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集中するうちに気持ちが整う!美しい切り絵を新しい趣味に

2023/07/26

コロナ下で増えたおうち時間を機に、思いがけず新しい趣味を始め、今なお楽しんでいるという方も多いのではないでしょうか。有限会社トラストプリンティングが手がける「切り絵」のキットも、この頃からずいぶん売り上げを伸ばしているそうです。楽しむうちに集中力が鍛えられ、気持ちも整うという切り絵。その魅力を、有限会社トラストプリンティング代表取締役社長の竹村淳氏に伺いました。

有限会社トラストプリンティング 代表取締役社長の竹村淳氏
有限会社トラストプリンティング 代表取締役社長の竹村淳氏

―今回は切り絵のキットをご紹介いただきありがとうございます。初めてでも気軽に切り絵に挑戦できるのですね。

竹村 そうですね。切り絵をもっとたくさんの方に楽しんでいただけたらと思い、日々商品作りに取り組んでいます。

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トラストプリンティングが手がけている切り絵キット。
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このような作品を、自宅で楽しく作成することができる。

―驚いたのは、御社の本業が印刷業だということ。社長はこれまでずっと、印刷畑を歩んでこられたのですね。

竹村 学校を卒業してまず1社目の印刷会社に入りました。私は営業担当だったのですが、その後、自分の力をもう少し試したくなって小規模の印刷会社に移りました。ただその会社が事業を休止することになり、自分でやってみようと独立したのです。

若い時は、自信過剰というか天狗というか。思ったことはできると思い込んでいましたし、実際そうできたようにも思います。100%思う通りにならないことはもちろんありますけど、信念をもって動けば大丈夫だろうと考えていました。

―前向きですね!独立はおひとりでなさったのですか?

竹村 ついて来たいと言ってくれたスタッフと共に始めました。最初はオフセット印刷機一台、4人でのスタートでした。カタログやパンフレット、チラシ、書籍など、印刷できるものなら何でも手がけましたよ。

―どのような会社を目指されたのですか?

竹村 社名にも取り入れたのですが、信頼される会社。今もその思いは変わりません。

―切り絵部門が立ち上がったきっかけについて教えてください。

竹村 創業して以来、決まったお客さまからお仕事をいただくことが多かったのですが、このままずっと、いただいているだけではいけないと思い、自社で何かを作って売り出したいと思うようになりました。

最初は、メモ帳やノートなどの文具を作ろうとも考えたのですが、それらはすでに飽和状態です。そこでまだ世に出てないものでオリジナル商品を、と考えていた時に、たまたま切り絵作家さんと出会いました。

―切り絵作家さんとは、ご自分で図案を書き、作品を作る方ですか?

竹村 そうです。作品は展示会などでも販売していらっしゃいました。その方とお話しする中で、私自身の中に、切り絵をもっとたくさんの方に楽しんでいただきたいという思いが芽生えたのです。ただ切り絵は、絵を描いたり、写真をトレースする必要があり、一般の方には少し難しいですよね。そこで、弊社が作家さんと共に、切り絵の下絵を提供していくのはどうだろうと考えました。

正直に言うと、最初はビジネスとしてしか考えていませんでしたが(笑)、切り絵のキットを手がけるようになったことで、地域のお祭りやワークショップなどにお声が掛かかるようになり、その先々で切り絵を楽しまれる方々を見ているうちに、もっとたくさんの方に楽しんでいただきたい、お役に立ちたいと考えるようになりました。

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幅広い世代が参加してきた切り絵ワークショップ。

―切り絵部門はいつからスタートされたのですか?

竹村 2015年(平成27年)です。ある展示会に参加した際、東京都足立区のビジネスチャレンジで補助金が出ることを知りまして、コンテストに出品したところ採択していただきました。

―追い風が吹いたのですね!切り絵のベースは、社内で作られているのですか?

