
アレンジ自在の万能調味料「キムチ革命」! ごはんが進み無添加で安心「胡麻香りまくるふりかけ革命」
2025/05/23
今回、編集長アッキーが気になったのは、無添加のキムチの素やふりかけです。商品を製造・販売している有限会社樽の味・代表取締役社長の細田幸平氏に商品の魅力について取材陣が伺いました。

有限会社樽の味 代表取締役社長の細田幸平氏
―まずは御社の歴史から教えていただけますでしょうか。
細田 1984年頃に父が喫茶店を始めました。バブル時代の波に乗って大きくなり、喫茶店からハンバーグ定食や焼肉定食など様々な定食を提供する街の飲食店へ変化しました。当時、定食に添える漬物は食品問屋から仕入れるしかなかったのですが、ほとんどのお客さんが真っ黄色のたくあんや真っ赤な福神漬けを食べ残していたそうです。それを見かねた父が「添加物のない、おいしい漬物を作ろう」と考え、飲食店を経営しながら漬物作りを始めました。そこから2、3年かけて今の原点である発酵式のたくあんを作ることに成功し、1999年に有限会社樽の味を設立しました。飲食店と並行して漬物屋を立ち上げたんです。


ロングセラーの「キムチ革命」と新商品の「ふりかけ革命」。
—細田社長ご自身は、小さい頃から会社を継ぐつもりだったのでしょうか?
細田 そのつもりはなかったんです。僕は名古屋でウェブデザイナーとして働いていました。ただ、作ったホームページが実際に役立っているのか、実用性があるのか、見た目だけ重視していいのかといった、ウェブデザイナーとしての限界も感じるようになっていたのです。そんなときに母から「お父さんも早く帰ってきてほしいって言ってるよ」と言われ、家業に戻ることを決めました。実家の漬物屋のホームページを立ち上げれば、自分で運営もできると思ったのです。父はアナログな人間だったので「そんなウェブで売れるはずない」と思っていたようですが(笑)。
—オンラインショップはいつ頃から始められたのですか?
細田 13年前です。自社サイトを立ち上げ、楽天市場は半年くらい遅れてスタートしました。現在は他社製品も含めると200種類ほどを展開し、そのうち7割くらいが自社の商品です。
—今回ご紹介する「キムチ革命」についてお聞かせください。
細田 この商品の特徴は、粉状であることです。キムチの素というとペースト状のものが多いのですが、ペースト状だと一度開封したら期限が短く、すぐに使い切らないといけません。一方、粉タイプならチャックもついているので、常温でも持ち、冷蔵庫に入れておけば非常に長持ちします。また、キムチの素はだいたい添加物が入っているのですが、粉タイプでなおかつ無添加の商品は、弊社が初めてではないかと思います。


切った野菜とキムチパウダーを入れて、中の空気をしぼりだし、待つだけで完成。
—開発のきっかけは何だったのでしょうか?
細田 専務が営業でスーパーをまわったときに、キムチの勢いが強くて、いろいろな種類が並んでいることに気づきました。私たちは日本の漬物だけにこだわるつもりはなく、おいしいものであれば取り入れていくべきだと考えています。そこで「漬物屋が作るキムチの素」を開発しようという話になりました。
—開発のご苦労はございましたか?
細田 添加物なしで本格的なキムチの味を出すのがとても難しかったです。何度も試食会を開いて、「まだ味が浅い」「旨味が足りない」などの評価を重ねながら改良しました。唐辛子は本場の韓国産のものを使っています。
日本で販売されているキムチの素は増粘剤が入っていて、後味に悪い意味で残る感じがあります。そういうキムチの素にはしたくなくて、味わいは深いけれど後味がすっきりした、焼肉屋で食べるような本格キムチを家庭でも作れるようにしたいと考えました。17種類の素材が入っていて、海老パウダーも使っています。本場のキムチにも海老などが入っているんです。

原材料は唐辛子、乾燥野菜パウダー、しいたけエキスパウダー、酵母エキスなど。化学調味料、食品添加物は不使用。
—アレンジの幅も広そうですね。
細田 キムチとして漬けるだけでなく、水炊きに入れるとキムチチゲになったり、冷奴にかけてもおいしいです。炒め物に加えればキムチチャーハンの味になります。万能調味料のような役割があるんです。


キムチチゲやキムチチャーハンが簡単にできる。
—続いて「ふりかけ革命」についても教えてください。
細田 実は僕自身、ふりかけはあまり好きじゃなかったんです(笑)。ある時、商品開発の過程で余った材料があって、それを使って何か作れないかと思いました。いろいろ試していくうちに、これが結構いい味になってきたと感じて洗練させていきました。僕がふりかけ嫌いだからこそ、自分が好きな味にしたのです。
この商品の一番のポイントはごま油パウダーが入っていることです。香りが素晴らしく、本物のごま、酵母エキス、ネギ、ニンニク、米麹なども加えています。着色料は一切使用していません。社内の試食会では「おいしいけど地味だね」と言われましたが、「うちらしいからいいじゃん」と思いました(笑)。

ごはんが進むおいしさ。
—おすすめの食べ方はございますか?
細田 チェダーチーズとの組み合わせもおいしいですが、ブロッコリーや人参を炒めるかレンジで温めた後にこれをかけるだけで、おいしいサラダになります。無添加なのでお子様にも安心して食べてもらえます。


チェダーチーズとの相性は抜群。にんじんなど野菜の和え物にもおすすめ。
—最後に今後の展望をお聞かせください。
細田 従業員からも愛される会社になりたいですし、お客様からも末永く愛されたいです。私たちは「食のお医者さん」でありたいと思っています。食品を提供する商売は、お客様に長く食べてもらわないといけません。もし健康的でない商品だったら、お客様が健康でなくなり長生きできなくなります。それでは私たちも長く続けられません。お客様と共存共栄していくためにも、お客様が末永く健康でいられるような商品を作っていきたいです。
―貴重なお話をありがとうございました。

「キムチ革命」
価格:¥1,598(税込)
店名:樽の味
電話:050-7102-2756(9:00~17:00 土日祝除く)
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://item.rakuten.co.jp/tarunoaji/kimutikakumei_1/
オンラインショップ:https://www.rakuten.co.jp/tarunoaji/

「胡麻香りまくるふりかけ革命」30g×2袋
価格:¥1,280(税込)
店名:樽の味
電話:050-7102-2756(9:00~17:00 土日祝除く)
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://item.rakuten.co.jp/tarunoaji/gomahurikake_1/
オンラインショップ:https://www.rakuten.co.jp/tarunoaji/
※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。
<Guest’s profile>
細田幸平(有限会社樽の味 代表取締役社長)
1979年和歌山県生まれ、名古屋のWEB制作会社のデザイナー兼ディレクターとして業務に携わる。2012年に同社へ入社。2024年に同社代表取締役社長に就任。現在は自社のWEB制作以外にも製造面や研究開発にも携わっている。
<文/垣内栄 MC/田中香花 画像協力/樽の味>