第20回 島根県「にほんばし島根館」②

こんにちは、日本全国お取り寄せ手帖Web編集長の坂口明子です。
全国アンテナショップのご紹介、第20回目は“だんだん!”がいっぱいの島根県パート2です。

●島根県のアンテナショップ「にほんばし島根館」

アンテナショップ「にほんばし島根館」の2回目です。
1回目は銘菓、ここでは海山湖の名産からのセレクトをご紹介します。

●島根のおすすめ「あごだし」

アンテナショップの横にあるお食事処「主水(もんど)」のランチでいただいた“海鮮がいな丼”のだし茶漬けがあまりにおいしくて大感激したので、家でも作りたい!と購入したのが「あごだし粉末」。
そう何よりもだしの味がカツオ昆布だしではないな、と思ったのです。

「あごだし粉末」
▶価格 1050円/100g(税込)
▶賞味期限 1年
▶製造者 隠岐の島づくり株式会社
▶URL http://okiwebshop.com/

隠岐の島の特産、あごだし粉末。あごはトビウオのこと。あごのだしは、コクがあって、上品なうま味が楽しめます。お味噌汁はもちろん、煮物にもぴったり。このだしのおかげで、お店の味かと思っていた「だし茶漬け」、家族にも大好評で、かなりいい感じに再現できました!

●アレンジレシピ【海鮮だし茶漬け】

炊き立てのごはんに、お刺身と卵焼き、わさび、しょうゆをかけていただく海鮮丼をそのままいただき、時々だしをかけて楽しむスタイル。だしをかけたおいしさは、感激モノです!!海鮮はお好みで。

【材料】2人前

<卵焼き>
卵・・・3個
砂糖・・・大さじ1
塩・・・少々
酒・・・小さじ1

お刺身・・・好みで適宜(写真はタイ、サーモン、ゆでエビ)
青じその葉・・・4枚
温かいごはん・・・茶碗2杯分
わさび、しょうゆ・・・各適宜

<だし>
あごだしの粉末・・・小さじ4
水・・・300ml
塩・・・小さじ1/2
酒・・・大さじ1/2
しょうゆ・・・小さじ1

【作り方】
① ボウルに卵を溶いて砂糖、塩、酒を加える。玉子焼き器で卵液を何回かに分けて入れながら巻いていく。でき上がったら冷まし、1㎝角に切る。
② お刺身は2㎝角ぐらいの薄切りかサイコロ状に切る。青じそはせん切りにする。
③ 鍋にだしの材料を入れて、ひと煮立ちさせる。
④ 器にごはんを盛り、お刺身、玉子焼き、青じそを散らし、いただくときにしょうゆ少々をさっとかける。だしを添える。

だしはアツアツがおいしいです! さらに海苔の千切りをのせても合います!

●島根のおすすめ「あご野焼」

あご(トビウオ)は、初夏(5月中旬~7月中旬)にかけて日本海を北上してくる回遊魚です。
白身の青魚で火を通すとうま味がでて、歯ごたえはややかためになります。
「野焼」は、野焼きかまぼこのことで、魚のすり身を使った竹輪のような形ですが、竹輪よりも身が厚く、食感はかまぼこ。アンテナショップでは、何種類か野焼を扱っていますが、旬の時期に山陰沖で獲れたトビウオを主原料としている、歯ごたえのしっかりしたタイプを購入しました。

「あご野焼(真空パック)」

▶価格 669円/18g(税込)
▶賞味期限 30日
▶製造者 (有)岩永邦商店
▶URL http://www.hal.ne.jp/iwanaga/

なかに心棒が入っていますが、簡単に抜けます。

ほんとうにしっかりした歯ごたえ。甘味とうま味もあって、おいしいです。味もあるので、おろししょうがだけ添えていただきました。酒の肴にもピッタリです!

●島根のおすすめ「しじみのあわせみそ汁」

しじみといえば、宍道湖(しんじこ)。松江市と出雲市の間にある、日本百景にも数えられる湖です。淡水ではなくて汽水湖(海水の1/10の濃度の塩水)で、ヤマトシジミやスズキ、ボラなど魚介類が豊富に生息しています。
しじみはオルニチンが多く含まれていて、肝臓にいいということで、二日酔いの朝におすすめですが、二日酔いに限らず、独特のだしがでるおいしさは格別です。その宍道湖産のヤマトシジミがレトルトパックになって、同梱のお味噌と合わせ、お湯を注ぐだけで簡単に1人分OKのしじみ汁があります。少人数の家庭では便利ですよね!

