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”若返りのビタミン”ビタミンEが豊富でオメガ3はオリーブオイルの約12倍!「JUNKOOIL(ジュンコオイル)」

2025/06/25

長年、マイナスのイメージが強かった油ですが、近年はその栄養効果、健康効果が再評価されています。そもそも人間にとって油は少ない量で多くのエネルギーが得られる貴重な栄養素。そして、約60兆個ともいわれる細胞一つひとつを機能させているのも油です。ただし、油なら何でもOKというわけではなく、体によい油を摂ることが肝心です。今回、編集長アッキーこと坂口明子が気になったのは、多くの健康意識の高い人たちに選ばれている「JUNKOOIL(ジュンコオイル)」。日本食育コミュニケーション協会第12回全国大会にて「100年先まで伝えたい食」に認定されたエクストラバージン大豆油です。どのような油なのか、他の油と何がどう違うのか、販売元である株式会社淳子 代表取締役の別府淳子氏に取材陣がお話を伺いました。

株式会社淳子 代表取締役の別府淳子氏

株式会社淳子 代表取締役の別府淳子氏

創業以来、「JUNKOOIL」という商品1つに絞って事業を展開されています。その経緯について、お聞かせいただけますか?

別府 私は、現事業を立ち上げる前から30数年来、食に関わる事業に携わって参りました。当時は社会全体として利益を追求することばかりに躍起になっていて、食品関連メーカーでも、化学薬品や添加物などの使用を避けては通れませんでした。私が関わっていた前事業も例外ではなく、とても心が痛みました。本当は安全で体に良いものを作って消費者のみなさまにお届けしたいのに…と。

やはり良いものを作らなければいけないと思う日々、そんな時に、抗生物質や農薬を極力使わない商品を開発された方との出会いがありました。するとその方が、「いくら農薬や化学物質を使わない商品を作っても、良い油を使っていなければ意味がない」とおっしゃったのです。

「意味がない」って、どういうこと?とすごく気になって、世界中の油のことを調べ始めました。そうした中で、現事業(食用オイル事業)を始めるきっかけになったのはあるパンフレットとの出会いでした。

そのパンフレットに書かれていた「悪い油」という言葉に目が止まりました。世の中には「良い脂肪酸」と「悪い脂肪酸」があると書かれていたのです。悪い油、悪い脂肪酸って、何?いてもたってもいられず、パンフレットの作者であるBob氏にお話を伺おうと、アメリカに向かいました。

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別府社長(左)とBob氏。

「悪い油」とは、どのような油なのでしょう?

別府 脂質(油)の構成成分である脂肪酸の一種、トランス脂肪酸が含まれた油です。よい油は、天然の植物を原料とし、低温圧搾装置で絞ったもので熱処理をしないのですが、悪い油というのは、植物原料のカスをヘキサン溶剤で溶かし、高温熱処理されて作られます。その際、体に深刻な害を及ぼすトランス脂肪酸が大量に発生するのです。

約20年前にアメリカで、トランス脂肪酸を含む食用油が問題となり、訴訟が起きました。その結果、アメリカではトランス脂肪酸が使用できなくなったのです。

もともと航空会社で働いていたBob氏はこの件をきっかけに、体によい油を作ろうと一念発起。数年がかりで、天然の植物原料(大豆)から、化学溶剤などを一切使わずに圧搾抽出法で絞り出すことに成功し、9つの油製造特許を取得しました。その数年後、私は彼と出会ったのです。

その時、私の滞在期間は2泊3日と短く、寝る間を惜しんでBob氏とお話をさせてもらいました。Bob氏は、私たちの健康を脅かす油の問題、とくに未来を担う子どもたちの健康に及ぼす油の影響について熱く語ってくださり、「日本でも必ずトランス脂肪酸の問題は起きる。この油は必ず健康に役立つから、あなたがまず日本に持って帰って、商品の内容をしっかり伝えて販売してほしい」とおっしゃいました。

