美肌や健康に期待。ハトムギ、低カフェイン、 プレママにも安心な島根発おいしいティーバッグ

2023/04/20

リラックスタイムに欠かせないお茶。毎日飲むならおいしく安全で、美容にも効果がありそうなものがいいですね。今回編集長アッキーが気になったのは、ノンカフェインや低カフェインで飲みやすいと評判、島根県出雲市にある株式会社ひかわ/斐川茶園のお茶。独自の製法とティーバッグ技術でおいしく仕上げた人気のお茶について、株式会社ひかわの代表取締役社長、中野玄洋氏にお話をうかがいました。

株式会社ひかわ 代表取締役社長の中野玄洋氏

ー社長ご就任は2022年だそうですね。

中野 グループ会社である食品添加物メーカーからの出向を経て、昨年就任しました。もとは同じ食品業界ではあるものの取り扱う商品が異なるわけですが、以前から毎朝お茶を飲む習慣がありましたから、縁があったかもしれません。今はこれまで以上に丁寧にこだわりながら、おいしく味わうようになりました。

ー創業されてどのくらいですか?

中野 創業は1971年、今年52年です。当時農協が担っていた製茶の仕事が民営化されることになり、地元の40名ほどが出資し、有限会社斐川茶園が誕生しました。お茶の加工やティーバッグの製造などを行い、緑茶、抹茶のほかにも、ウーロン茶や野草茶、穀物茶など様々な茶類も扱ってきました。

ー当初から緑茶だけではなかったのですね。

中野 まだ日本にウーロン茶がほとんど普及していない時代に、中国から独自のルートで取り寄せることもしていました。その後、ウーロン茶がブームになり、工場が手狭になったので、1984年に現在の地に移転。工場を広げてからは、飲料用バルク商品やティーバッグの委託加工のビジネスを中心に、BtoBの企業として事業を拡大しています。

お茶をおいしく飲むための加工を行なう工場。創業から技術を磨いてきた。

ーティーバッグの加工のしかたでおいしさにも差が出るのですか?

中野 急須やポットに葉をそのまま入れる場合は、ある程度葉の形のままですが、ティーバッグに入れる場合はカットの工夫が必要で、抽出効率やおいしさに違いが出るんです。また、独自の焙煎技術や多彩なブレンドノウハウを組み合わせることで、新しい提案や要望にマッチする商品開発が可能となります。このように長年培った技術や経験を礎に、お茶以外の食品分野で新しい価値の商品を広く取り扱っていくという思いから、2002年に社名を株式会社ひかわと改めました。社名は変わっても、地元に根ざしたお茶を広めてゆく活動など、地域に貢献したいという姿勢は変わっていません。

ー看板商品のお茶の原材料も地元島根県産のものを?

中野 はい、ハトムギ茶は「ひかわでとれた」と商品名にも入れているように、島根県産ハトムギを使い、「低カフェイン緑茶」も島根産のお茶が原料です。地元のお茶を使うだけでなく、それを地元の工場で高度な技術を用いて加工しているのです。

人気の「ひかわでとれたハトムギ茶」は風味がよく、飽きずに飲めてリラックスできる。パッケージも可愛い。

ー人気ナンバーワンの「ひかわでとれたハトムギ茶」は、香りが豊かですね。

中野 ハトムギを圧力蒸しによって中までしっかりアルファ化し、それを焙煎しています。このような工程を踏むことで、本来の風味が味わえるのです。

ー女性にうれしい成分ヨクイニンが含まれているそうですね。どんな効果が?

中野 ヨクイニンには炎症を抑えるなど、肌のトラブルに効果、つまり美肌効果があるといわれます。ノンカフェインで飲みやすいやさしい味ですので、美肌をめざす方はぜひ飲んでいただきたいですね。お客様から「吹出物が減った」とお礼の言葉もありました

夜のリラックスタイムにも楽しめる「低カフェイン緑茶」。

ー同じく人気の「低カフェイン緑茶」は、カフェインをどのくらい抑えてあるのですか。

中野 通常の緑茶と比較すると約60%カットしています。低カフェインのお茶は、いろいろ出されていると思いますが、風味がよくないとか価格が高いという声もよく聞きます。カフェインを少なくするには、しっかりとした加工設備が必要です。当社ではカフェインの除去に蒸気と熱水のみを用いる安心・安全な特許装置を使用しており、地元で茶栽培から荒茶まで製茶を行う出雲精茶さん(URLhttps://tousuien.jp/seicha/と連携し、この装置を荒茶を加工する設備に入れ込んでいるので、コストを抑えつつ風味を保つことができます。

