みなさま、こんにちは。インナービューティープランナー大平美弥子です。
滋賀県栗東市にて地元の近江野菜と発酵調味料を使ったお料理教室blisskitchenを主宰しています。新年度、この4月からはインナービューティーダイエット協会公式パートナー滋賀校としても始動しました。
それでは、昨年度に引き続き滋賀県の発酵調味料をご紹介します。今回は「ホットチリソース」です。
みなさま、こんにちは。インナービューティープランナー大平美弥子です。
滋賀県栗東市にて地元の近江野菜と発酵調味料を使ったお料理教室blisskitchenを主宰しています。新年度、この4月からはインナービューティーダイエット協会公式パートナー滋賀校としても始動しました。
それでは、昨年度に引き続き滋賀県の発酵調味料をご紹介します。今回は「ホットチリソース」です。
湖南市下田には下田漬けという下田なすを漬物にする食文化があります。下田漬けの名脇役が弥平とうがらしで100年以上前から地域に根付いていた伝統野菜。
唐辛子と言えば赤のイメージですが、弥平とうがらしは、とっても可愛いオレンジ色。見ているだけで元気がわいてくる色です。が、見た目とは想像もつかず、鷹の爪の2倍の辛さを持つんですよ。
その弥平とうがらしを生産し、ホットチリソースに加工販売されている佐々木さんに取材をしました。元々は旅行会社のOLだった佐々木さんは、リーマンショックで経済が混沌とした頃に1次産業がキラキラ見えたことから職業訓練学校で農業を学ぶことに。そこで現在一緒に株式会社fm craicを運営されている三鷹さんと意気投合して農業の道へ進んだそうです。
弥平とうがらしは8月~10月が旬ですが、1年中使うために乾燥や冷凍をしてチリソースや一味などに加工しています。数ある加工品の中から佐々木さんおすすめするのが今回ご紹介するホットチリソースです。弥平とうがらし特有のフレッシュな辛味や旨味が生きています。
このチリソースを一口味見すると、その辛さに驚かれる方がいるかもしれませんが、佐々木さん曰く「とにかく我慢して3回食べて」とのこと。3回食べると、辛味の向こうの旨味に気づくことができるそうですよ。おススメの食べ方は、おでんや粕汁。ホワイトシチューなど白い物や発酵食品とも相性が良くチーズや味噌と合わせると、さらに旨味を引き出すことができます。きんぴらごぼうや煮魚など和食の隠し味にもぴったりです。もちろんタバスコとしてピザやパスタにも活用できます。国産のタバスコをお探しの方にも喜んでいただけると思います。
「ホットチリソース」を活用レシピ『チリコンカン』
<材料> 4人分
玉ねぎ(粗みじん切り)・・・1個
セロリ(粗みじん切り)・・・50g
赤パプリカ(粗みじん切り)・・・1/2個
にんじん(粗みじん切り)・・・80g
水煮大豆・・・300g
トマト水煮缶・・・1缶(400g)
にんにく(すりおろし)・・・1かけ
ローリエ・・・1枚
A
醤油糀・・・大さじ2
味噌・・・大さじ1
ホットチリソース・・・小さじ1
クミンパウダー・・・小さじ1
オレガノ・・・小さじ1
ナツメグ・・・小さじ1
フレッシュバジル(トッピング用)・・・適量
<作り方>
① 鍋に、水大さじ2(分量外)、玉ねぎ、セロリ、パプリカ、にんじん、にんにくの順に重ね入れ塩一つまみ(分量外)をふり蓋をして全体がしんなりするまで弱火で蒸し煮する。
② 水煮大豆、トマト水煮缶、ローリエ1枚を加え蓋をして10分程度弱火で煮込み、一旦火を止めローリエは取り出しておく。
③ ボウルにAと②の煮汁大さじ3を入れよく混ぜ合わせ、②に加える。
④ 鍋全体を混ぜながらフツフツするまで3分~5分程度弱火にかける。
⑤ 器に盛り、お好みでバジルをトッピングする。
【お取り寄せ情報】
弥平とうがらしホットチリソース/株式会社 fm craic
http://www.fmcraic.com/
こちらのホットチリソースは、滋賀県湖南市下田の伝統野菜「弥平とうがらし」を酢、滋賀県産にんにく、砂糖を使って熟成させて出来上がったもの。辛さのなかに何とも言えない旨味が感じられる調味料です。
★器★
信楽焼きを使用しました。和食はもちろん、今回のようなメキシカンなども合わせやすくお料理を引き立ててくれます。