
キッチンやリビングに!保冷材技術から生まれた、自然の力で消臭する「キャッチクリンVer.2」
2025/12/22
今回、編集長のアッキーが注目したのは、自然の力で消臭する消臭剤「キャッチクリンVer.2」です。長年培った保冷材の技術を応用し、プロの現場が求める確かな冷却力を持つ商品や、暮らしに寄り添う商品を生み出している企業が開発/製造。その背景には、「挑戦(トライ)」を社名に掲げ、ゼロからビジネスを切り開いてきた企業の誠実な姿勢がありました。取材スタッフが、静岡県に本社を構える、株式会社トライ・カンパニーの代表取締役副社長、水田 裕文氏にお話を伺いました。

株式会社トライ・カンパニー 代表取締役副社長の水田 裕文氏
―まずは御社の創業の経緯からお聞かせください。ノウハウゼロからのスタートだったそうですね。
水田 1990年の創業です。まさに「クール宅急便」が登場し、“冷たいものを冷たいまま運ぶ”という、物流が大きく変わろうとしていた時代でした。当時、包装資材店を経営していた先輩から「これから保冷材は必要になる。一緒に作って売らないか」と誘われたのがきっかけです。しかし、私を含めた創業メンバーは保冷材の「”ほ”の字も知らない」ノウハウゼロの状態からのスタートでした。お菓子屋さん、魚屋さんなどお客様の元へ足を運び、「もっと小さい方がいい」「四角い方がいい」と声を聞きながら、手探りで製品を一つひとつ増やしていきました。

「挑戦(トライ)」の精神を胸に、静岡で創業。
ノウハウがない状態から、1990年には保冷材「キャッチクール」シリーズの販売を開始し、今の礎を築いた。
―水田副社長ご自身は、映画配給会社からという異業種からの挑戦だったそうですね。
水田 そうなんです。私は福岡出身ですが、大学進学で静岡に来て、その穏やかな土地柄に「僕にぴったりだな」と魅力を感じ、卒業後も静岡に残りました。最初の10年間は映画の配給会社で働いていました。子ども向けの教育映画を上映する仕事に「人の気持ちを動かす力がある」と強いやりがいを感じていましたね。
そして34歳の時、先輩から保冷材事業に誘われます。前職で感じた「感動」とはまた異なる、「新しく自分たちでビジネスを作り上げていく」という起業の魅力に惹かれ、未知の業界へ飛び込むことを決意しました。「ダメかもしれないけれども、やってみよう」という「挑戦(トライ)する気持ち」こそが、まさに「トライ・カンパニー」という社名の由来であり、今も会社に息づいています。
― 保冷の技術で業務用から一般向けに開発された「ネッククーラーカバーセット」について伺います。
水田 創業から約25年間は、ケーキ屋さんやスーパーなど、業務用の保冷材をメインに手掛けてきました。業務用ですから、いかに安価に、いかに便利に使えるかということを中心に開発してきました。転機となったのは約10年前です。夏の猛暑が深刻化し、熱中症という言葉も耳にする機会が増えた時代。「暑さをしのぎたい」という個人のニーズが高まっていることに着目しました。これまで長年培ってきた“冷やす”技術は、こうした社会課題の解決に応用できるはずだ、と。私たちプロの専門技術を、一般家庭にも届けようと、商品開発がスタートしたのです。

酷暑を乗り切るための”本気”の冷却力。
幅広い場面で活躍する短時間集中型の冷却アイテム。専用の保冷材とカバーがセットになった商品。
―“冷やす”のプロが本気で考えた商品なのですね。こだわりのポイントを教えてください。
水田 30年以上にわたる業務用保冷材のノウハウを応用した、「冷却力」です。私たちが長年培ったのは、いかに効率よく熱を奪うかという技術です。屋外の過酷な環境では、ゆっくりと時間をかけて冷やすよりも、短時間で確実に体温を下げることが求められます。その実用性こそがプロの現場で選ばれる理由です。だからこそ、リピーターのお客様は交換用のスペアを含めて購入してくださることが多いですね。
―プロ仕様の冷却力ですね。家庭でのおすすめの使い方はありますか?
水田 商品には、専用の保冷材2本とカバーがセットになっています。もちろん専用カバーは便利なのですが、汗をかくと洗濯が必要ですよね。もしカバーが洗濯中でも、心配はいりません。お手持ちの簡単なタオルやバンダナで保冷材を巻くだけでも、ネッククーラーとして十分な効果を発揮します。ガーデニングなど、汗をかく家事の際はタオルで、近所へのお出かけの際はお気に入りのバンダナで、とシーンに合わせて気軽にお使いいただけます。

