青森の名水で仕込む豆腐や納豆。大豆の魅力が詰まった「名水の郷セット」

2025/09/29

今回、編集長のアッキーが注目したのは、豆腐や納豆、ゆばなど、大豆本来のうま味をぎゅっと凝縮した商品を詰め合わせた「名水の郷セット」です。青森県の自然豊かな環境で育まれた大豆と清らかな水、そして伝統の製法により作られたこの商品。その魅力やこだわりを、太子食品工業株式会社(タイシ) 代表取締役会長兼社長の工藤茂雄氏に取材スタッフが伺いました。

太子食品工業株式会社 代表取締役会長兼社長の工藤茂雄氏

―まずは、太子食品工業の歴史についてお聞かせください。

工藤 1940年に、祖父が「地元で豊富に採れる大豆を活かしたい」という思いから、「工藤商店」という名前で納豆の製造販売をスタートしました。1964年に現在の「太子食品工業株式会社」に改名。父が初代として受け継ぎ、そして私で3代目となります。

私どもの本社がある青森県南部から岩手県にかけての地域は、夏に「やませ」という冷たい東風が吹きます。その影響で古くから稲作には向かず、代わりに大豆の栽培が盛んになりました。江戸時代から続く日本有数の品質と収穫量を誇る大豆の名産地なんです。

創業当時の写真。今年で創業85周年となる。

青森県南部では、大豆づくりが盛ん。

―工藤社長が就任した経緯をお聞かせください。

工藤 正直に言うと、当初は家業を継ぐつもりはありませんでした。「朝が早く休みもない、そのうえ儲からない」というイメージがありましたし、私自身は元々コンピューターが好きで、大学では工学分野を研究していましたので。

そんな中、就任のきっかけとなったのが、生まれつきの持病である1型糖尿病でした。自身の体を日々コントロールする中で「食」がいかに大切かを痛感させられたのです。最初は見向きもしなかった家業ですが、闘病の経験を通して、大豆が持つ健康への大きな可能性に気づかされました。この経験を活かし、より多くの人の健康と幸せに貢献したい。その思いが日増しに強くなり、事業を継ぐことを決意しました。

―「本物」へのこだわり、特に「にがり」を使った豆腐作りについて詳しくお聞かせください。

工藤 戦後、大量生産の時代になって以降、豆腐作りは乳化剤などを混ぜた「乳化にがり」で効率的に作られるのが主流となりました。しかし昔ながらの豆腐は、職人が添加物のない「純粋なにがり」で手間ひまかけて作るものです。

ある時、長寿研究の権威から「大豆とマグネシウム(にがり)を一緒に摂ることで健康効果が飛躍的に高まる」と聞き、「やはり、にがりだ」と確信しました。にがりは大豆本来の豊かな風味を引き立て、格段においしくしてくれるのです。

社内でも様々な苦労はありましたが、現在ではすべての豆腐をこの純粋な「にがり」だけで作っています。「おいしくて体にいいものを作る」という信念のもと、消泡剤などの添加物も極力使わず、素材の良さをストレートに届けたいと考えています。

また、もう一つのこだわりが「水」です。豊かな自然に恵まれた国立公園の近くなど、数十年かけて地層で自然にろ過された、清らかな天然伏流水を使える場所だけを厳選してきました。この安全でおいしい水を使って、商品を作っています。

自然の力で育まれたきれいな水を使用している。
そのために、工場は豊かなブナ林や湖がある国立公園の近くに立地。

―今回ご紹介いただく「名水の郷セット」には、どのような商品が入っているのでしょうか。

工藤 弊社のこだわりが詰まった代表的な商品をセットにしました。名水で仕込んだ看板商品の豆腐は、なめらかな「絹」、しっかりとした「もめん」、とろける「おぼろ」の3種類。風味豊かな納豆も3種類そろえ、とろける生ゆばや味の染みた油あげといった加工品も詰め合わせています。さらに、おやつや軽食になる新感覚の豆腐バーは惣菜系・スイーツ系を合わせて4本入り。合計16種もの逸品で、大豆の魅力を余すことなく味わえる贅沢なラインナップです。

