パン通5人に聞きました!お気に入りのパン屋さん5 ~篠沢朋子さん~

撮影 / 佐藤敏和、高橋克郎、松永直子、山田耕司
取材・文 / 今津朋子、大西留美子、構成・文 / 大塚もなみ

パン好きには、パンに対するある種の触覚があるようで
お気に入り=おいしい、安全、魅力的などの、太鼓判を押されたようなもの。
5人のパン通が自身をもってご紹介する、パン屋さん揃いです。

ファッションコーディネーター
篠沢朋子さん
PROFILE
ベルギーの王立芸術アカデミーを卒業後、自身のブランドを立ち上げジュエリーデザイナーとして活躍。07年に帰国後は、三越伊勢丹研究所のコーディネーターと経て、ファッションコンサルタントに。

Recommend 1

<東京・奥沢>
クピド!

TEL:03-5499-1839
営業時間:10:00~売り切れまで
定休日:不定休
住所:東京都世田谷区奥沢3-45-2 1F

「味も雰囲気も、パリのパン屋さんそのままで嬉しくなります」

パリのパン屋さんのように美しくパンが並ぶカウンターの中では、スタッフが手際よくパンを切り、量り売りしてくれる。

朝の開店と同時に、近所の常連さんたちが絶え間なくやってくるクピド!。あっという間に売り切れるパンもあります。そんなクピド!のパンの特徴は、香りが強くて食感がいいこと。シェフの東川司さんは、粉のうま味が伝わるパンを作るため、小麦、ライ麦、ぶどう由来の酵母と、13種類もの粉を使い分け、麦の香りを出すために発酵にも時間をかけることを説明してくれました。開店から10年たった今も、研究に余念がない職人気質のシェフが作るおいしいパンがあるからこそ、まるでパリのブーランジェリーのような雰囲気のお店にも説得力が生まれ、リピーターの多いパン屋となっているのです。

カンパーニュ系のパンは粉のおいしさを実感。使うフルーツも素材にこだわって
シェフはパリのクロワッサンに感動し、パンづくりの道へ。CROISSANT-16(クロワッサン)289円は本場の味。

こんなパンがお取り寄せできます

ハード系や食パン「パンドミ」398円がお取り寄せできる。写真は手前が、粉のうま味が凝縮されたカンパーニュ(プティ)500円、奥が甘いぶどうと香ばしいくるみが入ったノワエレザン(ドゥミ)1,300円。豪華なお楽しみパンセット5,000円(すべて税込)もあり。

▶ URL http://cupido.jp/

▶ 賞味期限 常温で到着当日、冷凍保存で約1か月

Recommend 2

<東京・田原町>
ペリカン

TEL:03-3841-4686
営業時間:8:00~17:00(売り切れ次第終了)
定休日:日曜、祝日、夏と年末年始の特別休業日
住所:東京都台東区寿4-7-4

「合羽橋の喫茶店で巡り合った絶品のトーストが、ペリカンのパンでした。以来、ここの食パンの大ファンです」

長屋のように奥行きのある店内に、ズラリと並ぶ食パンは圧巻だが、たいてい夕方前には売り切れてしまう。電話での予約も可。

昭和17年の創業以来、一途に食パンを作り続けている「ペリカン」。日本の食パンの製法は変わり続けましたが、余計なことをいっさいせず、昔ながらのホテル食パンの作り方を守り抜いています。

お取り寄せでも人気のあるパン。毎日たくさんの、出来たてのパンが発送されている。

メニューも食パンがメインで、あとはロールパンのみ。店の奥ではまだ暗いうちから職人さんたちがパンをこねて型に入れ、大きな大きな窯でいくつもの食パンを焼き上げていきます。おすすめの食べ方は、シンプルにバタートースト。昔ながらの喫茶店で食べるような、サクッとしながらしっとりした食感の、コクのあるパンを家でも楽しめます。毎日食べても飽きのこない味で、全国にファンがいます。

こんなパンがお取り寄せできます

食パンと山型パンがある。配合は同じだが、食パンは目が詰まりモチモチした食感で、山型の方はふんわりしていて焼くとサクッとした歯ごたえに。写真左は山型960円、右は食パン2斤760円(すべて税込)。焦げ目がつく寸前までトーストするのがおいしそう。

▶ TEL 03-3841-4686(8:00~15:30)

▶ 賞味期限 常温で到着翌日、冷凍保存で約1週間

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