食日記201712月

【12月の食日記】

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〇月×日
オープンしてはや16年。すっかり肉好きの聖地として定着した「マルディグラ」。世界を回り、どん欲かつ真摯に肉と向き合う和知徹シェフの料理を求めて、店内は常にうまいもの好きで賑わう。「香草の爆弾」「モツキュイジーヌ」などの傑作料理も健在で、なにを食べるか迷いに迷う。4人くらいで大いに食べ、飲むことをおすすめしたい。

「香草の爆弾」「モツキュイジーヌ」などの傑作料理も健在
肉好きの聖地として定着した「マルディグラ」

SHOP INFORMATION
▶ 店名 マルディ・グラ (Mardi Gras)

〇月×日
「多古菊」は渋谷の老舗おでん屋さんだが、実はアジフライが美味いということで、最近話題を呼んでいる。身と骨をそれぞれ揚げる。しっかり揚げ切るというより、鮮度の良さを生かして、ふっくらと仕上げているので食感がたまらない。ソースでも醤油でもお好みで。カジュアルなひとり飲み用に覚えておきたい一軒。

多古菊

SHOP INFORMATION
▶ 店名 多古菊

〇月×日
2年ぶり(というか前回訪問時に予約を入れたら2年先だった・・・)の四谷「鮨三谷」。鬼気迫る、という表現をしたくなる凄み。料理も、三谷氏の感覚もどんどん研ぎ澄まされてきている。ワイン、日本酒とのペアリング、最後にたてるお茶に至るまで、夢のような時間を過ごす。次回は少し早くなって2019年・・・。

鮨三谷
料理も、三谷氏の感覚もどんどん研ぎ澄まされてきている。
ワイン、日本酒とのペアリング、最後にたてるお茶に至るまで、夢のような時間を過ごす。

SHOP INFORMATION
▶ 店名 鮨三谷

〇月×日
こちらも全く予約が取れない、六本木一丁目のミシュラン三ツ星店「鮨さいとう」。美味しく楽しい時間を過ごして欲しいがために、鮨種の食感から酢飯の温度までを考え抜き、五感が喜ぶ順番で提供する。プロフェッショナルの極みを感じさせてくれるお店だ。

鮨さいとう
鮨種の食感から酢飯の温度までを考え抜き、五感が喜ぶ順番で提供する。

SHOP INFORMATION
▶ 店名 鮨 さいとう

〇月×日
恐らく、世界中で誰一人考えつかなかった「もんじゃ革命」を起こした代々木八幡の「お惣菜と煎餅もんじゃさとう」。その店頭惣菜部門で、たまらず購入した「赤ウインナー」。見た目と一口目は懐かしのジャンキーなのだけれど、その後の余韻が深すぎる。そしてご近所の同系列店「マルデクリスチアノ」へ。こちらは常時満席の「クリスチアノ」の分店的存在。魚料理を中心としつつ、クリスチアノの名物も食べられるから、とてもお得で使い勝手もいい。

おそうざいと煎餅もんじゃ さとう
ご近所の同系列店「マルデクリスチアノ」

SHOP INFORMATION
▶ 店名 おそうざいと煎餅もんじゃ さとう
▶ 店名 マルデクリスチアノ
▶ URL http://www.cristianos.jp/satou/

〇月×日
田町の「オステリアラディーチ」は2016年末にオープンした、大人心を刺激するイタリアン。「ランテルナ・マジカ」出身のサービスと「ラ・ビスボッチャ」で修業したシェフ、というだけで、ある種の王道感がある。一番人気という「空豆のペーストと季節野菜」は必食。2ミリ以上あるスパゲットーニのカルボナーラも素晴らしい。会話をしながらメニューを選び、アレンジしてもらう楽しさがいい。ラストオーダーが24時半なので、ひとりでカウンターでワインと一品というのもありだろう。

2ミリ以上あるスパゲットーニのカルボナーラ
OSTERIA RADICI
「空豆のペーストと季節野菜」は必食。

SHOP INFORMATION
▶ 店名 OSTERIA RADICI
▶ URL http://osteria-radici.com/

〇月×日
知人のFBを見て、すぐに注文した「貴賓」。愛媛県の真穴という土地で育ったみかんで、8千トンの中から、わずか数パーセントしか選ばれないという“極甘・薄皮”の逸品。程よい大きさと、雑味の無い上品な甘さ。14個入りからあるので、贈答用にもいい。

愛媛県の真穴という土地で育ったみかん
“極甘・薄皮”の逸品。程よい大きさと、雑味の無い上品な甘さ。

SHOP INFORMATION
▶ 店名 真穴みかん 貴賓
▶ URL http://www.kihin.jp/

〇月×日
ローストビーフで有名な「ロウリーズ・ザ・プライムリブ」が赤坂に復活。アメリカ系の大箱肉店は、食べている人が皆楽しそうなのがなにより。目の前で仕上げる「スピニング・ボウル・サラダ」などのパフォーマンスも楽しい。誕生日にはスタッフがテーブルで歌ってくれることでも有名なので、ぜひ一度は体験してほしい。

ロウリーズ・ザ・プライムリブ

SHOP INFORMATION
▶ 店名 Lawry’s The Prime Rib(ロウリーズ・ザ・プライムリブ)
▶ URL http://www.lawrys.jp/

〇月×日
愛知といえば和菓子が美味しいことで有名だが、その中でも人気が高いのが、松屋長春の羽二重餅。なんと朝7時から整理券が配布されるという貴重な品をいただく。「必ず今日中に食べてください!」と念を押された理由が手に取るとわかる。とにかく皮が柔らかい。想像を絶するほどで、赤ちゃんの肌をさらに柔らかくしたかのよう。まだまだ未知の美味しさはあるのだと実感。

とにかく皮が柔らかい。想像を絶するほどで、赤ちゃんの肌をさらに柔らかくしたかのよう。
京菓子司 松屋長春

SHOP INFORMATION
▶ 店名 京菓子司 松屋長春
▶ URL http://www.matsuya-choushun.jp/

〇月×日
神楽坂の路地裏、なかなか辿り着けない場所にある「東白庵かりべ」。蕎麦界の一大ブランドである「竹やぶ」で修業した店主のお店。竹やぶ系らしく、独特の設えの店内といい、立地といい、大人のデートにも最適。ワインも充実している。十割蕎麦はせいろはもちろんだが、かけも美味い。

東白庵かりべ
十割蕎麦
蕎麦界の一大ブランドである「竹やぶ」で修業した店主のお店。

SHOP INFORMATION
▶ 店名 東白庵かりべ
▶ URL http://touhakuan.jp/

大木淳夫

大木淳夫

「東京最高のレストラン」編集長

1965年東京生まれ。学習院大学卒。ぴあ株式会社メディア・クリエイティブ局メディアプロデューサー。日本初のプロによる唯一の実名評価本「東京最のレストラン」編集長を2001年の創刊より務めている。その他の編集作品に「東京とんかつ会議」(山本益博・マッキー牧元・河田剛)、「いまどき真っ当な料理店」(田中康夫)、「一食入魂」(小山薫堂)、「日本一江戸前鮨がわかる本」(早川光)、「グルメ多動力」(堀江貴文)など。好きなジャンルは鮨とフレンチ。
現在は、「テリヤキ」(堀江貴文氏が運営するグルメキュレーションサービス)公式キュレーター=「テリヤキスト」、Retty「TOP USER」としても活動中。

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