こんにちは！羽田美智子です。
若い頃はそれほどでもなかったのに、年齢を重ねるごとに故郷を思う気持ちが強くなるのは、私だけでしょうか。
今回は、そんな私がみなさんに自慢したい、地元のおいしいものをご紹介します。

それは、「いばらきベーグル」さんのベーグル。
実は私、（雑穀米と同様に）ベーグルもちょっと敬遠していたんです。おいしいけれど、食べるとドシッと胃に重たい感じがしてしまって。

ところが、地元の友人に勧められて「いばらきベーグル」さんのベーグルをいただいたら、びっくり！もっちり、さくさくした食感で、お腹にももたれない。そして何より、すごくおいしいんです。

しかも、人工的なものはいっさい使わず、国産の小麦粉、茨城県産玄米粉、粗製糖、天日塩、天然酵母のみで作られていると聞き、どんな方がこのベーグルを作っていらっしゃるのかお目にかかりたくなり、お訪ねすることにしました。

茨城県守谷市にある「いばらきベーグル」の前で、中村さんご夫妻と。

「いばらきベーグル」は、茨城県守谷市にお住まいの中村さんご夫妻が「多くの人にベーグルのことを知ってほしい」と始められた、無添加で安心安全な野菜ベーグルを製造・販売するお店です。

お店のコンセプトは「茨城の、安全で新鮮な無農薬野菜をふんだんに使うことにより、バランスの良い食事を提案する」。その背景には、「息子たちに安心安全なものを食べさせたい」という強い思いがあるといいます。

ある時、息子さんたちに食べ物のアレルギーがあることがわかり、それをきっかけに「子どもから大人まで、安心して食べることができるパンを作ろう」と一念発起。試行錯誤を重ね、生まれたのがこの無添加ベーグルなのだそうです。

国産小麦は、温度帯や水加減などがむずかしく、
どちらかというとベーグルの材料としては向いていないそうですが、
「なるべく自然なものに」という願いから
国産小麦にこだわってベーグルを作り続けているといいます。

わが子のためにと始めたベーグル作りですが、「安心安全」「おいしい」とすぐにファンがつき、やがて全国各地から注文が入るように。スタッフも増え、お隣の常総市に工房を構えるほどになりました。
息子さんたちへの愛がたくさんの人たちにも広がっていくなんて、素敵ですよね。

工房にもお訪ねし、スタッフのみなさんと。
特別に、ベーグルの成形と袋詰のお手伝いをさせていただきました。

「いばらきベーグル」さんのベーグルは、生地にほうれんそうやにんじん、れんこんなど、野菜が練り込まれていて、健康な体づくりに欠かせない栄養がたっぷり。やさしい味わいで、クリームチーズをはさんだりママレードを塗ったりと、いろいろな食べ方ができるので飽きることがありません。チョコが入ったものもあって、おやつとしても大活躍。私のベーグル観が、すっかり変わってしまいました。

そこで、ぜひ羽田甚商店でもお取り扱いさせていただきたいとお願いして、「いばらきベーグル」の商品ラインナップから私がセレクトした10種類をセットにしたのが「無添加ベーグル10個セット」です。
内容は、
・プレーン×1
・全粒粉×1
・クーベルチュールチョコ×2
・塩（釜焚き海水塩「楽塩」使用※羽田甚商店で販売中）×2
・季節の野菜
にんじん×2
ほうれんそう×2
※ただし、上記内容は時期によって変わります。

冷凍の状態で届き、冷凍庫で保存すれば1カ月間、おいしく召し上がれます。好きな時に解凍して食べられるので、無駄にすることもありません。ベーグルは主食になるので、「毎日3食作るのは大変」という方は週に1回、「ベーグルデー」にするというのは、いかがでしょう。あれこれ具を挟んだりトッピングしたりすると見た目も楽しくて、大満足すること間違いなしです。

私の自慢の逸品、「無添加ベーグル 10個セット」、ぜひ召し上がってみてください！

＜撮影／高村瑞穂　取材協力／鈴木裕子＞