
見せる収納でお部屋を美しく、ガラスのような透明度のアクリルケース「Profumo」と「Pregare」
2026/07/22
今回、編集長のアッキーが注目したのは、大切な小物を美しく見せて収納できるアクリルケース「Profumo(プロフーモ)」と「Pregare(プレガーレ)」です。ガラスのような抜群の透明度を誇るこちらの製品は、インテリアとしてもお部屋を上品に彩ります。

その背景には、長年にわたり培われてきた精密なプラスチック成形の確かな技術と、ものづくりへの真摯な思いがありました。取材スタッフが、石川県に本社を構える、肥田電器株式会社 代表取締役社長の肥田悦和氏にお話を伺いました。

肥田電器株式会社 代表取締役社長の肥田悦和氏
―御社の歩みと、現在のケース製造につながるルーツについて教えてください。
肥田 弊社は1938年に大阪で創業し、今年で88年目を迎える企業です。戦時中の疎開を機に石川県へ拠点を移し、創業当初から一貫してプラスチック成形事業を手がけてきました。現在では電設資材をはじめ、自動車の部品など幅広い分野で製造を担っています。弊社の大きな強みは、車が1台買えるほど高価な金型を自社工場内で作れること。長年培ってきた加工技術と、設計から生産に至るまで自社で完結できる体制こそが、今回ご紹介するクリアで美しいアクリルケースを生み出す基盤となっています。

プラスチックの射出成形をコア技術とし、
電設資材(住宅用分電盤)、自動車部品、
OA機器などの開発から製造まで手がけている。


長年のプラスチックの成形技術を生かし、
「空間を彩るプラスチック」というコンセプトで
アクリルケースなども展開している。
―社長ご自身が家業を継ぐまでの歩みと、ものづくりへの思いをお聞かせください。
肥田 実は、高校生の時は料理人になりたいと考えたこともありました。自分の作った料理を食べて喜んでもらえることが、何よりも嬉しいと感じていたからです。最終的には、大学卒業後はベアリング(機械の回転を助ける部品)のメーカーであるNTN株式会社へ入社し、自動車のエンジン部品の設計に7年ほど携わっていました。将来的に家業に戻ることは念頭に置きつつも、まずは違う世界を見て学びたかったのです。
料理と設計は分野こそ違いますが、私たちの製品がお客さまの手に届き、喜んでいただけるという点では、本質は同じだと捉えています。これからも売り手、買い手、世間の「三方よし」の精神を大切に、妥協することなく真摯に事業へ向き合っていきたいと考えています。
―インテリア雑貨ブランド「Hacocoro(はこころ)」の立ち上げと、アクリルケース「Profumo(プロフーモ)」誕生の背景を教えてください。
肥田 ブランド立ち上げのきっかけは、2008年のリーマンショックでした。本業の受注量が大きく落ち込むなか、外部環境に依存せず、自分たちでコントロールできる事業を持たなければと痛感したという背景があります。そこで、得意とするプラスチック容器を通じて世間に貢献したいとの思いから、2015年に「Hacocoro」を立ち上げました。
当初はキューブ型のケースなどを製造していたものの、簡単にはいきませんでした。さまざまな卸問屋へ営業に足を運び、そこから少しずつご縁をつないでいきました。その過程で、女性が好む「香水瓶」をモチーフとした新デザイン「Profumo」を開発したところ、反響を呼んだのです。大切な小物をホコリや汚れから守りたいというお悩みに寄り添い、綺麗に飾りながら収納するという新しい価値を提案できたことが大きかったのだと思います。


