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総合栄養食の国産自然食ドッグフード「ドットわんごはん -Red mind-」生きた納豆菌を届ける「ドットわん フリーズドライ納豆」

2024/01/10

今回、編集長アッキーが気になったのは、愛犬の正しい食事に取り組む「自然食ドッグフード ドットわん」。運営する株式会社ピュアボックス・代表取締役社長の淺沼悟氏に商品の特徴を取材陣が伺いました。

株式会社ピュアボックス 代表取締役社長の淺沼悟氏
株式会社ピュアボックス 代表取締役社長 淺沼悟氏

―創業の経緯を教えてください。

淺沼 私はもともと生活情報紙を出版する会社で営業職をやっていましたが、もっと社会に役立つ仕事があるのではないかと考え、ペットを食で健康にする“起業”という選択肢が浮かびました。この先少子高齢化が進み、ペットと人の共生はますます進むと思ったのです。とはいえ犬は飼ったことがなく、業界で働いた経験もありません。でも従来のペットフードには違和感があり、私だからこそ新しい発想を持ち込み変えられる市場だと考えました。
その違和感とは、いわゆる“カリカリ”と呼ばれるドライフード。美味しそうに見えず、子どものように可愛がっている愛犬に与える食事にふさわしいのかという疑問です。
調べていくとドライフードは飼い主にとって扱いやすいファストフードであり、ペットフード業界にとっても収益性がよく配荷しやすい為に広まっているということでした。
中でも印象的だったのが視察したペットフードメーカーの開発者から「ペットフードの基本は、混ぜる・潰す・色をつけるんだよ」と言われたことです。だったら真逆のモノを作ってみようと一念発起し、高品質なドッグ自然食ブランドを立ち上げました。そんな経緯で始めた会社は、今年で20周年を迎えます。

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余計な添加や加工を施さず、食材そのものにこだわる姿勢が愛犬家から信頼を得ている。

―商品開発にあたってこだわりは?

淺沼 たとえば今回ご紹介するドライフードですが、産地から直接仕入れた食材を使い、その栄養素を組み合わせで必須栄養成分をまかなう、製造工程や下処理に大変手間のかかる商品です。一般的には栄養添加物を組み合わせて、それにたんぱく質などを加えた原料ごとオートメーションの機械に投入するのですが、食材の栄養素を活かすには機械が使えないので手作りなんです。
原材料を厳選して手間もかかるので、当然コストがかかります。上質と言われたドライフードの相場が1キロ1,000円ぐらいの時代に、我々の商品の販売価格は3,200円。すると、取引先からは「そんな高い商品が売れるわけがない」とお𠮟りを受けるほどでした。
しかし「お客様はこんな商品が欲しいハズだからとにかく勧めてみて欲しい」と説得するうちに「その品質なら高くはない」という利用者の声が増え、当社の主力商品になっていったのです。
今では我々が価格の壁を壊したことで一般的な商品価格も3,000円を超え、ドックフードの品質自体も良くなりました。誰もやっていなかったことに挑戦し、それが業界スタンダードになったことがうれしいですね。

―創業時から変わらない理念はございますか。

淺沼 事業使命は「犬の食環境向上」でそれはずっと変わりません。環境をいい方向に改善するという意識を常に持ち、何か新しいことをして突破していくのが我々の仕事だと思っています。

―今回ご紹介する「ドットわんごはん -Red mind-」の特徴は?

淺沼 これだけ食べれば栄養が全部まかなえることを保証した商品です。一番こだわったのが、栄養添加物に頼らない総合栄養食をつくるという点。すなわち食材が持っている栄養素だけで総合栄養食を実現することに成功したのです。
当時、いろいろなメーカーの方に相談したところ「組み合わせが複雑すぎてほぼ無理」だと言われました。試行錯誤の末、素材の品質を安定させて正しく下処理すれば栄養成分が残せることがわかり、生産することになりました。ただし機械を使った大量生産はできません。手作業で1工程ずつ、蒸したり、乾かしたりといった作業が必要になり、どこまでも手間をかけて作っています。

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出汁のようないい香り、オイルコーティングをしていないサラリとした手触りが魅力。

―「ドットわん フリーズドライ納豆」はどういった商品でしょうか。

淺沼 フリーズドライ製法により、納豆の健康成分をそのまま生かした状態で長期保存を可能にしました。納豆は良質なタンパク質をはじめイソフラボン・ビタミンK2・ナットウキナーゼ・ポリアミンなどの成分をバランスよく含み、納豆菌が腸内環境を良好に保つことに役立ちます。
お客様からは「フリーズドライなので納豆のネバツキがなく、器にもついたりしないので毎日続けられます」といった声をいただいています。