「即席しじみ汁(合わせみそ)」

▶価格 173円/46g(税込)
▶賞味期限 180日
▶製造者 平野缶詰有限会社
▶URL http://yakumo-ennmusubi.hp.gogo.jp/pc/

ちゃんと身も入っています。

作っているところさえ見なければ、とても即席とは思えません!

●島根のおすすめ「出雲そば」

出雲そばというと、製粉と食べ方に特徴があります。製粉は、他のおそばより、殻に近い部分が多く含まれる「挽きぐるみ」方法。色が濃くて、少しボソボソした印象です。食べ方は「割り子そば」。平たい円筒の漆の重箱に少しずつおそばを入れて、薬味とそばつゆを直接かけてからめて食べます。

出雲そばも、「にほんばし島根館」では乾麺から生めんまで、さまざまな種類が勢ぞろい。
迷いにまよったあげく、出雲市産のそば粉を使用、そば粉5割で食塩無添加という言葉で選びました。そば湯も楽しめるように、たっぷりそば粉がまぶしてある生めんです。

「出雲そば(2食・つゆ付)」

▶価格 648円/めん200g、つゆ20g×2(税込)
▶賞味期限 常温30日
▶製造者 有限会社 米山萬商店
▶URL https://izumo-yoneman.com/

●アレンジレシピ【割り子そば風】

せっかくの出雲そばなので、定番の薬味を用意しました。もみじおろし、青ねぎ、海苔、カツオ節。
器に盛って、付いていたつゆをかけ、あえて食べると、あら~、おいしい! 撮影後は、もみじおろしをお代わりで、たっぷりめに入れました。

【材料】2人分
出雲そば・・・1袋(めん200g、つゆ20g×2)
大根おろし・・・1/3本分
赤唐辛子ペースト・・・小さじ1/2
万能ねぎのみじん切り・・・6本分
削りガツオ・・・5g(1パック)
海苔の千切り・・・少々

【作り方】
① 大根おろしに赤唐辛子ペーストを混ぜて、もみじおろしにする。
② ①、万能ねぎ、削りガツオ、海苔を器に盛る。
③ 鍋にたっぷりの湯をわかし、出雲そばをゆでる(4~5分)。さっと冷水に取り、よく洗ってザルに上げ、水気をきって器に盛り、薬味とつゆをかけていただく。

★ゆでたてのそばをそのまま盛り、そば湯も入れて、つゆ、薬味を入れた「釜揚げそば」もおいしいです!

●島根のおすすめ「島じゃ常識 さざえカレー」

仕上げはカレーです! 商品名が「島じゃ常識 さざえカレー」。パッケージが目を引きます。
この「さざえカレー」は、隠岐郡海士町(おきぐんあまちょう)が、海士町の特産分として農協と共同開発した第1号の商品です。さざえが“島じゃ常識”なほどよく獲れるそうです。

「島じゃ常識 さざえカレー」

▶価格 557円/200g(税込)
▶製造者 島根県農業協同組合
▶URL http://www.town.ama.shimane.jp/tokusan.html

レトルトカレーって、どれを食べてもあまり変わらないイメージでしたが、こちらは、ルーがとてもスパイシーで、おいしいんです。
20種類以上のスパイスを使っていて、スープは魚介と鶏の両方、そして仕上げにサザエの肝で作ったサザエバターを使っているのが決め手とありますが、箱の表示を見てみるとさらに、玉ねぎ、にんじん、セロリ、りんご、キウイ、しょうが、にんにくとあり、すりおろして本当ににたっぷり入っているということを実感できます。
食べたあともすっきりした後味です。何度も何度も試作されたことでしょう。さざえは、もちろん入っていますが、小さくなってしまっているので・・・。

ちなみに、うちは基本、玄米ごはんのため、写真は、玄米にかけています。
カレーが急に食べたくなったときに、常備しておきたい1品です。

<アンテナショップ>
にほんばし島根館

住所 東京都中央区日本橋室町1-5-3 福島ビル1階
電話 03-3548-9511(島根県物産協会東京支部)
営業時間 10:30~19:00
定休日 年中無休(*改修工事のため2017年9月19日より2018年2月上旬まで一時休館)
URL http://www.shimanekan.jp/

※紹介した商品はすべて、アンテナショップでの購入時価格です。
価格がメーカーと異なる商品や時期等によりアンテナショップで取り扱わない商品もあります。

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