鹿児島のラーメン文化を支えて100年、名店とコラボした生麺のラーメンが大好評
鹿児島で約100年の歴史をもつイシマル食品。麺の製造・販売の老舗として、鹿児島のラーメン文化を黎明期から支えてきました。同社専務の松田淳さんは、鹿児島ラーメンの特徴と魅力について次のように語ります。
「白濁させた濃厚な風味のとんこつスープは久留米が発祥で、博多や熊本へと広がりました。一方で鹿児島ラーメンは、横浜中華街で修業した人が伝えた味が発展したもので、白濁させないとんこつスープが基本。久留米の影響を受けていない唯一の九州ラーメンで、とんこつの強い香りが苦手な方にもおいしく召し上がっていただけます」
中華街が原点のラーメンは、とんこつや鶏がらのスープが基本のあっさりとした風味。さらに、魚介や野菜、果物など鹿児島の多彩な食材が加わり、各店が競いながら独自の味を追求し、多彩なラーメン文化を発展させてきたそう。県内には数多くのラーメン店があり、人口当たりの件数は全国上位にランキングされるのだとか。
同社では、かねてより県内の人気店とコラボしたラーメンを販売し、地元のスーパーはもちろん、お土産やお取り寄せでも好評を博してきました。今回、個性豊かなラーメンを食べ比べしてほしい、との思いのもと「炎の7番勝負セット」を発売。
「麺は当社の打ちたて生麺で、風味や旨み、コシも高い評価をいただいています。各ラーメン店が監修し、お店で食べるできたてと可能な限り近い味わいを実現しました」(松田さん)