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アレルギーのある方にも安心の多彩なフレーバー 本場イタリアでも認められた、カラダも喜ぶ「ナチュラルジェラート」

2023/07/04

冷たくて甘ーいイタリア生まれのジェラート。自然由来の材料を使った高品質なジェラート作りで食に敏感な人たちの人気を集めているのが、自然食品の販売を手がけるプレマ株式会社が運営するジェラートショップ「プレマルシェ・ジェラテリア」です。同社が提供するバラエティ豊かなジェラートは、乳製品などにアレルギーのある人やヴィーガンの人も安心して楽しめると好評です。今回編集長アッキーこと坂口明子が気になった代表取締役の中川信男氏に、ジェラート作りを始めた経緯や商品のこだわり、思いなどを伺いました。

プレマ株式会社 代表取締役の中川信男氏
プレマ株式会社 代表取締役の中川信男氏

―自然食品の会社を始められたきっかけを教えてください。

中川 1996年に生まれた長女がアトピーだったんですね。それで助産師さんや鍼灸師さんから自然療法についての知識を教わり、勉強するようになって。その後、勤めていた薬屋を辞めて1999年に独立し、オンラインの販売をスタートしました。

―ジェラートに取り組まれたのは?

中川 きっかけは、アフリカ各国で神のフルーツと呼ばれるバオバブです。2015年頃から輸入を始めたのですが、大量に在庫を抱えてしまって。その使い道として考えたのがジェラートでした。これなら自分にもできるかもしれないと、イタリアのジェラート学校で作り方を学び、2017年に店をオープンしました。
だから、うちのジェラートにはバオバブがたっぷり入っています。バオバブって、食物繊維、ビタミン、ミネラルなど女性に必要な栄養素が揃っていて体に良い上に、乳化剤や安定剤の代わりにもなる。これで最高のジェラートを作ろうと。

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中川社長が自然食品に関する豊富な知識や
世界中の素材を入手できる利点を生かして作り上げた
プレマルシェのジェラート。
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「プレマルシェ・ジェラテリア」の
京都三条店(上)と東京中目黒駅前店(下)。
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ジェラートは、すべて合成乳化剤、合成安定剤、合成添加物不使用。
「ミルクベース」「ノンミルク」「ソルベ」「ヴィーガン」などの
カテゴリーごとに豊富なフレーバーが揃っているのがうれしい。

―最初の原点となったフレーバーは?

中川 今回おすすめの「瑞穂の国の誉 奇跡の米100%ジェラート 米のうまみミルク」。米由来の素材だけで作った米100%のジェラートで、レシピを作り始めていた頃、日本酒を飲んでいて思いついたんです。これを食べるとすごく体が元気になるんですよ。

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「瑞穂の国の誉 奇跡の米100%ジェラート 米のうまみミルク」。
本みりん、甘酒、米飴、ライスミルク、米油など、使用するのは米由来素材のみという、
自然食を扱う同社だから生まれた自信作。
ノンミルクとは思えないクリーミーさで、栄養も満点。妊娠中の方にもおすすめ。

―「プレミアム・カカオレート®・ジャンドゥーヤ」は思い入れのある商品だとか。

中川 うちでは新たにチョコレートをカカオ豆から作ることを始めていて、ジェラートにそのカカオレート®(※注)を使っています。こちらは、たっぷりのカカオレート®に酒粕やヘーゼルナッツを加え、非常に濃厚な味わいになっています。

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ビーントゥバーの自社製チョコレートと
イタリア産ヘーゼルナッツを使用したビーガンのフレーバー
「プレミアム・カカオレート®・ジャンドゥーヤ」。
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2023年2月、京都にオープンした「プレマルシェ・カカオレート・ラボ」。
春~秋がメインのジェラートに代わる冬の商品をと、
チョコレートの製造・販売をスタート。

―もう一つのおすすめ「桃とマンゴー」はいかがですか。

中川 コロナの初期、病院にジェラートを届けようというプロジェクトのために作ったもので、和歌山の「あら川の桃」を使っています。これにフランスで加工したマンゴーピューレを加えると、食べたことのないおいしい味になります。バオバブが高比率で入っていて、マンゴーの食感もありつつ、口を動かさなくとも口の中で溶けていく。マンゴーよりマンゴーだと言われます。

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マンゴー好きにはたまらない「桃とマンゴー」は、
紀州の“桃源郷”、和歌山県紀の川市桃山町産の「あら川の桃」とマンゴーをミックス。
バオバブが約1.5%使われ、これまでにない食感が楽しめる。

―どれも素材へのこだわりを感じます。素材選びで大切にしていることは?

中川 自然食通販で売れるレベルの品物しか使わないということ。生産者がはっきりしていて、胸を張って売れるものを組み合わせて作っています。うちのジェラートは食べたら血流がアップして体が温まるというデータが出ているんですよ。

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「プレマルシェ」のジェラートは、
イタリアジェラート協会の国際コンテストで
3年連続複数部門受賞と、本場お墨付きの味。

―ジェラートをどのような方に手に取っていただきたいですか?

中川 やはり食に対する本物を追求する方に召し上がっていただきたいですね。

―最後に読者の方へメッセージをお願いします。

中川 私は家族をがんで亡くしていまして。死ぬ前にアイスクリームが食べたいと言われ、コンビニで買って食べさせたんです。一口目はおいしいと言って食べるのですが、二口目はもういらないと。それは口の中に乳化剤の味が残るからなんですね。うちのジェラートはそういうことがないんです。先日お得意様からプレマルシェがお母様の最後の食べ物だったと伺い、これほど尊くてありがたいことはないなと。また、アレルギーのあるお子さんが初めて食べるジェラートがプレマルシェだということも多いんです。人の人生の大事なとき、プレマルシェがそこにあったら最高だなと思ってやっています。

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ジェラートを通して「誰もが子供のような笑顔でいられる場所」づくりを目指している。

―本日は貴重なお話をありがとうございました!

※注 カカオレート®…カカオそのものの機能性を生かし、誰も害さず、食することで人々を豊かにすることを前提に、素材選び、生産者との関係性から製造過程におけるエネルギー調整まで一貫して行い、カカオの可能性を引き出した進化型のチョコレート
Premarche Gelateriaのナチュラル・イタリアンジェラート

「Premarche Gelateriaのナチュラル・イタリアンジェラート」(1カップ90cc×6)
※お好きなフレーバーを6個お選びください。
価格:¥3,000(税込)
店名:びんちょうたんコム プレマルシェ・ジェラテリア
電話:075-600-2845(10:00~12:00/13:30~18:00 土日祝・ショップ指定休日を除く)
FAX:0120-6-41828
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://www.binchoutan.com/premarche-gelateria/index.html#10400283
オンラインショップ:https://www.binchoutan.com/premarche-gelateria/

※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。

<Guest’s profile>
中川信男(プレマ株式会社 代表取締役)

1970年京都市生まれ。1999年、個人事業としてプレマを創業、2001年法人化。当初からオンライン、オフラインの両方で情報とともに自然食品や自然生活雑貨を販売。2017年から自然食品を活用した独自のナチュラルジェラート製造を開始、同年から国際コンテストに連続入賞。追ってオルタナティブフードの飲食店も開業し、現在は生活の安全にまつわる全体をカバーするため、住宅リノベーションや不動産流通まで手がけている。

<文・撮影/山本真由美 MC/和田英利 画像協力/プレマ>

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