ーおいしさを損なわずにカフェインだけを抜くのですね。

中野 そうです。渋みも出にくくなり、たとえば長い時間マイボトルにティーバッグを入れていても、おいしく飲めるんです。

水出しもでき、ティーバッグを入れたままにしても苦みが出にくい。
「Pre-mama Herb tea」は2023年にリニューアル。アレルゲンフリーでより安心できるお茶に。

ー「Pre-mama Herb tea」は、妊娠中も安心して飲めるお茶だそうですね。

中野 妊娠中の開発員が妊娠中も産後も安心して飲めるお茶を作ろうと、さまざまな原料から効能を考えながら、自分もおいしく飲めるものを選んで作ったのがこのお茶です。妊娠中は、冷えやむくみ、便秘など悩みも出てきますから、悩みに寄り添えるよう素材にはこだわりました。そしてこのほど、2014年発売の商品からリニューアルを行いました。今回はアレルゲンフリーとなるよう、黒大豆に代わって発芽玄米と紫芋を加えています。メインのルイボスティーの風味にコーン、タンポポの根のほか、焙じたミネラルの多い発芽玄米桑の葉の香ばしさ、紫芋のコク、甜茶のかすかな甘みもあります。今回も偶然ながら、開発員が妊娠中で、丁寧に試飲をしながら作りました。

商品の開発風景。

ー不安の多い時期もリラックスできそうですね。

中野 実は会社の近くに安産祈願で有名な御井(みい)神社(URL:https://mii-jinja.jp/)があり、このお茶は神社に献上しご祈祷もしていただいているんです。私たちは日頃から神社のそばで守られているように過ごしていますし、リニューアルが完了した今年の2月17日、創立記念日を祈願祭として、感謝をこめてこのお茶を献上させていただきました。お客様も安産の神様にあやかっていただけたらと思いますし、プレママに限らず幅広い方にお楽しみいただきたいですね。

安産祈願で知られる御井神社に献上。
プレママでなくても飲み続けたくなる味わい。

ー今後の展望をお聞かせください。

中野 私は地元出身ではありませんが、島根に住んでみて、お茶の文化がある土地だとしみじみ感じています。大名茶人として有名な松平不昧公(松平治郷)等の、お茶の歴史も受け継がれていると思います。ただ、お茶の生産をしているといっても、大産地とは規模が違い、島根のお茶はまだまだ認知されていないとも感じます。そのようななかで、「島根のお茶を広めたい」と立ち上がった創業時の人々の思いを引き継ぐ意味でも、島根のお茶を日本全国、世界の人々にも知ってもらうための活動を行なっていきたいと思っています。海外の方にとっては「お茶=静岡」という感覚のようですが、私たちがこれまで培ってきた技術や経験、知識を生かして、BtoB企業として地元の支えに感謝をして、貢献をしていけたらと思っています。

ーすてきなお話ですね。ありがとうございました。

「ひかわでとれたハトムギ茶」(5g×30袋)
価格:¥648(税込)
店名:斐川茶園
電話:0853-72-2134(9:00~17:00 土日祝日除く)
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://www.hikawachaen.com/f/hatomugicha
オンラインショップ:https://www.hikawachaen.com

「低カフェイン緑茶」(2g×20袋)
価格:¥756(税込)
店名:斐川茶園
電話:0853-72-2134(9:00~17:00 土日祝日除く)
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://www.hikawachaen.com/c/item/ryokuchahoujicha/lowcaffeinegreen2020
オンラインショップ:https://www.hikawachaen.com

「Pre-mama Herb tea」(3g×20袋)
価格:¥756(税込)
店名:斐川茶園
電話:0853-72-2134(9:00~17:00 土日祝日除く)
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://www.hikawachaen.com/c/item/maternity/premamaharb3020
オンラインショップ:https://www.hikawachaen.com

※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。

<Guest’s profile>
中野玄洋(株式会社ひかわ 代表取締役社長)
1965年佐賀県生まれ、広島育ち。大学卒業後、1989年三栄源エフ・エフ・アイ株式会社入社、33年間勤務。2022年株式会社ひかわ代表取締役社長就任。BtoB企業として、安全・安心な食品を通じ、人とのつながりを大事に信頼を育み、関わる人が笑顔になることを目指し活動中。地元貢献にも注力。

<文・撮影/大喜多明子 MC/橋本小波 画像協力/ひかわ>

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