選べるギフトボックスB

素材は米粉や“満月生まれの卵”など!ストーリーのある焼き菓子をギフトに

2023/08/25

世界中に美味しいスイーツが溢れる今、ジャンルは多様化し、かつて考えられなかったような品にも出会えるようになりました。ここで紹介する「umi pupan」の焼き菓子もそのひとつ。静岡県産の米粉、卵、酒粕などを素材に取り入れたお菓子は、ヘルシーで、美味!グルテンフリースイーツの印象を180度変えてくれます。誕生するまでのお話を、「umi pupan」を運営する株式会社セレクト・アイ・カンパニーの代表取締役社長、鈴木功始氏に伺いました。

株式会社セレクト・アイ・カンパニーの代表取締役社長 鈴木功始氏
株式会社セレクト・アイ・カンパニーの代表取締役社長 鈴木功始氏

―今回ご紹介していただいた焼き菓子のセットとチーズケーキ。食べてみて、これらがグルテンフリーのスイーツだというのにまず驚きました。「umi pupan」は、どのような経緯で生まれたのですか?

鈴木 「umi pupan」の運営元は、私が43年前に立ち上げたアパレル会社「セレクト・アイ・カンパニー」です。弊社は1999年にアパレルと並行してカフェの運営を始めたのですが、その時に、提供するものは自分たちの手で作ることを決めて、焼き菓子やパンを作り始めました。

毎日食べても体に悪くないものをと、皆で研究しながら、白砂糖、化学調味料、食品添加物を使わない焼き菓子を作り、パンは全粒粉や、スペルト小麦と言われる古代小麦を使ったドイツパンでした。

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セレクト・アイ・カンパニーが手掛けてきた体に優しいパン。

―その後、グルテンフリーとなったのはなぜですか?

鈴木 グルテンフリーに移行する半年ほど前、私自身、腸の調子があまり良くなく、検査をしたのです。けれど異常はなし。するとドクターが、「小麦粉の摂取を一度やめてみては?」とおっしゃるのです。パンを販売している身としては「ええっ」と思いましたが、試しに3週間ほど実践してみたところ、本当に調子が良くなりました。

そこで工房チームに「小麦をやめよう」と。皆、びっくりです(笑)。ただ、ちょうどその頃、米粉を使ったお菓子の開発も少しずつ始めていたので、それなら全て、米粉を使ったグルテンフリーのお菓子にシフトしようということになりました。

―ご自身の体調がきっかけだったのですね。ところで「umi pupan」の「umi」は「海」でしょうか。「pupan」は何を意味するのですか?

鈴木 「umi」は「海」とも言えますが、実は「United Mixed Island」の略です。「umi pupan」が入る弊社の複合施設「U.M.I」には、カフェ、アパレル、ヨガスタジオ、天然石のアクセサリー工房などが入っていまして、そうした色々なものが混ざった場所、しかも街から離れた島のよう、という意味の「United Mixed Island」。

そして「pupan」は、「もっとピュアなパンを作りたい」の「ピュ」と「パン」から「pupan」。こちらはダジャレのようなものですね(笑)。

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セレクト・アイ・カンパニーが運営する静岡県駿河区の「U.M.I」。

―商品に同封されていたパンフレットを拝見しますと、粉は無農薬の米粉・玄米粉、牛乳は「井出牧場」の「いでぼく牛乳」、卵は「清水養鶏場」の「美黄卵」、酒粕は「初亀醸造」の大吟醸酒粕と、素材へのこだわりが綴られていました。どのように厳選されたのですか?

鈴木 紹介もありますが、以前、弊社は「静岡のいいもの」を取材して紹介するフリーペーパーを作っておりまして、多くの生産者の方々と出会うことができました。

取材先は自分たちのものさしで「いい」と思ったところばかりです。最近ではその中の作り手さんが、国内外でさまざまな賞を受賞されたりして、自分たちの目に間違いはなかったと自信が持てるようになりました。

―社長が会社を運営する上で大切にされていることはどんなことですか?

