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毎日使うタオルは気持ちいいものを自分で選びたい! 「今治生まれの白いタオル」「5trees 2トーンシャンブレー」

毎日、お家でどんなタオルを使っていますか? これまでタオルと言えば、「もらったものを使っている」ことが多く、「色や柄がインテリアに合わない」「一度洗わないと吸水が悪い」などと思いつつ、なんとなく使っていました。そんなタオルの慣習を変えたのが、“今治タオル”です。今回は編集長アッキ―が気になった、今治タオルのブランドイメージのきっかけを作った、吉井タオル株式会社の代表取締役社長の吉井智己(よしいともみ)氏に、取材陣が伺いました。

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吉井タオル株式会社の代表取締役社長の吉井智己(よしいともみ)氏

―今でこそ、インテリアに合った無地のタオルが好まれますが、「吉井タオル」ではずいぶん昔から作っていたんですね。

吉井 今から40年近く前、先代の社長の時代に、取引先の娘さんがアメリカに留学されていて、お土産にタオルを買ってきてくれたんです。その頃の日本のタオルは贈答用がメインで、色柄がきれいなものが中心でした。一方、アメリカのタオルは無地のカラータオルで、水をよく吸って乾きました。アメリカのタオルは、その頃の日本にはない発想の「インテリアになじんで使い勝手がいい」タオルだったのです。
私たちは、日本にも「毎日使うタオルを大切にするような、豊かな暮らしの時代が来る」と考え、タオル作りを大きく変えました。糸を晒して(精練・漂白して)染めて織り上げるのが今治タオルの主流でしたが、糸を晒して”織り上げた生地を染める”ことに挑戦。この“先晒し後染め”の製法によって、吸水性はもちろんのこと、綿花綿糸が持っているやさしいやわらかさを引き出したカラータオルを作り始めました。

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タオルを織り上げから染めるのが吉井タオルの作り方。
白いタオルが全ての基本になります。

―ロングセラーの「今治生まれの白いタオル」が生まれたきっかけを教えてください。

吉井 2000年代に入ってから、「日本人が毎日おいしく白飯を食べるように、毎日気持ちよく使える白いタオルを作ろう」と考え始めました。カラータオルを作るときも、染める前の白いタオルが基本となります。
当時はまだ、白いタオルは安物というイメージでしたが、バブル経済が崩壊し、みんなが少しずつ日々の暮らしを大切にし始めた時期。時代の変化を感じ、インテリアにすっと溶け込み水をしっかり吸う”白い”タオルを作り始めました。

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「今治生まれの白いタオル」は、
家具やグリーンとも相性が良く、インテリアになじみます。

2007年に入り、タオルメーカー100数社を擁する今治タオル工業組合とクリエイティブディレクターの佐藤可士和さんによる、“今治タオル”のブランディングプロジェクトが始まりました。翌年、プロジェクトのパイロット商品として「今治生まれの白いタオル」が発売されました。

―「今治生まれの白いタオル」は、今治タオルの“顔”になりました。

吉井 その頃のタオルの多くに、やわらかく見せるため仕上げ時に柔軟剤が意図的に多く使われていて、買ったばかりのタオルは水を吸わないと多くの人が思っていました。それに対し、弊社のタオルは、必要最低限の柔軟剤しか使っていなかったので、買ってすぐに水を吸うタオルになっていました。佐藤さんがうちのタオルを手に取ったとき、「こんなタオルがあるんだ」と驚かれたそうです。そして、「今治タオルは性能的には完成された商品。色柄ではなく、白で勝負しましょう」と言っていただきました。プロジェクトを進めるにつれて、白いタオルは安物という今までの価値観が変わり、今治の白いタオルが全国的に認められ広まることになりました。

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「今治生まれの白いタオル」の種類は、
バスタオル、フェイスタオル、ウォッシュタオル。
ギフトにぴったりなおしゃれな専用袋もあります。

「今治生まれの白いタオル」が発売してから14年。バスタオル、フェイスタオル、ウォッシュタオルの3種類を合わせて、累計70万枚売れています。タオル業界では、異例のロングセラー商品になっています。

―実際に使ってみると、肌触りがよく、水もよく吸いますね。

吉井 弊社の社員から、「お風呂上がりに体を拭くのが楽しみになるタオル」と言う声が上がりました。タオルで拭くと言いますが、いいタオルはゴシゴシ拭かなくても、タオルに体をあてるだけで水を吸います。お風呂上がりは1日の終わり、人が一番ほっとする時間です。そんなときに、タオルで感じる幸せを多くの人に味わって欲しいと思います。

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入浴後、真っ白で気持ちいいタオルに、
ふんわりと体が包まれている感覚が味わえます。

―どんな部分にこだわって作っていますか?