竹村 はい。私もミーティングに参加して、切り絵作家の方にアドバイスをもらいながら作っています。4名の作家さんと契約を結んでいますが、最近、皆さんすごく忙しくなられて。ひと昔前は、みんな時間があったように思うのですが、弊社と付き合ううちに、皆、忙しくなっていくのですよ(笑)。

―御社の、切り絵通販専門店・コントラストのHPを拝見しますと、バラエティに富む切り絵キットが紹介されていてワクワクしました。

竹村 ありがとうございます。作品は少しずつ入れ替えながら揃えています。難易度を星の数で示すなど、初心者の方にもわかりやすいように表示しています。

―その中から今回は、スターターキットをご紹介いただきました。これを手にすれば、気軽に切り絵が始められそうですね。

竹村 これまで、切り絵に関してはこのような商品がなかったので作りました。興味があっても道具がないからやめておこう、というのはとても残念ですからね。

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スターターキットには、3枚の下絵、台紙、カッティングマット、
ペン型カッター、説明書がセットになっており、すぐに切り絵が楽しめる。

こちらのセットには、島根県のカジタミキさんという作家さんの下絵が入っています。下絵は3つあり、「空とぶクジラ」、「ナミダ」、「リース」。どれも繊細で美しいです。彼女も今では超有名人になって、デザイナーの桂由美さんがパリコレに出展する時に、切り絵の装飾を提供されたのですよ。

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スターターキットに入っている下絵をカットするとこのような作品が!
左から、「リース」、「空とぶクジラ」、「ナミダ」。

―そうなのですね!図案それぞれ、とても素敵です。

竹村 実は切り絵に取り組むと、自律神経が整うという話もあるようです。それから以前、ワークショップに小学校低学年のお子さんが参加してくれたのですが、そのお母様からは、「うちの子がこんなに集中して、夢中になっているのを初めて見た!」というお声もいただきました。

一気に何時間も続けてやる必要はないと思いますが、切り絵を楽しみながら集中力も養えるなんて、とても良いと思いませんか。

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自分のペースで、作品に取り組めるのところも魅力のひとつ。
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完成した作品は、額装しても素敵。

―良いと思います!そして、もう1点ご紹介いただいた、黒切り絵の「富士を望む/Mt.fuji」も美しい作品ですね。

竹村 これまで切り絵というと、黒と白のコントラストを楽しむもの、といった感じだったのですが、こちらを作ってくださった平石智美さんは、台紙に色紙を重ねて鮮やかな作品を作っておられます。「富士を望む」は、芦ノ湖から望む富士山をモデルとした作品です。販売を始めると、やっぱり売れ行きが伸びました。コロナ下のおうち時間でも非常に人気がありました。

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下絵の線に沿ってカッターで切り取った用紙を、カラーの台紙に重ねる。
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色を重ねることで、奥行きも表現される「富士を望む」。

―こちらは海外の方にも支持されそうだと思いました。それでは、今後の展望についても聞かせてください。

竹村 切り絵の新作を、ひと作品ずつではなく、シリーズでまとめてリリースしていけたらと思っています。

と、頭の中ではああしたい、こうしたいということがたくさんあるのですけど(笑)。今後も契約していただいている切り絵作家さんと一緒に、新しくて楽しい作品を作っていきたいと思います。もちろん海外の方にも、弊社の作品を楽しんでいただけたら嬉しいです。

―「これだ」と感じたことに、直感的に挑戦して来られた竹村社長。今では、文化をサポートすることを心から楽しんでいらっしゃるように感じました。お話をありがとうございました!

スターターキット~カジタミキ~

「スターターキット~カジタミキ~」
価格:¥3,300(税込)
店名:コントラスト~切り絵専門店~
電話:03-5837-2323(8:30~17:30 土日祝日除く)
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://tru-p.shop-pro.jp/?pid=132239128
オンラインショップ:https://tru-p.shop-pro.jp

黒切り絵『富士を望む/Mt.fuji』

「黒切り絵『富士を望む/Mt.fuji』」
価格:¥1,100(税込)
店名:コントラスト~切り絵専門店~
電話:03-5837-2323(8:30~17:30 土日祝日除く)
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://tru-p.shop-pro.jp/?pid=129494327
オンラインショップ:https://tru-p.shop-pro.jp

※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。

<Guest’s profile>
竹村淳(有限会社トラストプリンティング 代表取締役社長)

1969年兵庫県生まれ。印刷会社2社で営業経験を積んだ後、2004年に現会社を設立。本業の印刷知識を生かし「切り絵」商品を開発し社会貢献を目指し活動中。

<文・撮影/鹿田吏子 画像協力/トラストプリンティング>

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