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日本最北端の海が育んだ絶品の味、猿払産ホタテ貝柱。ギュッと締まった身がたまらない!

2024/03/21

甘くやわらかな味わいが人気の食材、ホタテ。今回編集長アッキーが注目したのは、北海道猿払産のホタテを扱う株式会社YAMATOです。このホタテを販売する通販サイト「海の幸なのにYAMATO」は「楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー」を何度も受賞した大人気ショップ。株式会社YAMATO 代表取締役社長の都留城太郎氏に商品の魅力やショップ運営の秘訣を伺いました。

株式会社YAMATO 代表取締役社長 都留城太郎氏
株式会社YAMATO 代表取締役社長の都留城太郎氏

―会社の沿革と入社された経緯を教えてください。

都留 世界に漁船を派遣する仕事をしていた父が2005年に設立しました。私は東京の大学を出て、その後は航空機関係の貿易会社で15年営業職に。仕事での会食が多く、お客様に喜んでいただくお店や食材を探すうちに、食への興味がどんどん増していったのです。その後、航空機を扱うよりも、食に携わる商売をする方が自分の喜びや楽しさがあると感じて、妻とも話し合い、地元に戻りました。

―入社して特に大変だったことは?

都留 会社は事業の柱である海産物の輸入に加え、2007年楽天市場に「海の幸なのにYAMATO」を出店したのですが、まだそちらのスタッフは十分揃っていない状態でした。私はパソコンが得意ではなく、ECは全く未知の世界だったのです。でもやり始めてみると「お客様と対面するような気持ち」がEC店舗でも大事なのだとわかり、事業も軌道に乗ってきました。

そんなとき、EC店舗の店長をしていたスタッフが退社してしまい、店長を任せられる人がいなくなったのです。そこで父からいきなり「お前が店長をやれ」という指示があり、本当に何もわからないところから店長を務めることになりました。

―現在では楽天市場の「楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー」を何度も受賞されています。運営で特にこだわったこととは?

都留 やはり15年続けた営業の経験を生かしたいと思い、まずメルマガを始めました。普通のメルマガは「今日のお買い得品」をずらっと並べることが多いのですが、もっとお客様が親しみを持つ店にしたかったのです。

私が東京で営業をしていたとき、お客様は「誰から買うか」で物を選ばれると学びました。そうやって選んでもらうためには、まず自分をお客様に知ってもらうことが大事だと思い、メルマガの前半部分に毎日私の日記を書きました。それを365日お届けするということを始めまして、現在ほぼ休まず10年ほど続けています。

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豊富なラインナップの「海の幸なのにYAMATO」は「楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー」を5回受賞。

―お客様からの反響はいかがですか?

都留 お客様からは「毎日楽しみにしてます」「何も買わない日もYAMATOさんのメルマガは開いてます」などの応援をいただいています。店長の日記はいらないというお叱りをいただくこともありますが(笑)。やめずに続けています。

―それは、こだわりの取り組みですね!

都留 やっぱり休まず続けるのも、自分をさらけ出すのも結構大変なことですから。でも店長の私やスタッフに親しみを持っていただいて、それで商品をお届けできたら、とてもいいお客様とお店の関係ができるのではと思います。

「海の幸なのにYAMATO」のインスタグラムのスタッフにも、基本的に商品の紹介はするなと。フォロワーを稼ぐとか思わなくていいし、画像が綺麗じゃなくてもいいから、なるべく自分の日常で起きたことをアップするように伝えています。

そして、お客様を飽きさせないよう商品を入れ替えつつ、年間50の新商品を投入することを目標にしてきました。現在では海産物に限らず肉なども揃え、常時約200種類の商品を販売しています。常に「何か新しいものがあるかな」というワクワク感をお客様に提供し、楽しくお買い物をしていただければと思っています。

―今回、冬の美味として紹介するホタテ貝柱について教えていただけますか?

