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ゆずごしょうの風味と辛さがおいしい!ご飯がすすむ佃煮「ゆずごしょう昆布」

2024/05/30

味が染みこんだ佃煮は、ご飯のお供にしたりおにぎりの具材にしたりと、何かと便利なものです。副菜として食卓に常備しているご家庭も多いのではないでしょうか。

今回、編集長アッキーが気になったのは、スーパーではなかなか見かけない「ゆずごしょう味」の昆布の佃煮です。ご飯がすすむおいしさがどのように誕生したのか、販売元である株式会社天満屋 代表取締役の梶原靖久氏に取材陣がお話を伺いました。

株式会社天満屋 代表取締役 梶原靖久
株式会社天満屋 代表取締役の梶原靖久氏

―会社の沿革を教えてください。

梶原 商売を始めたのは戦前のことで、祖父が会社組織にしたのは戦後です。当初は百貨店に佃煮を納め、自社のテナントも出していました。ただ、テナントはすでに撤退済みで、今は百貨店との取引もほとんどありません。現在は問屋さんをはじめ、お弁当やお惣菜を扱う店舗、スーパーの惣菜部門など、さまざまな業種のお客様と取引をしています。

創業した当初は佃煮や煮豆、おせち料理といった和食を主に販売していましたが、時代の流れとともにニーズが変化し、扱う商品も変わってきました。佃煮は昔と変わらず扱いながら、冷凍食品なども販売しています。立ち位置としては、メーカーに近い卸売りという感じです。

―会社を継がれた経緯は?

梶原 私が幼い頃は会社の4階に自宅があり、創業者の祖父がいる社長室や会長室が遊び場でした。いずれは家業を継ぐものだと思っていましたが、大学は北海道に進学し、やりたいことを自由にやらせてもらったと思います。好きなことをやりきったところで大阪に帰って会社に入り、製造現場や倉庫、営業、総務などを経験したのちに社長に就任しました。

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煮豆も取り扱い商品のひとつ。

―幅広く展開されているのですね。

梶原 当社は佃煮だけでも、昆布の佃煮やいわしの佃煮、まぐろと昆布の佃煮など、さまざまな製品を取り扱っています。ただ、こういった多彩な製品を自社で作ろうとすると、原材料ごとにまったく違う設備を揃えなくてはいけません。いわしの工場であればいわしの下処理ができる設備が必要ですし、まぐろを仕入れるとなると地理的な問題も出てきます。

当社にも自社工場はありますが、ごく小規模なものです。その代わり日本中に協力工場があり、それぞれの工場で得意なものを生産していただいて商品のバリエーションを広げ、販売するかたちを取っています。

自社の生産品のみを扱う企業では、作っていないものは提供できません。当社はお客様から「こんな商品ある?」と聞かれたものを全国から探し、販売することで業績を伸ばしてきました。ただ、現在ではこういった優位性も失われつつあるため、もう一度この部分を底上げしたいと考えています。

―今回ご紹介する「ゆずごしょう昆布」の佃煮はどのようなきっかけで誕生したのでしょうか。

梶原 よくある味付けの佃煮では大手の製品との違いが出せず、価格も高くなってしまいます。そこで「インパクトのある商品を作ろう」と考え、当社の九州営業所が中心となって開発しました。九州の特産品であるゆずごしょうが入っています。

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さわやかな辛さがクセになる「ゆずごしょう昆布」。

梶原 当社では「ゆずごしょう昆布」のほかにも、唐辛子を入れた「ソウル昆布」、いわしの佃煮に明太子を加えた「明太いわし」など、すでにある製品にアクセントを加えて商品化することに取り組んでいます。「明太いわし」は昔からある商品なのですが、いわしの佃煮に明太子を入れるというアイディアがヒットし、かなり売れました。

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唐辛子がきいた「ソウル昆布」も人気商品。

―「ゆずごしょう昆布」をどんな方に食べていただきたいですか。

梶原 辛味が特徴で、万人受けする商品ではありません。お子さまにはあまりおすすめできませんし、大人でも味が苦手な方はいらっしゃると思います。ただ、「この味が好き」とおっしゃってくださるお客様は何回もリピートしてくださっています。本当に好きな方に何度も買っていただければうれしいです。

―通信販売をはじめたきっかけは。

梶原 今後はEC事業が必要だと考え、ひとまず店をオープンしました。ただ、既存の商品を販売すると小売店などの既存のお客様と競合してしまう可能性があり、そこでつまずきました。お客様(小売店)のお客様が直接当社に注文してくるようなことがあれば、本末転倒です。そうならないためにも今後は、当社が小売りをするための商品も手がけていこうと考えています。2023年には大阪本社に自社工場を作り、2024年の年明けからは商品開発をスタートさせています。

―今後の展望をお聞かせください。

梶原 コロナ禍でかなり厳しい状況になり、物価高騰の影響も小さくありません。そういったなかで、当社が何ができるのかを見越し、食べておいしい商品、おもしろいと思っていただける商品、あっと驚くような商品を世の中に出していきたいと考えています。

―楽しみです!本日はありがとうございました。

「ゆずごしょう昆布」(100g×3個)

「ゆずごしょう昆布」(100g×3個)
価格:¥1,300(税込)
店名:佃煮のお店 大阪天満屋
電話:06-6730-6075(9:00~17:00 月曜日~金曜日、祝日除く)
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://osaka-tenmaya.stores.jp/items/6605fd04916d261d197465a7
オンラインショップ:https://osaka-tenmaya.stores.jp/

※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。

<Guest’s profile>
梶原靖久(株式会社天満屋 代表取締役)

1978年大阪府生まれ。北海道大学在学中に、北海道立農業試験場に研修生として入り、米の食味と育種の研究を行う。大学卒業後、2011年に株式会社天満屋へ入社。2017年に同社代表取締役に就任。

<文・撮影/坂見亜文子 MC/山口優花 画像協力/天満屋>

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