専用カバーが無くとも、タオルやバンダナで代用可能。
プロの現場から日常の家事まで、シーンを選ばず活躍する。
―手軽に使えるのは魅力ですね。どのようなお客様に支持されていますか?
水田 品質の何よりの証拠となっているのが、「プロが現場で選ぶ」という事実です。運送会社のドライバーさんや建築現場の作業員の方々など、炎天下で働く方からまとめて数十本と、スペアを含めた大量注文をいただきます。その他、ゴルフ場のキャディさん、介護士さん、保育士さんなど、暑い中で体を動かす多くの専門職の方々からも幅広く支持されていますね。
―そして消臭剤「キャッチクリン」について伺います。保冷材メーカーがなぜ消臭剤を開発されたのでしょうか?
水田 実はこの商品、より良い保冷材を目指して新製品を研究開発している途中で、偶然生まれた「副産物」のアイデアがきっかけでした。保冷材の勉強をしていると、副産物的なアイデアがたくさん出てくるんですよ。開発チームがその一つのアイデアを追求していった結果、高い消臭効果を持つゲルが誕生し、製品化に至りました。保冷材メーカーとしての研究開発能力と探究心が、全く新しい分野の商品を生み出したのです。


ゲル化技術と天然由来成分を融合させた新発想の消臭剤。
竹などの天然成分を配合。
―偶然の産物とは驚きです。技術的な特徴やこだわりを教えてください。
水田 最大の特徴は、「保冷材のゲル化技術」と「天然由来成分」の融合です。中身の透明なゲルは、なんと保冷材の原料と全く同じ技術がベースになっているんですよ。この保冷材メーカーならではのゲル化技術に、竹の成分など、特殊な天然由来の抗菌剤を配合しています。ただ成分を混ぜるだけでなく、保冷材で培ったゲル化技術があるからこそ、効果を持続させることができるのです。化学的なものではなく、自然の力を利用して消臭する。だからこそ、小さなお子様やペットがいるご家庭のキッチン、リビングでも安心してお使いいただけると考えています。
―最後に、御社の未来へのビジョンをお聞かせください。
水田 私たちは、自社の主力製品である保冷材が、フィルムも中身のゲルもプラスチックでできているという課題から目をそらしません。「脱プラスチック」という世界的な環境保全の考え方に対応することは、メーカーとしての当然の責任だと考えています。現在、次の「挑戦」として、畑に撒けば自然に分解されて水になる「生分解性ゲル」を使った、環境対応型の保冷材を研究開発しています。「トライ・カンパニーは環境を大事にする会社なんだな」と皆様に思っていただけるような、そんな存在でありたいと強く願っています。
―貴重なお話をありがとうございました。

「ネッククーラーカバーセット」
価格:¥1,100(税込)
店名:トライ・カンパニーヤフー店
電話:055-920-7111(10:00~17:00 土日祝日除く)
商品URL:https://store.shopping.yahoo.co.jp/trycompany/nekusetosin.html?sc_i=shopping-pc-web-top-store-rcmitem-itm_lnk
オンラインショップ:https://store.shopping.yahoo.co.jp/trycompany/?sc_i=shopping-pc-web-detail-item-bclst-_

「キャッチクリンVer.2」
価格:¥800(税込)
店名:トライ・カンパニーヤフー店
電話:055-920-7111(10:00~17:00 土日祝日除く)
商品URL:https://store.shopping.yahoo.co.jp/trycompany/p-catchalean.html?sc_i=shopping-pc-web-top-store-rcmitem-itm_lnk 66
オンラインショップ:https://store.shopping.yahoo.co.jp/trycompany/?sc_i=shopping-pc-web-detail-item-bclst-_
※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。
<Guest’s profile>
水田裕文(株式会社トライ・カンパニー 代表取締役副社長)
1955年福岡県生まれ。19歳の時に進学のため静岡県に。大学卒業後10年間は地元の映画配給会社に就職。1990年、34歳で今の会社を仲間と起業した。1995年にその仲間3人が代表取締役に就き現在に至る。社員全員にトライで仕事ができてよかったと感じてもらえる会社経営をめざす。
<文/お取り寄せ手帖編集部 MC/田中香花 画像協力/トライ・カンパニー>




























