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丁寧に搾られた生のえごま油 「KSF FARM国産生えごま油」 にんにく好きにはたまらない 「国産にんにく ザ・ポン酢」

2023/01/11

今回、編集長アッキーが気になったのは、スープやドレッシング、調味料にこだわる「郡山鈴木食品」。株式会社郡山鈴木食品・代表取締役社長の鈴木陸奥雄氏に、商品の魅力を取材陣が伺いました。

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株式会社郡山鈴木食品 代表取締役社長 鈴木陸奥雄氏

―創業の経緯を教えてください。

鈴木 創業は1964年で、物作りの好きな父母が材木などを運ぶチャータートラックで集めた資金で始めた味噌、醤油製造販売が始まりです。その後、自分たちで作るよりもおいしい発酵食があることを知り、仕入れて販売するようになりました。2013年には父母から私に会社を委ねられ、現在に至ります。

母が大病をした事をきっかけに手軽に栄養素を取り入れる事ができないか。そして次世代の子供が野菜をおいしくモリモリ食べる為には何が必要かを考え、スープやドレッシング、乾物などをメインに販売をしており、新たな取組みとして自社製造、自社製品作りをスタートさせました。

―家業を継がれるまではどういうお仕事をされていたのでしょうか。

鈴木 メーカーの催事担当で全国の北海道物産展でおぼろ昆布を販売していました。そこで海藻の活用法や健康効果を知りました。前職で学んだことが家業にも役立っています。

―創業時から守り続けていること、モットーなどをお聞かせください。

鈴木 創業時から安心安全で健康を考えた美味しい食品を提案し続けること、人と人の繋がりを大切にすることです。現在は 「毎日の食生活が楽しく、簡単になるための手段を生み出すこと」をコンセプトに掲げ、創業時からのモットーを忘れることなく日々、食品の提案をしております。

―コロナ禍においての変化はございましたか。

鈴木 対面で商談ができず、味を伝えるのが難しく、大きなダメージがありましたが、新しい分野へ挑戦する端緒にもなりました。コロナ以前より自社で何か作れないかを考えていましたが、コロナショックにより自社製造、自社製品への動きが本格化し、自社農園で栽培したえごまとにんにくを使った「KSF FARM国産生えごま油」と「国産にんにくザ・ポン酢」が完成しました。

―2020年から農業プロジェクトを開始されたきっかけを教えてください。

鈴木 コロナ禍で深く商品づくりをしないとオンラインでは伝わらないことを痛感し、農産物から作ることにしました。初の農業ということもあり、すべてが手探りの状態から始まりました。収穫時の刈り取りやえごまの脱穀を大型の機械に頼らず、手作業で朝から夕方まで皆でバンバン振り続ける作業が大変でした。最後の枝を振り切った時の感動を今でも忘れられません。

―社長ご自身が感じる調味料の魅力とは何でしょうか。

鈴木 使う人の創造力を引き立て、食材を美味しく変化させ、楽しい団欒のきっかけを作る手助けを弊社の調味料で出来たら素敵だと思っております。実際に野菜が嫌いだったお子様が弊社の調味料をかけたらモリモリ食べるようになった。など、嬉しいお客様からの声もいただいております。子どもでも高齢者でも野菜やお肉をおいしくいただけるのが調味料の魅力だと思います。

―「KSF FARM国産生えごま油」の開発のきっかけを教えてください。

鈴木 コロナショックはもちろん、農家の高齢化がどんどん進み、作物を作らず放置した状態の畑(耕作放棄地)が増えていることを聞き、耕作放棄地を利用し、健康をサポートできる商品を作りたいと考えました。また、えごまを栽培する農家も激減していると聞いたため、私の考える健康をサポートする商品=えごま油 に繋がりました。

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1日1杯のえごま油で健康習慣を。

―製造やえごまの選定でこだわった点など教えてください。

鈴木 えごま油は熱に弱く酸化しやすい性質があるので、昔ながらの製法の玉締め搾り式の圧搾機を使用しています。

弊社の自社農園は、有機肥料で土作りをします。化学肥料や農薬を使わず、どこまで有機肥料を入れるかなど、土づくりが大変でした。近所の米農家さんから頂く籾殻でクン炭を作り、牡蠣殻石灰で整えます。黒えごま種子を中心に農薬は使わず栽培し、乾燥も秋晴れの中、天日乾燥をさせて保存をしています。

