こうするとソースのまろやかさが引き立ちます。マヨネーズなどもいいですが、まずはぜひ、ソースと青粉だけで、「元祖の味」のバランスをシンプルに楽しんでほしいです。

広島出身の方にとっては「思い出の味」ですね。

上川 はい。実は広島の人は、お店が近いので冷凍の商品はあまり食べないんです。ですが、県外の大切な人に「本物の広島の味」を贈るために、この冷凍お好み焼を選んでくださっています。

二代目として、未来をどう描いていらっしゃいますか。

上川 「お好み焼と言えば、関西ではなく、広島のお好み焼がスタンダードだ」と世界中に発信していくのが目標です。そのために、冷凍食品という技術を使って、海外輸出も本格的に視野に入れています。

―伝統が未来につながっていきますね。

上川 お好み焼は、広島の復興の歴史が生み出し、人々の生活の中で育まれた大切な食文化であり、それは守り伝えるべき「伝統」そのものだと思っています。初代から受け取ったこのバトンを、次の世代にしっかりとつないでいくことが、私の仕事だと思っています。

―広島のソウルフードが、世代を超えて世界に羽ばたいていくのが楽しみです。本日はありがとうございました。

広島流お好み焼 スペシャル 430g

「広島流お好み焼 スペシャル 430g」
価格:¥1,404(税込)
店名:お好み焼みっちゃん総本店
電話:0120-320-778(10:00~17:00 土日祝除く)
定休日:土日祝(インターネットでのご注文は24時間365日受付)
商品URL:https://www.okonomi.jp/view/item/000000000003
オンラインショップ:https://www.okonomi.jp/

※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。

<Guest’s profile>

上川学(株式会社ISE広島育ち 代表取締役社長)
1970(昭和45)年広島県生まれ。15歳のときにアルバイトとして「みっちゃん総本店」で働き始める。29歳で創業者である「初代 井畝満夫」の親族以外では初めてとなる広島駅名店街店の店長を任され、2021(令和3)年3月3日には「二代目 井畝満夫」を襲名し、その名と伝統を受け継ぎました。2024(令和6)年に代表取締役社長に就任してからも、創業者の味と魂を守りながら、広島のソウルフードを未来へと繋ぐ新たな挑戦を続けています。

<文/お取り寄せ手帖編集部 MC/藤井ちあき 画像協力/ISE広島育ち>

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