鈴木 人こそが主役、だから人を主役にしたい、ということですね。自分たちは何のために焼き菓子を作っているのだろう、何のために洋服を集めて提供し、オリジナルを作っているのだろう、と思った時には、その先に喜んでくれる方、待っていてくれる方がいることを思います。

また近年は、IT技術を活用すればモノが売れ、ビジネスを軌道に乗せることができる時代になりました。ですが弊社は、一生懸命仕入れた商品を、一生懸命お客様に届ける。その信念を大切にしています。すべてのお客様に対してフェアでありたいので、期末のセールをしないよう心掛けていますし、モノの魅力を伝えるのが自分たちの役目だと思っているので、広告宣伝費は基本的に使いません。

―それでは、今回の商品について伺います。まずは「選べるギフトボックスB」について。

鈴木 こちらは「umi pupan」のパウンドケーキを3種、クッキーを2種、組み合わせることができるギフト商品です。もちろん、全てグルテンフリーです。

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パウンドケーキは8種類、クッキーは6種類から選べる。

―グルテンフリーの焼き菓子作りで、難しいところは?

鈴木 小麦を使わないということは、つなぎになるグルテンがないということです。そこで水分量を調整したり、小麦に代わる粘りのあるもの、例えばチョコレートなどを加えてみたりと、生地作りには非常に苦労しました。焼いてみたらボロボロに崩れてしまったこともあり、どれも完成までには10回ぐらい試作を繰り返したかと思います。クッキーを食べていただくとわかると思いますが、一般的なグルテンフリーのクッキーに比べるとボソボソ感がなく、口どけも良いと思いますよ。

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おいしさを求めて生まれたアーモンドクッキー(右)、チョコナッツクッキー(左)。

―2年前にグルテンフリーへ移行されて、ここまで完成度の高いものを作られているなんてすごいですね。

鈴木 工房チームの力です。最近は、米粉からもう一歩進んで玄米粉のお菓子を開発していて、カヌレや、サブレタイプのクッキーができる予定です。

―玄米粉のスイーツ、初めて聞きました!すごく健康に良さそうですね。

鈴木 そうですね。そもそも無農薬の米を作るのには非常に労力がかかるので、あまりないと思います。そこで弊社では、2023年5月より、契約農園で無農薬米を育て始めました。ちょうど昨日、スタッフと行ってきたところです。田植えから1ヶ月半が経ったので、全員で草取りをし、ジャンボタニシを駆除してきました(笑)。

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スタッフで田植えを経験しながら、ものづくりの大変さを実感したそう。

―暑い中、大変だったのでは?

鈴木 大変でしたが、農家さんのご苦労を知ることができ、非常にいい経験でした。正直に言えば、650円のクッキーを作るのに、こんな労力のいる粉を使う必要があるのだろうか、と考えることもあります。けれど、私たちが無農薬の粉を使うことで、農家さんには、無農薬米作るきっかけが生まれていると伺いました。無農薬米を作る農家さんは静岡県内でも数えるほど。少しでもお役に立てたら嬉しいです。今年の米の出来次第では、少しずつ田んぼを広げることも考えています。

―社長おすすめのパウンドケーキやクッキーはありますか?

鈴木 全部おすすめなのですが、強いて挙げるなら、抹茶ケーキと、レモンチーズケーキでしょうか。

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ずっしりとした質感と、しっとりの味わいにファン多数。
左が抹茶ケーキ、右がレモンチーズケーキ。

―レシピには社長のアイデアも入っているのですか?

