第4回 発酵食材  アップルビネガー

はじめまして。
インナービューティープランナー三和文子(みわあやこ)です。
「お食事を変えると心から美しく幸せになれる」をテーマに、
青森県でお料理教室を主宰しています。

心から美しく幸せになるためには欠かせないもの、それは「発酵」。
青森県はとても自然豊かな土地で、きれいな水と自然豊かな土地で作られた、
伝統ある発酵調味料がたくさんあります。

今回ご紹介するのは、「ブラックアップルビネガー」。
製造は大正元年創業のカネショウ株式会社さん。
ブラックアップルビネガーの原材料は、青森県産のりんごのみ。
添加物も一切入っていない、自然の製法で作られたお酢です。

スーパーなどで出回っているりんご酢は、だいたい10日ほどで完成するそうなのですが、
このブラックアップルビネガーは、なんと200日以上もかけて熟成させています!
りんごの豊潤な味わいの後にまろやかな酸味、ゆったりとした甘さ…
そのままいただいても、とても美味しいお酢です。

この美味しさ、青森という土地に秘密があるようです。
本州最北の地に位置する青森県は、四季がはっきりと感じられる場所。

春は、咲き乱れる桜と弘前城の情緒ある風景が広がり、
弘前城のお堀には、散った桜の花びらがピンクの絨毯を作ります。
夏は、青々と茂る白神山地の緑と突き抜ける青い空のコントラストと、
夜には至るところで熱気溢れるねぶた祭りが。
秋は、木々を真っ赤に彩るまんまるのりんごに、
広大な津軽平野で育った黄金色の稲穂とそれを見下ろす岩木山の紅葉。
冬は、しんしんと降り積もる真っ白な雪。
一面埋め尽くすこの雪が次なる豊かな土壌を育てます。

自然を胸いっぱい感じられる土地でできた美味しいりんごは、生産量日本一。
そのりんごを皮ごとすりおろして発酵・圧搾し、オーク木樽で
ウィスキーのようにゆっくりと熟成することで味わい深いお酢が完成します。

丁寧に作られたブラックアップルビネガー、格別の美味しさです。

★おすすめ発酵調味料★
「ブラックアップルビネガー」
ブラックアップルビネガーは、サラダのドレッシングやヨーグルトに
そのままかけていただいても美味。
調味料のアクセントとしても活躍してくれます。
青森から生まれた自然な味わいを堪能してください。

★活用レシピ★
『4種のきのこのマリネ』
<材料> (2名分)
しいたけ・・・50g
エリンギ・・・50g
しめじ・・・50g
えのき・・・50g
酒・・・小さじ1
パセリ・・・適量
ピンクペッパー・・・適量

A(合わせ調味料)
ブラックアップルビネガー・・・大さじ2
粒マスタード・・・小さじ2
レモン汁・・・小さじ1
ブラックペッパー・・・少々

<作り方>
1. ボウルにAを混ぜ合わせておく。
2. きのこをそれぞれ食べやすい大きさに切って、フライパンに入れる。酒を鍋肌から回しいれてフタをして軽く蒸す。
3. きのこに火が通ったら、1のボウルに入れて混ぜ合わせる。
4. 皿に盛りつけ、パセリ、ピンクペッパーを散らして完成。

 

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