太子食品工業のこだわりが詰まった「名水の郷セット」。アレンジレシピも豊富。
(内容:昆布と椎茸 小粒納豆、北の大豆納豆(小粒)、北の大豆納豆(大粒)、
箱入り娘 もめん 生仕立て、箱入り娘 きぬ 生仕立て、北の大豆豆乳入りおぼろ豆腐、北の大豆生ゆば、
北の大豆きぬ練りあげ。北の大豆濃厚おぼろ豆腐、お豆腐のたれ、自然のうまみ味付いなり、じゅわっとやわらか油あげ、
motTOFU なめらか国産豆腐バー 五目入り味、motTOFU なめらか国産豆腐バー 枝豆ひじき味、
motTOFU 国産豆腐スイーツバー カフェモカ味、motTOFU 国産豆腐スイーツバー 抹茶あずき味)

栃木県を代表する名水の一つ、日光国立公園の伏流水で作った「箱入り娘」は、にがりだけで寄せた絹ごし豆腐で、大豆の甘みが際立ちます。

納豆は、国産大豆100%使用の「北の大豆」や、うま味成分が豊富な昆布と椎茸を入れた「昆布椎茸入り納豆」などが入っています。昆布・椎茸・大豆は、うま味の3大要素。健康にいいだけでなく、理にかなったおいしさを追求した商品です。

生ゆばは、ひとつの釜から一枚しか汲み上げない、まさに「極上」とも呼べる贅沢なものを、豆乳でやさしく包み込んでいます。唯一無二の味わいを、ぜひお試しいただきたいですね。

「おいしさのふるさとは自然です」というテーマを、このセットで体感していただけると思います。

商品の幅も多く、大豆の魅力を堪能できる。

―セットにも入っている、豆腐バー「motTOFU(モットーフ)」は、現代のライフスタイルに合わせて開発されたとか。

工藤 はい。近年はライフスタイルの変化もあり、納豆や豆腐を食べる機会が減っていることに危機感を覚えていました。特に女性にとって、大豆イソフラボンは美容と健康に欠かせない成分です。この素晴らしい大豆の力をもっと手軽に、そして多くの人に摂ってもらいたい。そんな思いから生まれたのが「motTOFU(モットーフ)」です。

大豆には特有の青臭さがあり、食べ慣れない方には敬遠されることも多くありました。ですので、青臭さを極力抑え、そこにチョコレートや抹茶などの風味と組み合わせることで、より多くの方に美味しく召し上がっていただけるよう工夫しています。

忙しい朝やオフィスで小腹が空いた時でも、片手で簡単に食べられ、これ1本で手軽にタンパク質を補給できるのです。こうした商品を通じて、大豆を食べる文化を未来につないでいきたいです。

片手で手軽に食べられる「motTOFU(モットーフ)」。
スイーツ感覚で食べられるカフェモカ味や抹茶あずき味をはじめ、お惣菜のような五目入り味、枝豆ひじき味も。

―最後に、今後の展望をお聞かせください。

工藤 これからも、「自然」と「健康」というテーマはぶれることなく追求し続けます。世界最先端の分析技術なども活用しながら、大豆の持つ無限の可能性を科学的に解明し、もっとおいしく、もっと体にいい商品を開発していきたいです。

私たちの取り組みが、日本国内だけでなく、世界中の人々の健康と、ひいては地球環境の改善に貢献できれば、これほどうれしいことはありません。青森の小さな企業ですが、大きな夢とこだわりを持って、これからも挑戦を続けていきます。

―素晴らしいお話をありがとうございました!

「『リニューアル』名水の郷セット【送料込み】」
価格:¥3,400(税込)
店名:タイシネットショップ
電話:0120-707-102(9:00~17:00 ※日曜、年末年始を除く)
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://www.taishi-shop.jp/SHOP/350700.html
オンラインショップ:https://www.taishi-shop.jp/

※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。

<Guest’s profile>

工藤茂雄(太子食品工業株式会社 代表取締役会長兼社長)
1951年青森県生まれ。青山学院大学大学院卒業後、1977年に太子食品工業株式会社に入社。1994年に同社代表取締役社長に就任後、2024年に代表取締役会長兼社長に就任。「食べて知らず知らずに健康になる」をモットーに、創業以来のこだわりである「自然」な商品づくりを徹底。伝統製法を守りつつ、豆腐バー「motTOFU」など革新的な商品開発にも力を注ぎ、大豆製品の新たな可能性を追求し続けている。

<文/お取り寄せ手帖編集部 MC/藤井 ちあき 画像協力/太子食品工業>

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