鈴木 そうですね。僕はお菓子を作れるわけではないので、プロデューサーですが。そして、流行っているものをあえてやめてみたり、急にグルテンフリーに変えると言ったり、いつも勝手な事をして現場を混乱させています(笑)。

ただ、そうして思い切って良かったこともあります。当時はグルテンフリーと言うと驚かれましたが、今では当たり前。むしろ必要だと言われることも多くなりました。

―その通りだと思います。では「満月つきいろチーズケーキ」についても伺えますか?ネーミングもユニークですよね。

鈴木 このチーズケーキは、湯煎を用いてじっくり時間かけて作っていまして、しっとり滑らかな食感を楽しんでいただけると思います。名前が「満月つきいろチーズケーキ」なのは、使っている卵が、満月の日に生まれたものだけだからです。

満月つきいろチーズケーキ 17cm
箱を開けると、満月色のチーズケーキがお目見え。

―満月に生まれた卵だけ!? なぜですか?

鈴木 満月にどんなパワーがあるのかについては諸説ありますが、動物や植物には少なからず影響があると思っています。例えば果物などは、満月の日に水分を吸い上げ、養分が実の方に詰まるので、甘みや栄養分がたっぷりになるそうです。だとしたら、満月の日に生まれた卵にもきっと何かパワーがあるのではないかと。そこで、養鶏場さんに無理を言って、満月の日に生まれた卵だけを持って来てもらうようにしました。

「umi pupan」では、満月の日以外に生まれた卵を使ったチーズケーキも販売しているので、それと食べ比べて違いがわかるかと言われたら、ほとんどの方はわからないかもしれません。でも、夢があると思いませんか?弊社はこうしたことも大切にしています。商売上手ではないかもしれませんが(笑)。

―満月のケーキはいつでも購入できるのですか?

鈴木 満月から2週間ぐらいの間です。それ以外の時期には、通常の卵で作ったチーズケーキも用意してありますし、他には毎月替わりで登場するマンスリーケーキもあります。例えば今(8月下旬)は、お付き合いのある農家さんのこだわりの落花生で作った「落花生のケーキ」。次は青森県産の林檎をたっぷり使った「たっぷり林檎と胡桃のケーキ」の予約が始まっています。

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滑らかな口当たり。とっておきのおやつ時間に。

―今後の展望について聞かせてください。

鈴木 まずは玄米粉のお菓子を完成させて、その後はホットケーキミックスやパスタなども手がけてみたいですね。

それから弊社はずっと、リアル店舗に足を運んでもらうことを大切にしてきたので、インターネットでの販売は後発なのですが、「こういうお菓子を探していました!」という方々の元に、きちんと商品を届けることができたなら、こんなに嬉しいことはありません。

―駿河湾に面し、約7kmも続くドライブルート上にあるという「U.M.I」。その中の工房で丁寧に作られているグルテンフリーの焼き菓子たち。パッケージも素敵で、ストーリーを添えてプレゼントすれば、とても喜んでもらえそうです。素敵なお話をありがとうございました。

選べるギフトボックスB

「選べるギフトボックスB」
価格:¥3,000(税込)
店名:umi pupan
電話:054-204-0463(営業時間11:00~19:00)
定休日:水曜、インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://shop.umipupan.jp/products/select-giftbox-b
オンラインショップ:https://shop.umipupan.jp

満月つきいろチーズケーキ 17cm

「満月つきいろチーズケーキ 17cm」
価格:¥2,808(税込)
店名:umi pupan
電話:054-204-0463(営業時間11:00~19:00)
定休日:水曜、インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://shop.umipupan.jp/products/cheesecake
オンラインショップ:https://shop.umipupan.jp

※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。

<Guest’s profile>
鈴木功始(株式会社セレクト・アイ・カンパニー 代表取締役社長)

1979年にSELECT EYE COMPANYを設立。アパレル展開のほか1988年に甘味処「一遊」、1999年よりcafe事業を展開。2009年に自家製天然酵母「pupan bakery」をオープン。2017年の移転を機にカラダに優しいグルテンフリースイーツ専門店「umi pupan」に一新し現在に至る。着ること、食べること、心身を整えることを自ら実践し、社長業の傍らyogaと瞑想クラスを受け持つ。

<文・撮影/鹿田吏子 MC/石井みなみ 画像協力/セレクト・アイ・カンパニー>

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