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授乳タイムの必需品!ママと赤ちゃんをサポートしてくれる高さ・硬さ調整自在の「授乳クッション」

2022/10/12

今回、編集長アッキーが気になったのは、大阪でベビー寝具の開発を行う株式会社彌生さん。やさしい素材にこだわったベビー布団やタオルなど、赤ちゃんのことを第1に考えた商品を展開しています。なかでも注目したのは、産院とのコラボで生まれた「授乳クッション」。赤ちゃんもママも安心な安定感で授乳時の姿勢をサポートしてくれるお助けアイテムです。その誕生秘話と“ものづくり”にかける想いを代表取締役社長・大道克弘氏に伺いました。

株式会社彌生 代表取締役社長の大道克弘氏
株式会社彌生 代表取締役社長の大道克弘氏

―2019年に社長に就任された大道社長。これまでのご経歴は?

大道 1989年の入社以来、営業・マーチャンダイザーとしてベビー用品と関わってきました。ディズニーのライセンス事業に30余年携わり、ものづくりの企画・開発から営業まですべて経験しました。弊社ではほかにも色々なキャラクターブランドをやっておりまして、それらの責任者を経て、2019年に社長に就任いたしました。

―創業当時は綿を販売されていたそうですね。御社のものづくりの歴史を教えてください。

大道 創業は1959年です。もともと私どもは綿の卸として、布団などに使用する綿を販売していました。そこから大人用の布団やこたつ布団などを生産する加工卸へと転換するのですが、大手さんもいますのでなかなか生きていけないんですね。そのとき請け負うことになったのが、キムラタンさんやファミリアさんといった老舗のベビー関連企業さんのOEMです。そういったところからベビー布団や赤ちゃん用のタオル、毛布など色々なものを手掛けていきました。そうしてベビーグッズの製造卸業界へと歩みを進めていったのですが、そこでは消費者の声がなかなか聞こえてこないということに気がつきまして。よりお客様との距離を縮めたいと思い、小売りとして前に出るようになりました。

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やさしい肌ざわりのベビー寝具を中心に、ママも赤ちゃんも笑顔になれるアイテムを展開。

―産院との共同開発を始めたきっかけは?

大道 2000年頃、より多くの消費者の声を聞くためにオンラインでの販売を始めました。でも“本当の声”というのは、なかなか聞こえてこなくて。その頃はまだSNSがありませんでしたから。そんな中でいろいろ失敗しながらも、産院・産婦人科さんとの取り引きを始めていったんです。そこから先生方にこんなものがほしい、ここをこうしてほしいといったお声をいただいて、商品開発を進めて参りました。
いま日本には2200〜2300院くらいの産院・産婦人科があるのですが、これまでにのべ約1200院で弊社の商品をご使用いただいてきました。それだけの産院さんとお付き合いがありますから、情報もたくさん入ってくるわけです。それをいかしてより良いものづくりを行い、ネットショップでも販売して多くの方にご使用いただきたいと思っています。

―1200とは、すごい数ですね。はじめはご苦労も多かったのではないでしょうか。

大道 まず、先生方のアポイントを取るのに苦労しましたね。私どもは飛び込みでの営業はしていません。やっぱり商品説明をするときにはそれなりの時間が必要ですので、事前にアポイントを取って伺うようにしているんです。でも、それがなかなか思うようにいかなくて。取引先が増えてきたら知名度も上がって、いまでは何とか話を聞いていただけるようになってきましたけれど。

赤ちゃんケアのプロの意見を反映した「授乳クッション」。カバーを外して洗えるのでお手入れも簡単
赤ちゃんケアのプロの意見を反映した「授乳クッション」。カバーを外して洗えるのでお手入れも簡単。

―産院さんにはどのようなアイテムをお使いいただいていたのでしょうか。

大道 当時、産院・産婦人科というのは閉ざされたマーケットでしたので、赤ちゃんの肌着であろうが、タオルであろうが、すべてリネン業者さんのものを使用されていました。ですから肌着も、洗濯に耐えられる柔道着のようなぶ厚いものだったり、綿とポリエステルの綿混であったり。そこで私どもが始めたのが、無撚糸やスーピマコットンという肌ざわりのいい素材を使った肌着やタオルケットなどのご提案です。赤ちゃんのベッドには防水シートの上にタオルシーツが敷かれるのですが、少しでも手間が省けるように防水シーツとキルトパッドを一体にした商品を開発したりもしましたね。