―お客様からの声はいかがでしょうか。

鈴木 「香りとコクが美味しい」と言ってもらえます。国産のえごま油は貴重なので、好評をいただいております。えごま油の健康作用を期待されて購入される方が多いです。

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納豆やみそ汁にかけて。

―おすすめのレシピはございますか。

鈴木 毎日スプーン1杯を目安に摂取していただきたいので、毎日食べる食材にかけていただくことをおすすめしています。私は玉ネギスライス、きゅうり塩こんぶ和え、納豆にスプーン1杯をかけて食べています。

―「国産にんにく ザ・ポン酢」は「まろやかにんにくポン酢」をリニューアルされた商品ですが、こだわった点を教えてください。

鈴木 もともと私が二郎系のラーメンが大好きで、ニンニクが大好きだったので作ったのですが、リニューアル前はにんにくが強過ぎるとの声が多かったのです(笑)。

にんにくと柚子果汁のバランスを整えたことで味に丸みが生まれ、さらに調味料としてのバリエーションが広がったと感じています。にんにく特有の臭いを抑えながら、にんにくの旨みを引き立たせるのが大変でした。

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サラダのドレッシングとしても使えます。

―お客様からのご感想はいかがでしょうか。

鈴木 今まで使っていたポン酢に物足りなさを感じていたという方にも好評です。国産にんにくを使用しているから安心して食べられる、さっぱりしつつもにんにくの風味がしっかり感じられるので、和洋中どんな料理にも合わせやすい、お肉と一緒に食べて元気になれる、といった感想をいただいています。

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焼肉をさっぱりいただけます。

―どのような食材と一緒に召し上がっていただきたいですか?

鈴木 これからの季節は鍋の調味料としてお使いいただくのも良いですし、私個人としてはぎょうざに付けて食べていただくとご飯がすすみます。

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鍋ものにもぴったり。

―今後のビジョンや展望をお聞かせください。

鈴木 子供が野菜をお菓子の様に食べれるようなドレッシングやお弁当のおかずが冷えても美味しく食べられる焼きタレなど、子供から高齢者まで全ての年齢の方の健康をサポート出来る様な簡単で美味しい食の提案をしたいです。

例えば、お湯でゆでれば柔らかくなり、お湯ごと食べる事ができる塩分控えめな主食や副菜として必要な栄養を手軽にとれる製品を作りたいです。

春には小さな自社工場が出来る計画なので、農業プロジェクトで出会った方々に協力をしてもらい、安心で美味しい食材を使い製品を作っていきたいですね。ECサイトもリニューアルして、お客様がさらに購入しやすいページにしていきます。

―貴重なお話をありがとうございました。

郡山鈴木食品_商品1

「KSF FARM 国産生えごま油 95g」
価格:¥2,500(税込)
店名:郡山鈴木食品
電話:0120-037-088(10:00~17:00・土日祝除く)
定休日:土日曜、インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://suzuki-foods.stores.jp/items/60bd69d4a8755331955bdb68
オンラインショップ:https://suzuki-foods.stores.jp/

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「国産にんにく ザ・ポン酢」
価格:¥600(税込)
店名:郡山鈴木食品
電話:0120-037-088(10:00~17:00・土日祝除く)
定休日:土日曜、インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://suzuki-foods.stores.jp/items/62561dc56b87c35d8dd6bee3
オンラインショップ:https://suzuki-foods.stores.jp/

※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。

<Guest’s profile>
鈴木陸奥雄(株式会社 郡山鈴木食品 代表取締役社長)

1974年福島県生まれ。県内の大学を卒業後、海産物卸売会社にて経験を積む。2013年代表取締役社長に就任。食品卸売業を主としつつも、「毎日の食生活がもっと楽しくなるように」という思いから2020年より農業プロジェクトを開始した。

<取材/垣内栄  MC/鯨井綾乃 撮影/坂口明子>

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