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女子会の手土産にも最適! 上品な甘みの「あられ一粒 和三盆」 止まらないおいしさの「やさいあられ」

2022/05/30

今回、編集長アッキーが気になったのは、京都・亀岡の「保津川あられ本舗」。国内産100%のもち米を使用した正真正銘の京あられのお店として知られています。同店を運営する渡辺製菓株式会社、代表取締役社長の渡邉東高氏に、人気のあられについて取材陣がうかがいました。

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渡辺製菓株式会社 代表取締役社長の渡邉東高氏

―創業の経緯を教えてください。

渡邉 創業は1949年です。祖父が戦後に商売を始めた際、小麦粉を原料とするうどん玉の卸しからスタートしました。しかし、小麦価格の高騰に加え、湿気や温度に敏感なうどんはその日に食べきらないといけないため食品ロスも多かったことから、安定して作れる米菓にたどりつきました。

―ご苦労はございましたか。

渡邉 父が入社した頃には、もち米が高騰し、商品価格を上げざるを得ない時期がきました。しかし、得意先からは値上げを認めてもらえず、そうなると原料を安くするしかありません。しかし祖父と父が「商品の価格が上がっても、やはり味の質は落とせない」と決意し、得意先だけでなく、直接営業をかけることも行うようになりました。この「よりおいしいものを作り続ける」という挑戦は、経営理念である「やっぱり違う、保津川あられ」の原点でもあります。私は2017年から社長に就任しましたが、社員のときと業務は変わっていないのに、責任の重さは段違いです。

―入社する前は別の会社で働いていらっしゃいますね。

渡邉 家の前に工場があり、遊び場も工場だったので、いつかは会社を継ぐことになるだろうとは思っていました。ただ、父からは修行を言い渡され、大学卒業後は規模が大きい米菓製造会社に入社しました。さらに、その後は和菓子の原料問屋に行くように言われ、営業を担当しました。いろんな和菓子屋さんに行っては、商品を購入し、毎日食べて研究をしていました。その後、2009年に当社に入社した次第です。

―「非日常のあられを世界に」というビジョンの意味を教えてください。

渡邉 本物のあられはお米の香りがします。この「米の香り」にこだわり続け、原料を厳選し、こだわりの製法で、手間暇を惜しまないことで、おいしいあられが出来上がります。贈り物として、親戚の集まりのお茶菓子として、女子会の手土産として、「プチ贅沢」なお菓子として使っていただきたいという思いがあります。日本の伝統のあられを海外の方にも感じていただきたいですね。

―商品の中でも「あられ一粒 和三盆」が人気ですね。

渡邉 徳島県産の阿波和三盆と、地元京都産の新羽二重もち米を使用し、企画部署や職人たちが試行を重ねて完成した商品です。当社のあられは「丸つぶし蒸し」製法にこだわっています。「丸つぶし蒸し」とは、もち米を粉状にするのではなく、米粒そのままを蒸し上げて杵でつく昔ながらの製法で、米の風味をそのままあられに生かすことができます。

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「あられ一粒 和三盆」は、
2015年にフードアクションニッポンアワードで入賞。

―「やさいあられ」も画期的ですね。

渡邉 あられは平安時代からある伝統的なお菓子ですが、伝統的なあられの形は残しながら、時代に合わせて革新的なものも作っていきたいと考えています。その中で「やさい味はどうか」という提案が職人から出てきて開発しました。ターゲットは30~40代の女性で、あられを気軽に手に取ってもらえるよう、色味やパッケージも工夫し、従来のあられのイメージを崩しました。軽やかな食感が特徴です。

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じゃがバター、焼とうもろこし、トマト味の「やさいあられ」。

―ホームページで商品を選定する際に、「かたさから選ぶ」というボタンがあるのが印象的でした。

渡邉 お店であられを選んでいるお客様にはよく「これは硬いですか?噛みやすいですか?」と質問をされます。高齢者やお子さんはかたいあられを食べるのが難しいですし、最近の傾向としてやわらかめなあられを選ぶ方も多くなってきたことから、リニューアルを機にボタンを追加しました。直接商品をご覧になれない、オンラインで商品をご購入されるお客様の判断材料として役立ていただきたいと思います。

―地域への貢献も積極的に行われています。

渡邉 SDGsの取り組みとして、働くママを応援するため保津川ひよこ保育園を提携会社とともに運営しています。また、雨の日セールや、あられの日セールを実施し、直接店舗に足を運んでくださるお客様にも思いやりを届けて、少しでも地域の皆様に貢献していきたいと考えています。

―最後にメッセージをお願いします。

渡邉 創業当時から変わらず、米本来の味を追求し続けていきたいです。時代のニーズに合わせた革新的な工夫もしながら、保津川あられの美味しさを世界中に広げていきたいです。

―あられの魅力をたくさん知ることができました。ありがとうございました!

「やさいあられ じゃがバター」
価格:¥486(税込)
店名:保津川あられ本舗
電話:0771-22-0170(10:00~17:00)
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://hozugawaarare.shop-pro.jp/?pid=73026337
オンラインショップ:https://hozugawaarare.shop-pro.jp/

「やさいあられ 焼とうもろこし」
価格:¥486(税込)
店名:保津川あられ本舗
電話:0771-22-0170(10:00~17:00)
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://hozugawaarare.shop-pro.jp/?pid=73026325
オンラインショップ:https://hozugawaarare.shop-pro.jp/

「やさいあられ とまと」
価格:¥486(税込)
店名:保津川あられ本舗
電話:0771-22-0170(10:00~17:00)
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://hozugawaarare.shop-pro.jp/?pid=73026314
オンラインショップ:https://hozugawaarare.shop-pro.jp/

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「あられ一粒 和三盆」
価格:¥486(税込)
店名:保津川あられ本舗
電話:0771-22-0170(10:00~17:00)
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://hozugawaarare.shop-pro.jp/?pid=73024218
オンラインショップ:https://hozugawaarare.shop-pro.jp/

<Guest’s profile>
渡邉東高氏(渡辺製菓株式会社 代表取締役社長)

1980年1月20日京都府亀岡市生まれ。大学卒業後、同業である栃木県の丸彦製菓様に米菓製造の修行で2年勤め、その後、京都に本社がある和菓子原料問屋である美濃与様の東京支社にて5年営業活動の修行後、2009年同社に入社。2011年に常務取締役に就任。製造部門と営業部門を任され、2017年に同社代表取締役社長に就任。

<文/垣内栄 MC/鯨井綾乃 画像協力/渡辺製菓>

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