吉井 タオルの原料の綿花には、天然の油分と蝋質が入っています。これらを抜いてはじめて水を吸う綿になります。でも、全部抜いてしまうと、バリバリになってしまう。油分と蝋質を“良い加減”に残しておくのが大切です。これができるのは、今治のタオル作りの分業による技術の積み重ねです。その過程で、強い薬品を使えばコストは安くできるのだけれど、綿本来の良さは失われます。手間やコストはかかりますが、必要最低限の薬品で糸の良さを失わないようにしています。
「今治生まれの白いタオル」は、最初にタオルを使ったときと同じような、やわらかさと吸水性が続く高品質のものを目指しています。

―他にも「5trees」というシリーズがありますが、どのようなタオルですか?

吉井 「今治生まれの白いタオル」と並行して、デザイナーさんとコラボして作ったのが、「5trees」です。白いタオルの話とは矛盾するからもしれませんが、やはりパッとみてかわいいタオルのニーズもあり、カラータオルを作りました。今回、ご紹介するのは、2トーンシャンブレーという商品で、表はガーゼ、裏はパイルの2重織りになっていて両方の感触を楽しめるもの。6色の色糸と白い糸を使い、12種類の組み合わせの中から選べる、新しいカラータオルです。

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「5trees 2トーンシャンブレー」のピンクとブルー。
表側はカラーとホワイトのツートンになっています。

―東京・青山の直営店「Towel shop441」でも人気のタオルですね。カラフルですが、主張しすぎず、インテリアになじむと思いました。

吉井 ありがとうございます。5年前にオープンした「Towel shop441」では、店内の真ん中に大きなテーブルがあって、置いてあるタオルを広げて、触ることができます。それから、店員に相談し、自分のライフスタイルに合ったタオルを選んで欲しいと思っています。例えば、「洗濯は部屋干しが多いから、乾きやすい薄手のものがいい」「お風呂が大好きなので、ふわふわの触り心地のバスタオルが欲しい」など、ライフスタイルによって選ぶものが変わると思うので、ぜひ、店に足を運んで試して、相談して欲しいですね。

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地下鉄表参道駅から徒歩4分の場所にある「Towel shop441」。
「ここに行けば、あのタオルが買える場所にしたい」と吉井社長。

―吉井タオルは常に先を見据えたタオル作りをされてきたと思いますが、今後の展望を教えてください。

吉井 今は、SDGsという言葉は広まり、環境負荷を減らすものづくりは当たり前になってきました。私たちは、もう少し根本に立ち返りたいと思っています。誰も買わない商品を作って廃棄されるのはエコではない。安く作ってもすぐに廃棄されるのはエコではない。
ていねいに作ったいいものを、長く使ってもらう、これがエコの本質だと思います。だから、最初の心地のいい性能が持続するタオルを作っていきたいです。
そして、少し大きな話になりますが、ものに満たさせる暮らしではなく、ものがあることによって自分の気持ちが豊かになる、タオルもそういうものになるといいなと思います。それを目指して、日々、ものづくりをして行きたいと思います。

―貴重なお話をありがとうございました。

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「今治生まれの白いタオル バスタオル・フェイスタオル・ウォッシュタオル」

▶価格
・バスタオル ¥3,850(税込)
・フェイスタオル ¥1,540(税込)
・ウォッシュタオル ¥770(税込)
・専用袋入バスタオル ¥4,015(税込)
・専用袋入フェイスタオル ¥1,650(税込)
・専用袋入ウォッシュタオル ¥858(税込)
▶店名 Towel Shop 441
(吉井タオル株式会社)
▶電話 03-3409-0441
▶定休日 インターネットでのご注文は24時間365日受付
▶商品URL https://towelshop441.shop-pro.jp/?mode=grp&gid=1523981
▶オンラインショップ https://towelshop441.jp

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「5trees  2トーンシャンブレー バスタオル・フェイスタオル・ウォッシュタオル各12種類」

▶価格
・バスタオル ¥3,520(税込)
・フェイスタオル ¥1,430(税込)
・ウォッシュタオル ¥715(税込)
▶店名 Towel Shop 441
(吉井タオル株式会社)
▶電話 03-3409-0441
▶定休日 インターネットでのご注文は24時間365日受付
▶商品URL https://towelshop441.shop-pro.jp/?mode=grp&gid=1523987
▶オンラインショップ https://towelshop441.jp

<Guest’s profile>
吉井智己氏(吉井タオル株式会社 代表取締役社長)

1988年に吉井タオルに入社し、1999年に2代目社長に就任。タオルソムリエ制度の立ち上げに中心的メンバーとして携わると共に、使い心地・使い勝手のいい今治タオルを作り、伝え広げていくことに取り組んでいる。

<文・撮影/大橋史子(ペンギン企画室) MC/栗原里奈 画像協力/吉井タオル株式会社>

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