綺麗に飾りながら収納ができる、香水瓶をモチーフにしたアクリルケース。
―品質やデザインのこだわりについて教えてください。
肥田 アクリル素材の美しさを最大限に活かした、日本製ならではの抜群の透明度が最大の魅力です。立てて飾ることを前提にした設計にしています。特に、プラスチック製品特有の樹脂の注入跡を、鑑賞の邪魔にならない底の部分に配置するなど、細かな工夫を凝らしました。前面、裏面どちらから見ても美しく、光を綺麗に反射するフォルムに仕上がっています。長年培ってきた金型技術により、国内の自社工場で生産しているため、妥協のない徹底した品質管理と安定供給ができるのも大きな強みです。
―どのようなシーンで使っていただきたいですか。
肥田 お気に入りのアクセサリーや小物を入れて、見せる収納としてお部屋のインテリアに加えていただきたいです。ボトルの首部分にリボンを結んでいただくだけで、さらに可愛らしい香水瓶の雰囲気を演出できます。中に飾った大切な品を眺める時間が、日々のちょっとした気分転換になれば嬉しいです。


アクセサリーや小物を入れて飾ることもできる。
―お客さまからはどのような声が届いていますか。
肥田 ギフト用ケースとして、母の日や大切な方へ思いを伝える品として、選んでいただく機会が多いです。実際にご購入いただいたお客さまからは、「綺麗」「ホコリを気にせず飾れる」「傷が一つもない透明感が素晴らしい」といった喜びの声を数多く頂戴しました。こうしたお声が私たちの励みになっています。
―続いて、新商品の「Pregare(プレガーレ)」が誕生した経緯を教えてください。
肥田 実は以前から「肥田電器の技術で仏花ケースを作ってほしい」という声をいただいていました。大切な仏花をホコリや汚れから守り、日々のお手入れを簡単にしたいというニーズや、現代の住宅事情やライフスタイルに合わせて、手軽に美しく仏花を保てるように工夫しました。仏壇の雰囲気を損なわない、品格あるケースを求めるお声に応えるべく開発を進めてきた新製品です。

「美しく仏花を保てるように」という思いから誕生した。
―商品のこだわりと、おすすめの使い方について教えてください。
肥田 高級感のあるクリアなアクリル素材を使用している点が一番のこだわりです。中に入れた仏花を美しく引き立てるため、高い透明度を維持しています。そして、和洋問わずどんなインテリアにも自然に馴染む、シンプルで洗練されたデザインに仕上げました。故人を想う空間に、清潔感のあるケースで静かな彩りを添えていただきたいです。お手入れの手間を減らすことで、より心穏やかに手を合わせる時間を作っていただければと考えています。
―最後に、今後の展望をお聞かせください。
肥田 環境に配慮したサステナブルな製造体制を実現するため、徹底した管理を行っています。これからも「安心・安全なものづくり」の精神を次世代へしっかりと引き継いでいきたいと思います。
また、「Hacocoro」事業においては、新しい分野へも展開していきたいと考えています。その第一歩として、今年はパッケージデザインなどの価値を評価する東京の展示会にも出展する予定です。確かな技術力を活かし、今後も人々の暮らしを豊かにする製品を提供し続けていきたいです。
―本日は貴重なお話をありがとうございました。

「Profumo(プロフーモ)」
価格:¥1,177(税込)
※2026年8月1日より1,287円(税込)
店名:Hacocoro(はこころ)
電話:0120-435-441(9:00~17:00 ※土日祝日を除く)
商品URL:https://item.rakuten.co.jp/shop-hida/hc101cl/
オンラインショップ:https://www.rakuten.co.jp/shop-hida/

「Pregare(プレガーレ)」
価格:¥1,936(税込)
店名:Hacocoro(はこころ)
電話:0120-435-441(9:00~17:00 ※土日祝日を除く)
商品URL:https://item.rakuten.co.jp/shop-hida/hc109cl/
オンラインショップ:https://www.rakuten.co.jp/shop-hida/
※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。
<Guest’s profile>
肥田悦和(肥田電器株式会社 代表取締役社長)
1967年生まれ。東海大学を卒業後、NTN株式会社に入社し、7年の修業を経て1997年に肥田電器株式会社に入社。2008年12月に同社代表取締役社長に就任。プラスチック加工をコアに多くの企業に貢献し続けている。
<文/お取り寄せ手帖編集部 MC/田中香花 画像協力/肥田電器>




