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犬用納豆ブームの火付け役に。

―パッケージデザインも目を引きます。

淺沼 目だけのシンプルなデザインですが、犬好きな方なら「なんだか愛犬に見えて愛着がわく」と感じてもらえるよう工夫しました。さらに「犬が見ているのだから、おかしな商品は出せない」という、作り手の覚悟も伝わるのではないかと思っています。
また、環境に配慮してゴミを出さないよう、包装用の段ボールにも目がついています。段ボールを簡単に捨てず、犬が遊ぶ道具を入れるなど活用してほしいという願いを込めているのです。

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かわいいパッケージで飼い主も癒されます。

―お客様からの声で印象的なものはございますか。

淺沼 人件費、エネルギー、原材料コストの上昇により価格を大幅に上げなければならなくなったとき、正直に「原料や工程を高い品質のまま変えず、コストはお客様に負担していただくことにしました」とお伝えしたところ、「品質を信頼しているので、その考えを支持します」といったメッセージを多数いただきました。
あらためて、我々は飼い主様に代わって愛犬食を守る代理人であり、間違ったものを提供することはできないということを肝に銘じたのです。
ドットわんというブランドの中から選んでいただければ、愛犬が添加物を気にしない理想の食生活を送ることができると、自信を持ってお伝えしています。

―今後の展望をお聞かせください。

淺沼 創業以来ずっと取り組んでいますが、生産者を守るために食材を全て使い切ることも事業使命の一つです。ペットの健康と長生きを食で担うためには、安心できる食材の調達は切り離せないからです。生産者の作ったものを全て価値づけするという課題もあります。
創業当初にはペットフードを餌とみなし食材供給を渋る生産者や加工者も多くいました。食材の良さやこだわりを飼い主まで丁寧に届ける商品だということを、産地に行って地道に口説いて歩きました。その結果、ペットフードが単なる餌ではないということをご理解いただける方が増えてきたんです。
これからは気候変動や大規模災害などで収穫エリアが変わったり、量が増減したりと農畜産や漁業を取り巻く環境は厳しくなっていくのが現状です。そこで日本に700万頭くらいいる犬たちが、生産者の経済を支える一助として”食べ支える”というメッセージを出しています。良い食材を安定的に分けてもらえれば、愛犬の健康で長生きを安心して支えることができます。
さらに瀬戸内海で牡蠣の稚貝を食べて害をもたらす魚や増えて困っているジビエをドッグフードに使う取り組みも進めています。食材の価値をちゃんと理解したうえで正しく商品化することで、食材の未利用をなくしていく。結果的に犬に新鮮で安全な食材を調達する経路をどんどん作ることができるのです。
今後はもっとそこに寄与していけたらと思っています。

―貴重なお話をありがとうございました。

ドットわんごはん -Red mind- (500g)

「ドットわんごはん -Red mind-」(500g)
価格:¥2,530(税込)
店名:自然食ドッグフード ドットわん
電話:086-274-7071(9:00~17:00 土日祝除く)
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://www.dotwan.jp/c/dryfood/dwgohan
オンラインショップ:https://www.dotwan.jp/

ドットわん フリーズドライ納豆 (120g)

「ドットわん フリーズドライ納豆」(120g)
価格:¥1,727(税込)
店名:自然食ドッグフード ドットわん
電話:086-274-7071(9:00~17:00 土日祝除く)
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://www.dotwan.jp/c/treats/dw-nattou
オンラインショップ:https://www.dotwan.jp/

※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。

<Guest’s profile>
淺沼悟(株式会社ピュアボックス 代表取締役社長)

1969年6月24日生まれ。大学卒業後、生活情報紙で広告営業職を経験。販促プランナーとして30歳で独立後、販促や広告戦略の実務を経て2003年に株式会社ピュアボックスを起業。
人とペットがより親密になれば高品質な食生活に変化すると予見し、ペット自然食ブランド「ドットわん」の展開を始める。愛猫家にとって奇跡の日〈2022.2.22〉に、高品質なネコ自然食「ドットにゃん」を発表。ペットの食質向上につながる提案を続けている。

<文/垣内栄 MC/伊藤マヤ 撮影/伏見優美 画像協力/ピュアボックス>

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