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あの「赤福」に新しいお餅が誕生。 なつかしさと新しさをひとつの折箱に詰めた「白餅黒餅」

「赤福」といえば、知らない人はいない和菓子の老舗。赤福餅の昔ながらの素朴で上品な味は、時代が変わってもあらゆる年代の人に愛され続けています。「ときどき、あの味が食べたくなる……」という人も多いことでしょう。
そんな赤福で、昨年10月から新しく販売が始まったお菓子があると聞き、取り寄せてみました。
「白餅黒餅」です。

赤福_1
白と黒の赤福餅は初めて!なんだか新鮮です。

届いた箱のふたを開けてみると……。わぁっ、赤福餅の色が違う!不思議な感じです。
白餅は、ふんわりやさしい甘さ。
黒餅は、コクがあって、素朴な甘さ。
どちらの餡(あん)も、いつもの赤福餅とはまた違った魅力があります。
それが、赤福ならではのつややかでどっしりとしたお餅と合わさって、大満足のおいしさです。

「赤福餅」の餡には、北海道産の小豆が使用されていますが、この「白餅黒餅」の餡も同じく北海道産。白餅には、めずらしい白小豆を使用しています。黒餅は黒砂糖味で、江戸から明治のころまで作られていた赤福餅を再現しています。
お餅は赤福餅と同様に、すべて国産の良質なもち米を使用。砂糖も、結晶の大きさや糖度の高さなど、厳選されたものが使用されています。

赤福の創業は、今をさかのぼること300年以上前の宝永4年。
当時の赤福餅は、塩味の餡だったそうです。全国各地からお伊勢参りに来る人たちが、お店で旅の疲れを癒したり、お餅を食事代わりにするので、たいへんな人気となりました。
江戸時代の中頃になると、黒砂糖が出回るようになり、お菓子として甘い赤福餅が誕生しました。
さらに赤福餅が現在の味になったのは、1911年(明治44年)。お伊勢参りにいらっしゃる明治皇后のために、当時としては大変貴重だった白砂糖を餡に使ったのがきっかけだそうです。
それから100年以上も、変わらぬ味を守り続けているというわけです。

しかしながら、2年前に発生した新型コロナ感染症の流行によって、赤福の店舗も休業を余儀なくされ、苦しい時期が続きました。
「世の中が沈んだ気持ちになる中、少しでも明るく前向きな気持ちになってもらえるようなことができないか」という想いから生まれた新しい商品が、この「白餅黒餅」です。

黒は、生まれたての純朴なものの象徴。白は、清らかで洗練されたものの象徴。
「影があるということは、そこに光もある。これから光に向かって進んでいく、その一歩になれば」という気持ちが込められています。
パッケージは、「天地人」をイメージして作られました。白餅の白は天(雲)、黒餅の黒は地(稲穂)、そして右肩にある赤福の赤いロゴが人間を表現。天地の恵みへの感謝の気持ちが込められています。

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白を基調とした、風格のあるパッケージ。

実はこの「白餡」と「黒餡」のお餅、伊勢で開催された「全国菓子大博覧会(お伊勢さん菓子博2017)」にて限定販売されたことがありましたが、期間中は毎日たちまち完売となってしまったそうです。
それが、現在は「白餅黒餅」となって、オンラインショップでも入手できるようになりました。
また4月15日より、一部直営店でも購入できます。

大切な方への手土産にはもちろん、お客様へのおもてなしにも、ちょっと変わった赤福餅があれば会話が弾みそうです。定番の赤福餅と一緒に取り寄せて、家族で味の違いを楽しんでみるのもいいですね。

<文/臼井美伸(ペンギン企画室) 画像協力/赤福>

羽田甚商店

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