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大分発のおいしさをお届け!国内初、烏骨鶏を交配した柔らかでうまみの強いブランド地鶏「冠地どり岩塩焼き」

2022/11/24

「とり天」や「鶏めし」など、鶏肉を使った郷土料理の多い大分県。そんな土地ではきっとおいしい地鶏が育てられているはず!と、探していて出会ったのが「おおいた冠地どり」。国内で初めて烏骨鶏を掛け合わせた地鶏です。今回お話を伺ったのは、そのおいしさを全国に届けたいと、飼育から処理、加工、販売までを一貫体制で取り組む株式会社学食 代表取締役社長の雨川誠氏。冠地どりにかける想いや商品についてお聞かせいただきました。

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株式会社学食 代表取締役社長の雨川誠氏

創業からこれまでの歴史をお聞かせください。

雨川 1979年に先代である父が創業しましたので、今年で43期目になります。父はもともと食品卸会社に勤めていたのですが、自らの手でつくったものをお客様に提供して喜んでいただきたいという想いから、独立して小さなお肉屋さんを開きました。それが学食の原点です。お肉を売りながら、パン粉をつけたとんかつ用の豚肉や串に刺した焼き鳥用の鶏肉などの加工品も販売したり。その後もどんどん加工品の製造販売を拡げていき、大分の郷土料理であるとり天や、鶏めしなども手掛けるようになりました。

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大分市内にある加工場から全国へ、大分の郷土の味を届けている。

「おおいた冠地どり」を扱うようになったきっかけは?

雨川 県内の畜産試験場で行われたお披露目会に招待していただいたことです。初めて試食したときには「これまでにない地鶏だ」と感じました。冠地どりは肉質がほどよく柔らかくて、深いうまみがあるんですよ。そのおいしさに惚れ込み、生産に手を挙げさせていただきました。それが15年ほど前です。県内3カ所の養鶏場さんの手を借りながら、飼育から食品への加工、販売まで一貫体制で取り組んでいます。弊社では「古里に乾杯」というテーマを掲げていて、そこには土地に根ざした会社として郷土の味を伝えていきたいという想いがあるんです。大分にはおいしいものがたくさんありますので、県内だけで消費していてはもったいないですから。冠地どりもその1つです。

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毛冠やあご髭など烏骨鶏の特徴を受け継いだ「おおいた冠地どり」。

冠地どりは、国内初の烏骨鶏を掛け合わせた地鶏だそうですね。

雨川 いま全国に地鶏と呼ばれる食用鶏は、おそらく80種類ほどあると思います。その中で烏骨鶏を掛け合わせたものは、冠地どりただ1つだけです。烏骨鶏って卵は見かけることがあっても、お肉はあまり売られていませんよね。それには理由があって、皮膚からお肉、内臓、骨まですべてが黒い鶏なんです。その見た目から食用には適していないとされています。でも、うまみ成分であるイノシン酸が豊富で、栄養価も高いんですよ。この烏骨鶏の良いところをいかした地鶏ができないかと、県内の畜産試験場で4〜5年かけて開発されたのが冠地どりです。

ほかの地鶏にはない柔らかさが特徴ということですが、それは何の違いによるものなのでしょうか?

雨川 地鶏はどんなに短くても120〜130日ほど飼育されるのですが、冠地どりは90日程度。飼育期間が短いため、柔らかなお肉になるんです。これだけ短い期間でうまみが出せるのも、烏骨鶏を掛け合わせた冠地どりならではですね。火を入れても柔らかいので、煮たり焼いたり、揚げたりと、どんな調理にも適しています。洋食のシェフもよく使ってくださっていて、とくにムネ肉がおいしいねと言っていただけています。

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「冠地どり岩塩焼き」は2袋セットでお届け。
天然ミネラルを含む岩塩のまろやかな味わいが、冠地どりのうまみを引き立てる。

そのおいしさを手軽に味わえるのが「冠地どり岩塩焼き」なのですね。

雨川 冠地どりを使った商品はほかにも色々ありますが、この地鶏の良さを1番感じていただけるのが岩塩焼きです。ほどよく脂がのったモモ肉とあっさりとしたムネ肉に岩塩だけで味を付け、直火で一気に焼き上げています。シンプルだからこそ岩塩にもこだわっていて、いくつも試食した中で最も冠地どりに適していたチリ産を採用しました。でも、国内の塩でつくってみたいとも考えていて。新しいお塩を見つけるたびに試してみているところです。

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柚子胡椒と相性抜群!大分県特産のカボスでさっぱりと味わうのもおすすめ。

最後に、今後の展望をお聞かせください。

雨川 やっぱり冠地どりのおいしさを、もっとたくさんの方に知っていただきたいですね。そのためにも、県外のお客様に直接お届けできる手法を積極的に取り入れていきたいと思っています。冠地どりを使った商品も色々と増やしていっていますので、ここ大分ならではの食べ方を皆さんに伝えていけたらなと考えています。

学食_商品

「冠地どり岩塩焼き」
価格:¥2,160円(税込、送料別)
店名:学食
電話:097-549-0188(8:30〜17:00 土日祝日除く)
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://shokuomanabu.base.shop/items/60830647
オンラインショップ: https://shokuomanabu.base.shop/
HP:https://www.gakushoku-oita.com
Mail:info@gakushoku-oita.com

※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。

<Guest’s profile>
雨川誠(株式会社学食 代表取締役社長)

1973年大分県生まれ。高校卒業後「浜安商事株式会社」に入社し、修業期間を経て、その後「株式会社学食」へ入社。2016年9月より代表取締役社長に就任。

<文・撮影/野村枝里奈 MC/根井理紗子 画像提供/学食>

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