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新生・四陸(フォール―)の自信作「本山油」「海老のチリソース」

2023/12/18

デパ地下で人気の中華惣菜が、体に優しくさらにおいしくリニューアルし、お取り寄せが可能になったとか。さらに「これさえあれば味が決まる!」とSNSで評判の万能調味料もラインナップ。今回編集長アッキ―こと坂口明子が気になった株式会社フーズパレット代表取締役社長の渡邊靖也氏に、取材陣が伺いました。

株式会社フーズパレット 代表取締役社長 渡邊靖也氏
株式会社フーズパレット 代表取締役社長 渡邊靖也氏

―「四陸(フォール―)」ブランドを運営するフーズパレットさんについて教えてください。

渡邊 株式会社神商として設立したのが1960年です。当初は輸入食品や酒類の卸・小売りをしていて、1976年から飲茶の店をデパートに展開し始めました。セントラルキッチンを設立し、中華惣菜などを作って販売するようになったのが1979年。2003年に社名を株式会社フーズパレットとし、その翌年から、現在の基幹ブランドである四陸(フォール―)を、2006年にセカンドブランドである「チャイナチューボー」を立ち上げました。

実は、2019年に、煮豆や昆布佃煮などで知られるフジッコ株式会社の子会社として再スタートを切り、メニューや社内の仕組みなどがごっそり新しくなりました。

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エビチリが看板メニューの「四陸」ブランドを運営。

―渡邊社長のご就任がその2019年。

渡邊 フジッコの社員として子会社化の交渉を担当。フーズパレットにはブランド力や商品力がありましたので、フジッコのマーケティング力や販売力と融合することで、新たな価値が生まれると思っていました。M&Aが成立した2019年、社長に就任しました。

―社長ご就任から取り組まれたことを教えてください。

渡邊 社内の仕組みからメニューまで、あらゆることを変えました。例えば、中華惣菜はすべてセントラルキッチンで料理人が手作りしていますが、きちんとしたレシピがありませんでした。原価率に対する概念も薄かった。きちんとレシピを作ることで味のばらつきをなくしたり、原価管理を確実にしたりという基本から始めました。

衛生管理や品質管理の体制も強化しました。食の安全は、お客様との約束ともいえることですからね。

それから、肝心な中華惣菜の味も見直しました。フーズパレットは、創業以来大きく味を変えてこなかった。しかし、時代とともに、好まれる味や求められるものが変わっていると考えたからです。

―具体的には?

渡邊 フジッコに、4ヶ国で日本大使館公邸料理人を務めた経験のある本山隆洋という社員がいたので、彼と一緒にゼロから味づくりを始めました。

そうこうしている間にコロナ禍に突入し、ひどい月は売上が7割減という大打撃。打開策として、準備を進めていた、冷凍惣菜通販の充実を急ぐことにしました。ブランド名を「四陸FROZEN(フローズン)」として、2020年9月にスタート。レシピの見直しやパッケージの刷新を続け、12品目あるうちの5品目が2023年の3月に、残り7品目が切り替わったのが2023年9月です。

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中身もパッケージも新しくなった「四陸FROZEN」の海老のチリソース。

―看板商品である海老のチリソースもリニューアルされたのですね。ポイントをお聞かせください。

渡邊 海老チリは、海老に衣をつけてソースをまとわせる料理ですが、その衣が実は難しい。厚すぎると海老自体の食感がわからなくなりますが、薄いとはがれやすくなって、ソースの中に衣だけ残っちゃうというような。試行錯誤してようやく、海老のぷりぷりっとした食感を生かしながら、はがれにくい薄衣を実現させました。

味の点では、より白いごはんに合う味を目指しました。ネギ、ショウガ、ニンニクなどの薬味をたっぷり使って風味をアップさせ、甘みを抑えて酸味が際立つようにして、絶妙な甘酸っぱさになりました。薬味を入れるタイミングや火の入れ方なども工夫しました。

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海老の食感を生かす薄衣に絡むのは、酸味と甘味のバランスが良く
ほどよい辛みのあるソースで、白いごはんによく合う。

―もう1つのポイントが、安心感ですか?

渡邊 自分の家族に安心して食べさせられるものをと突き詰めたとき、化学調味料や保存料、着色料を使わずできないか、と。例えば海老チリでいえば、食感を保つためにどうしても保水剤が必要なので食品添加物不使用と言えないのが残念ですが、原材料名を見ていただくと、一般的な食品が並んでいるはずです。

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化学調味料、保存料、着色料不使用で本格的な仕上がり。

―長年続いた味をガラリと変えられて、お客様の反応はいかがでしたか?