当時の私は油の専門家でも、販売の専門家でもなかったので、日本の皆さんに伝えていける自信はありませんでした。そのことを正直にBob氏に伝えると、「あなたがこのオイルに気づいて、日本からたった1人でここまで来てくれた。これはJUNKOOILだ。この1本が、日本に伝わっていく始まりだ」と言って、Bobラベルの油を手渡してくださったのです。

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アメリカにある原料保管倉庫。

―その1本には、Bob氏の思いと社長の「よい油を日本の人たちに伝えたい」という思いが詰まっているのですね。

別府 はい。日本のみなさんに油の大切さ、そしてこの油こそよい油なのだということをお伝えすることが私のミッションと考え、2009年9月17日に株式会社淳子を設立。その年の12月に「JUNKO」ブランドを立ち上げ「JUNKOOIL」の販売を始めました。

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「JUNKOOIL」910g。この、輝くような黄金色こそが本来の油の色!

社長のお名前を社名、そして商品名としたのには、何か理由があるのですか?

別府 社名、そして商品名に自分の名前を使ったのは、私の「思い」を伝えたいという一心からです。食品業界において、自分の名前を商品名にするなんてあり得ない、ナルシストだ、などといったお叱りの声もいただきました。でも、なぜこの油なのか、私がその価値に気づいて伝えるという思い、それを表すには自分の名前しかないと思ったんです。

最初は、恥ずかしかったですよ。でも、私の気づき、思いを込めた社名と商品名を、と考えると「株式会社淳子」「JUNKOOIL」しかありませんでした。

―「JUNKOOIL」がどういう油なのか、お聞かせください。

別府 先にも少しお話ししましたように、体に多大な害を及ぼすトランス脂肪酸は、原料を化学溶剤で溶かし、高温熱処理を行う際に生じます。でも、JUNKOOILは化学溶剤を使わない、昔ながらの天然圧搾方法で作られています。原料は、「若返りのビタミン」と言われる天然のビタミンEをたっぷり含んだ大豆です。

そして、血流を改善し、生活習慣病や認知症を予防するとされるオメガ3、抗酸化作用があり、必須脂肪酸のバランスを整えるオメガ6がバランスよく入っています。オメガ3はオリーブオイルにも含まれていますが、JUNKOOILにはオリーブオイルの約12倍もの量が含まれています。

オメガ3には優れた健康効果がありますが、熱に弱く酸化しやすいのが最大の弱点。しかし、JUNKOOILには、抗酸化物質である天然のビタミンEがたっぷり含まれているため、オメガ3が豊富な油でありながら熱に強く、酸化しにくいのです。そのため、消費期限は製造から約2年と、通常の化学添加物精油よりも約1.8倍長持ちします。

ー味や香りについては、いかがでしょう?

別府 味も香りもクセがないので、料理の邪魔をしません。素材の味を生かしてくれるので、ドレッシングとしてそのまま生野菜や温野菜にかけるもよし、唐揚げや天ぷらなどの揚げ物にも最適です。栄養素そのものの油なので体に吸収され、胃もたれすることもないですよ。

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JUNKOOILと天然塩、レモン果汁をふりかけるだけで、
おいしくて栄養たっぷりのサラダに。

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オメガ3が豊富に含まれていながら熱に強いのがJUNKOOILの特徴。
フライや天ぷら、唐揚げなど揚げ物におすすめ!

体によい油というだけでなく、JUNKOOILを使うことで料理がよりおいしくなるなんて、まさにいいことづくめですね。ただ、一般的な油と比べて価格がお高めなのが、消費者としては気になるところです。

別府 確かに、そうですね。販売を開始した頃は、食用油は1L 398円、安いものでは198円という時代でしたから、「体によい油ですよ」とお伝えしても消費者のみなさんにはなかなかご理解いただけませんでした。

JUNKOOILの場合、大豆を絞って作るだけなので歩留まりが悪く、大豆を10kg用意しないと1Lの油ができません。一方、化学添加物精油は、原料を化学溶剤ですべて溶かして抽出するので原料のカスが出ません。そのため歩留まりがよく、大量にできるので安価なのです。