都留 今回紹介するのは北海道 猿払産のホタテ貝柱です。猿払というのは日本の最北端に位置していまして、弊社ではホタテ商品のなかでもこちらをメインで販売しています。猿払産のホタテは海水温が低い場所で育つので、貝柱の繊維がギュッと詰まっていて、食べたときに弾力を感じるのです。私も毎年猿払まで出向き、ホタテの漁獲から貝柱への加工、製品の仕上がりを毎回確認して買い付けています。

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日本最北端 猿払産のホタテ貝柱。1つずつ個別冷凍なので、食べたい分だけ解凍できる。

―社長のおすすめの食べ方を紹介してください。

都留 やはり一番はお刺身で召し上がっていただきたいと思います。バター焼きももちろんおいしいですし、また、一番贅沢だなと思うのはホタテフライです。ホタテの貝柱だけのフライはとても贅沢な味わいなので、ぜひ楽しんでいただきたいです。

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お刺身、バター焼き、ホタテフライなど、ホタテの甘みや弾力を引き立てる食べ方がおすすめ。

―季節を問わず人気の商品で、おすすめしたいものはありますか?

都留 「骨取りシリーズ」という魚の切り身の商品があります。いま日本では魚を食べる機会がどんどん減っているのですが、やはり「骨があって食べにくい」というのが理由の一つです。なので、魚に骨取り加工をすることで、そういった気持ちを取り払いたいと思っています。特に売れているのはサバの骨取り切り身で、20gや40gのサイズにカットした切り身を500gくらいにパッケージして販売しています。

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骨を取り食べやすい切り身にカットした大ヒット商品「骨取りシリーズ」。

―包丁もまな板も使わなくていい?

都留 そうです。油を引いたフライパンで焼いて、塩胡椒やカレー粉などで味付けするだけで「本当に骨もなく食べやすい」とご好評いただいています。「海の幸なのにYAMATO」の出店当初は40~60代の男性のお客様が多かったのですが、この骨取りシリーズを扱ってからは、主婦層のお客様がグッと増えました。

「子どもが骨のある魚を食べなかったので助かります」「高齢の親に安心して食べさせられます」などのレビューをいただくと喜びを感じます。

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「骨取りシリーズ」はハーブ焼きや竜田揚げなど、自由に味付けできるのも便利。

―骨を取った切り身の販売は、どういったきっかけだったのでしょうか?

都留 元々は高齢者用の素材として、骨取り切り身を作る委託を弊社で受けていたのですが、もっと幅広い世代がこの商品を必要としているはずだと思い、ECで販売したところ大ヒットしました。高齢者でなくても骨のある魚が嫌だという人は多く、世代や性別に関わらずご好評いただいています。

―今後の展望や、取り組みについて教えてください。

都留 現在、秋の竣工を目指して宮城県塩釜市に新工場を建てており、さまざまな自社製品を作れる環境作りに取り組んでいるところです。宮城県は養殖銀鮭の生産量日本一なので、鮭を扱った商品、お刺身で食べられるような商品を作っていきたいと思っています。

また、港町であるここ塩釜市には水産会社が多いのですが、あまりECへの取り組みが進んでいません。そこで3年前から塩釜市と協力し、複数の加工場さんの商品を詰め込んだセットを「塩釜ボックス」として、弊社のECサイトを介して年1回販売しております。

塩釜市でECを頑張ってきたという自負がありますし、同業者の方にECに親しんでもらい、地元の水産業の活性化に少しでも貢献できればという思いもあり、そういった取り組みを行なっているところです。

―本日は素晴らしいお話をありがとうございました!

「北海道オホーツク猿払産 4Sサイズ ホタテ貝柱」(300g)

「北海道オホーツク猿払産 4Sサイズ ホタテ貝柱」(300g)
価格:¥2,490(税込)
店名:海の幸なのにYAMATO
メールアドレス:uminosachi@seafoods-yamato.com
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://item.rakuten.co.jp/sfd-ymt/kai-00095/
オンラインショップ:https://www.rakuten.ne.jp/gold/sfd-ymt/

※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。

<Guest’s profile>
都留城太郎(株式会社YAMATO 代表取締役社長)

1970年宮城県生まれ。大学卒業後は航空・防衛産業の貿易商社に入社、同業界に約15年従事する。その後、東日本大震災などを経て、故郷の宮城県にUターンし、父親が創設した株式会社YAMATOへ入社。2016年に同社代表取締役社長に就任。同社が楽天市場などに出店するEC店舗「海の幸なのにYAMATO」の店長としても活動中。

<文・撮影/ふるとりあやめ MC/山口優花 画像協力/YAMATO>

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