桃、白、薄緑、光を透す3色の球体が1本の串に重なる小さな和菓子。思わずため息が出るほど美しく、ふわっと春の情景が広がるようです。岐阜県大垣市にお店を構える「柏屋つちや」のシグネチャーアイテムともいえる一品。商品の企画から製造までを一人で担う季節ものなので、数量にも期間にも限りはありますが、はかない春の一瞬を味わってみませんか。
生成り色をした10センチ四方の箱を開けてまず目に飛び込んでくるのは、色やフレーバーについての説明書き。日本ならではの色彩や四季をいつくしむ作り手の気持ちが伝わり、期待が高まります。