ただ、近年は健康志向が高まり、消費者のみなさんの油に対する知識も深まって、ずいぶんご理解いただけるようになりました。

ー社長の熱意とご努力の結果ですね。創業から2年間、社長自らJUNKOOILを手にして全国を回られたとか。

別府 そうなんです。専務と一緒に全国のスーパーを回って店頭に立ち、お買い物にいらっしゃったお客様に直接、体によい油と悪い油があることや、JUNKOOILについてお伝えしていました。

ただ、それでもなかなかご理解いただけないので、思い切って方向転換し、まずは健康を意識されている方に向けて会社のホームページから詳しい製品情報と油に関する情報を発信するように。また、料理のプロの方にお伝えしたところ、JUNKOOILの価値を認めてくださり、飲食店様向けに業務用オイルの販売を始めました。

ーところで、オメガ3が体によいからとサプリメントで摂っている人も少なくないようですが……。

別府 オメガ3は体の中で作ることができないので、食品から摂る必要があります。日本人の1日のオメガ3所要量を考えると、毎日魚を3尾くらい食べなければなりませんが、現実的にそれはむずかしいですよね。サプリメントなら手軽にその量が摂れるというのが、人気の理由でしょう。でも、オメガ3のサプリメントはお高いんです。

その点、JUNKOOILは毎日大さじ1杯が1日のオメガ3所要量に値します。高いお金を出してサプリメントを摂らなくても、毎日の食卓にこのオイルを加えるだけで十分。しかも、加えるといっても、これまで調理の際に使っていた油をJUNKOOILに替えるだけでいいんです。

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お手軽サイズの450g(¥1,620 / 税込)もあり。

そう考えると、JUNKOOILはずいぶんお得ですね。

別府 よくぞ気づいてくださいました。弊社のテーマは「食は気づきです」です。こうしてお話しさせていただくことで、健康や油に関する「気づき」を1人でも多くの方にご提供できたら、私としてはこれ以上の幸せはありません。

ーでは最後に、今後の展望についてお聞かせください。

別府 繰り返しになってしまいますが、JUNKOOILを通じて1人でも多くの方に、健康について、食のあり方について考え、気づいていただけるよう努めてまいります。子どもたちが毎日食べて安心で、健康的で、しかもおいしい油です。現在も、保育園や学童施設などにお招きいただいてお母様方にお伝えしていますが、その活動は今後もずっと続けていきたいと思っています。

JUNKOOILを使ってくださった方からは、「消化器系が弱い私でも、この油に変えてから胃がもたれず、下痢をしなくなりました」「アトピー皮膚炎が改善しました」「揚げ物に使ってもあっさり、軽い味わいで驚きました」といったお声を頂戴しています。ぜひ一度、お試しください。

―とても勉強になりました。貴重なお話、ありがとうございました。

JUNKO OIL 910g

「JUNKOOIL」910g
価格:¥2,160(税込)
店名:ジュンコオイル公式通販 食は気づき
電話:03-6277-6351(10:00〜18:00 土日祝除く)
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://item.rakuten.co.jp/junkooil/10000000/
オンラインショップ:https://www.rakuten.ne.jp/gold/junkooil/

※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。

<Guest’s profile>

別府淳子(株式会社淳子 代表取締役)
健康に考慮した食品の企画開発、製造販売に携わるなか、世の中には「よい油」と「悪い油」があるという気づきを得る。油について調べるうち、アメリカで「本当に体によい油」を作ることに成功したBob氏と出会い、彼が作る油を日本の人々に伝えることをミッションとし、2009年9月に株式会社淳子設立。同年12月にJUNKOブランドを開始。2012年にアメリカ・ロサンゼルスにJUNKO USAを設立。2016年にJUNKO KOREA販売開始。2017年第12回食育コミュニケーション「100年先まで伝えたい食」に認定。2022年楽天週間ランキング食用油カテゴリー第1位。2023年に兵庫県淡路島にてJUNKOOILのアンテナショップ「カフェ ジュンコ de オイル」出店。

<文/鈴木裕子 MC/田中香花 画像協力/淳子>

 

羽田甚商店

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