―綿を足すことで高さや硬さを調節できる「授乳クッション」も産院さんとのコラボで生まれた商品なんですよね。

大道 商品としては以前からあったのですが、10年ほど前に産院さんとの取り組みで今の仕様に変えました。足し綿がついているので、使いやすい高さや固さに調整することができます。
授乳のとき、肩が凝ったりしますので授乳クッションを使われるのですが、産院さんでは不特定多数のお母さんたちが使用されるので半年ほどでへたってしまうらしいのです。みなさんそれぞれ身長とか、左右の母乳の出方に違いもあったりして、一定の形状ではなかなかみなさんに満足していただけないと伺いました。色々なポジションで使えて、どんなお母さんでも満足できるようなものをというリクエストを受けて提案させていただいたのが、“綿を足して高さを調節する”というアイデアなんです。
例えば、右のおっぱいが良く出る方は右のほうを高くするということができます。ご家庭では1人目、2人目と長くお使いいただくこともできると思います。今でいうサスティナブルな商品になっていて、経済的でもあるのかなと思っています。

綿を足して好みのボリュームに調整可能。側面にマチがついているのでヘタりにくい
綿を足して好みのボリュームに調整可能。側面にマチがついているのでヘタりにくい。

―タテ43cm×ヨコ55cmと、サイズにも安定感がありますね。生地もやわらかくて、心地良い肌ざわりです。

大道 座面が広いので、他社さんのものに比べて安定する形になっているかと思います。
生地として使用しているのは和晒し二重ガーゼといって、吸湿・通気・保湿性を兼ね備えた2層構造のガーゼを和晒し製法で仕上げたものです。晒すというのは生地を洗って汚れを落とす作業のことなのですが、和晒しではそれにだいたい丸3日から4日かかるんです。量産の一般的な生地だと瞬間で終わるような作業なので、4日なんてとんでもないですよね。
外部のものづくりパートナーから「すごく時間がかかる丁寧な技法なんだけど、肌ざわりはすごくいいよ」とご提案いただいたので、工場見学に行ってみたんです。実際に製法とできあがったものを見て、これなら赤ちゃんのデリケートな肌に触れても安心だなと思い導入を決めました。

洗うほどに糸がゆるんで、ふっくらやわらかな肌ざわりになっていく和晒し二重ガーゼ
洗うほどに糸がゆるんで、ふっくらやわらかな肌ざわりになっていく和晒し二重ガーゼ。

―淡いカラーのプリント柄がとてもかわいいですね。

大道 わたしたちの取り扱うアイテムはお布団やクッションなど、ずっとお部屋に置いておくものが多いので、赤ちゃんらしさというよりも、20代・30代のママたちの生活空間にしっくり馴染むデザインをコンセプトにしています。ベビーライクな色柄だとお部屋のなかでちょっと浮いちゃうとか、なんとなく落ち着かないという声があったので、そういったところを意識しながらデザインを考えるようになりました。北欧調の繊細なカラーリングですが、よく見るとベビーっぽいかわいさも感じられるような仕上がりにこだわりました。

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身体にほどよくフィットするよう設計された形状とサイズ感が◎。

―最後に今後の展望をお聞かせください。

大道 これまで私どもは「for the babyー赤ちゃんのために」をコンセプトに、出産に関わる商品の企画・開発やサービスを進めて参りました。これからはさらに視野を広げて、育児から福祉まで進めていけるような企業でありたいと思っています。いまは働き方改革で女性もどんどん働くようになってきていますから、社員に対しても地域社会に対しても、女性の活躍を後押しするような女性にやさしい企業でありたいと思っています。

―本日は素晴らしいお話をありがとうございました!

和晒し二重ガーゼの授乳クッション

「和晒し二重ガーゼの授乳クッション」
価格:¥4,296(税込)
ショップ名:BabyShop YAYOI
電話:06-6252-2841(10:00〜16:00 土日祝日除く)
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://item.rakuten.co.jp/nenetshop/jcnp11/
オンラインショップ:https://www.rakuten.co.jp/nenetshop/

※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。

<Guest’s profile>
大道克弘(株式会社彌生 代表取締役社長)

1962年大阪府生まれ。1989年に入社し2019年に社長に就任。出産なさるお母さん、そして赤ちゃんに快適な眠りをお届けする寝装品を企画生産しています。これからは出産後の育児についてもサポートできる企業、そしてそのような職場環境を目指していきたいと考えています。

<文/野村枝里奈 MC/鯨井綾乃 画像協力/彌生>

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