
秘伝のタレと炭火の香り。職人技が光る関西風うなぎ「蒲白豪華セット」
2025/09/22
今回、編集長のアッキーが注目したのは、外はパリッと香ばしく、中はふっくらとしたうなぎの蒲焼が入った「蒲白豪華セット」。炭火で焼き上げた関西風の蒲焼や、シンプルな白焼のほか、きざみうなぎやしぐれ煮の詰め合わせです。おいしさの秘密や作り手の思いを、大阪府堺市に本社を構える株式会社横神 代表取締役社長の佐藤友福氏に取材スタッフが伺いました。

大阪に本店を構える「うな亭 本店」。
―会社を設立した経緯をお聞かせください。
佐藤 私の生まれは中国ですが、17歳の時に日本に帰国しました。大学卒業後は商社に勤務しておりましたが、そこに「横神うなぎ販売」といううなぎを取り扱う会社がありました。私は出向という形で、その会社の役員になったのですが、1991年頃に親会社が倒産。事業を私が引き継ぐ形で、現在の会社を設立しました。
―商社からうなぎの世界へ。ご苦労もあったのではないですか。
佐藤 そうですね、うなぎについては一から勉強の毎日でしたので、大変でしたね。ですが、この会社に来て初めてうなぎについて学んだことで、「ものづくり」の奥深さに気づかされたのです。ただ商品を右から左へ流すだけでは、事業として継続するのは難しい。自分たち自身で価値のある商品を作りたいという思いが強くなっていきました。そこから、一番難しいとされる炭火焼きの道へ進むことを決意しました。
―数ある製法の中で、なぜ炭火焼きに?
佐藤 一般的にはガス焼きが多いですが、伝統的なうなぎの製法といったらやはり炭火焼きです。特に関西風は、関東のように蒸しの工程を入れず、生のまま焼き上げる「素焼き」が基本。この製法だと、ガスで焼くよりも炭火で焼いた方が断然おいしく仕上がります。加えて、炭火焼きは職人の技術が必要になるため、競合が少ないという利点もありました。

関西風の地焼きは、蒸しの工程を入れずに焼き上げるのが特徴。
―炭火焼以外のこだわりもぜひ教えてください!
佐藤 うなぎの品質と、秘伝のタレですね。まず、うなぎは仕入れから加工、焼き上げまでを一貫して自社で行っています。良質なうなぎの中から、さらに職人が泥臭さや身質、味を厳しく試食検査し、本当に納得できるものだけを厳選しているのです。
そして、うなぎ屋の命とも言えるタレは、30年近くの歳月をかけ開発しました。師匠と仰ぐタレ作りのプロの方にもご協力いただき、ようやく完成した自信作です。うなぎの骨からとったエキスが豊富で、カルシウムもたっぷり含まれており、素材の味を活かした甘めの味付けに仕上げました。お子様にも人気で「ご飯にかけるだけでもおいしい」とご好評いただいています。お客様から「ここのタレは本当においしいね」という声をいただけることが、私たちの何よりの喜びです。

うなぎの骨のエキスがたっぷり入った、甘めの特製たれ。
―今回ご紹介いただく「蒲白豪華セット」はどのような商品ですか?
佐藤 蒲焼と白焼のうなぎ1枚ずつと、ごぼうにうなぎを巻き付けた八幡巻、きざみうなぎ、うなぎの肝のしぐれ煮、山椒煮の6種類をセットにした商品です。
タレと炭火で香ばしく焼き上げた蒲焼は、関西ならではの味ですので、ぜひ関東の方にも知っていただきたいです。タレを付けずにさっと焼いた白焼きは、わさびや塩、醤油など、お好みでお召し上がりください。こうした定番商品以外にも、特性のたれでじっくり煮付けた肝のしぐれ煮や、ぴりりとした山椒がアクセントの山椒煮は、ご飯のお供にぴったりです。きざみうなぎは、丼ぶりにしたり、ちらし寿司の素材としてご家庭でご利用いただけます。品質と焼き方にこだわった自慢のうなぎを、様々な食べ方で楽しめるのが特徴ですね。

肝のしぐれ煮(左)や、うなぎ山椒煮(右)などがセットになった「蒲白豪華セット」。
内容:炭焼蒲焼うなぎ、炭焼白焼うなぎ、八幡巻、うなぎきざみ、肝しぐれ煮、うなぎ山椒煮
―社長おすすめの食べ方を教えてください。
佐藤 電子レンジで温めるだけでもおいしく召し上がっていただけますが、私の一番のおすすめは、ご家庭のグリルで一手間加えていただく食べ方ですね。2~3分軽く炙ると炭火焼ならではの香ばしさが際立ち、表面はパリッと、中は驚くほどふっくらと仕上がります。
丼ぶりにして食べる場合は、先にご飯へタレをしっかりと混ぜ込むことをおすすめします。うなぎには十分にタレが絡んでいるので、温めたうなぎをのせるだけで、専門店の味を手軽にお楽しみいただけますよ。
―通販だけでなく、実店舗でも販売されていると聞きました。
佐藤 はい。実は、一度ご贈答用としてもらった方が「おいしかったから」と、今度はご自身で買いに来てくださることも多い商品なのです。お客様と直接お話すると、「もらったうなぎがおいしくて、包装紙にあったお店の情報を見て来ました」という方が本当に多く、非常に好評の商品です。ご贈答用としてはもちろん、「価格よりも、品質や本物の味を追求したい」「おいしいうなぎが食べたい」というお客様にお買い求めいただきたいです。
店舗では、テイクアウト用のお弁当も販売しています。うなぎやお米にこだわっていることはもちろんですが、実はお弁当箱の「木箱」にもこだわりを持っています。プラスチックではなく「木箱」にすることで、箱が余分な水分を吸ってくれて、ご飯がべちゃっとしないんです。ある常連さんからは「ここの弁当は、1〜2時間経った方が味が馴染んでおいしくなる」とも教えていただきました。冷めてもおいしく食べられると評判のお弁当です。より多くの方に、おいしいうなぎを食べていただきたいと思っています。

売り切れ必至のお弁当。時間を置くと、タレの味がいっそう染み込む。
―今後の展望についてお聞かせください。
佐藤 昨年、念願だった飲食店をオープンさせることができ、私の夢は一つ叶いました。これからは、この事業を次の世代に「継続」させていくことが一番の大きな夢です。私の仕事に対する思いや信念を受け継いでくれる後継者を育て、この炭火焼きという日本の食文化を、100年、200年先まで残していきたい。これからは、若い世代の新しい発想を尊重し、彼らが活躍できる環境を整えることに力を注いでいきたいと考えています。
―素晴らしいお話をありがとうございました!

「【ご贈答】蒲白豪華セット」
価格:¥14,300(税込)
店名:うな亭
電話:072-290-5221(9:00~17:00)
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:http://www.unatei.com/shop/G-018.html
オンラインショップ:http://www.unatei.com/yokojin/index.htm
※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。
<Guest’s profile>
佐藤友福(株式会社横神 代表取締役社長)
1954年中国福建省福州市生まれ。1976年に商社へ入社。1992年に同社を退社後、株式会社横神を共同で設立。うなぎの専門ではなかったが、「ものづくり」への熱い思いを胸に、関西風の炭火焼きうなぎの製法を確立。素材と手作りにこだわった本物の味を提供し続けている。2001年12月より現職。
<文/お取り寄せ手帖編集部 MC/藤井ちあき 画像協力/横神>




