渡邊 衣が薄くなって「海老小さくなったね」という声も最初はありましたが、おおむね好評をいただいています。おかげさまで、アジア最大級の食品・飲料展示会で「フローズン オブ フューチャー2023」ベンチャー・イノベーション部門 グランプリを受賞したんですよ。

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冷凍で届き、電子レンジ加熱ででき上がる手軽さも嬉しい。

―「本山油」についても教えてください。

渡邊 先にご紹介した料理人、本山とともに開発しました。中華料理では野菜の多くは炒めたり蒸したりと、火が入ったものが多く、生食することがないことに気づいたところからのスタートです。ワンランク上の食卓を演出できたらいいよね、と……。

薬膳の考え方を取り入れて、体を温めるものにしよう、と。さらっと食べられて体に良い油というところで亜麻仁油を使い、タマネギやショウガ、ナツメなど9種類の薬膳食材を使用しています。もちろん、食品添加物不使用。かけるだけ、混ぜるだけで料理が格段においしく、本格的に仕上がります。

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9種類の薬膳食材がそれぞれの食感と風味を出している。

―亜麻仁油というのは?

渡邊 成熟した亜麻の種子から得られる油で、人の健康維持に欠かせないオメガ3という必須脂肪酸を多く含みます。亜麻仁油単体では加熱に弱いという欠点がありますが、米油をブレンドすることでその課題もクリアになりました。

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いつものゆで豚も、かけるだけでおもてなしの一品に。

―おすすめの使い方は?

渡邊 クセの強い野菜と相性が良いのが特徴です。パクチー(香菜)に本山油をかけるだけのサラダをぜひ試していただきたい。互いの香りを引き立て合い、本山油のザクザクとした食感を楽しみながら、どんどん箸が進むのではないでしょうか。

公式サイトやSNSで、本山油を使った料理レシピをたくさんご紹介していますのでぜひご参考ください。

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パクチーをはじめ、セロリや春菊など香りの強い野菜によく合う。

―本山油には兄妹品があるのですね。

渡邊 本山油は辛みの少ないオールマイティなタイプ。その他、青森県産にんにくを、ネギやショウガ、鶏がらスープなどと漬け込んだ「本山大蒜(にんにく)」、自家製の甜麺醤や漢源花山椒、朝天辣椒(唐辛子)などをブレンドした深みのある絶妙な辛さが特徴の「本山赤醤(あかじゃん)」があります。「本山大蒜」は中華からイタリアンまで幅広く、下味として、調味の要としてお使いいただけますし、「本山赤醤」はスープや麺料理に入れたり、奥行きのある辛みを出したりなど重宝です。

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本山調理油シリーズ。

―今後の展望をお聞かせください。

渡邊 フーズパレットは、手作りにこだわってここまで続いてきました。大火力の中華バーナーが立ち並ぶセントラルキッチンで、野菜の処理や薬味作り、調味料を合わせるところまですべて職人の手作業。職人の手作りによる丁寧な商品づくりはこれからも大切にしていきます。

その上で、それぞれの事業を発展させていきたいと思っています。例えば、デパ地下でお惣菜を買ってくださる方に、家庭でストックできる四陸FROZENの存在を知ってもらったり、量販店の冷凍コーナーで見た四陸FROZENの商品をデパ地下でお求めいただいたりなど、相互送客でき、もっともっと四陸の知名度を上げられたらいいですね。

私自身、社長就任から様々な困難がありましたが、「為せば成る」という言葉をモットーにここまでやってきました。何事も諦めたらそこで終わりなので、これからも挑戦を続けていきたいと思っています。

―素晴らしいお話をありがとうございました!

海老のチリソース

「海老のチリソース」
価格:¥842(税込)
店名:中華惣菜専門 四陸(フォールー)
電話:0120-150-679(9:00~17:00 土日祝除く)
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://shop.foodspalette.co.jp/c/single/ebi
オンラインショップ:https://shop.foodspalette.co.jp/

本山油(3本セット)

「本山油」(3本セット)
価格:¥3,240(税込)
店名:中華惣菜専門 四陸(フォールー)
電話:0120-150-679(9:00~17:00 土日祝除く)
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://shop.foodspalette.co.jp/c/seasoning/motoyamaabura
オンラインショップ:https://shop.foodspalette.co.jp/

※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。

<Guest’s profile>
渡邊靖也(株式会社フーズパレット 代表取締役社長)

1972年兵庫県神戸市生まれ。大学を卒業後1995年にフジッコ株式会社に入社し、営業、経理、経営企画等での勤務を経験。2019年に株式会社フーズパレットがM&Aによって同社の子会社となった際、代表取締役社長に就任。

<文・撮影/植松由紀子 MC/菊池美咲 画像協力/フーズパレット>

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