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小さめバッグでも大容量 「JETTER SQUARE TOTE」 必要なものだけ持ち歩きたい人にぴったり 「JETTER MINI BRIEFCASE」

2023/02/02

今回、編集長アッキーが気になったのは、兵庫・豊岡の鞄ブランド「CREEZAN」。同ブランドを展開するコニー株式会社代表取締役社長・西田正樹氏に、商品の魅力を取材陣がうかがいました。

コニー株式会社 代表取締役社長 西田正樹氏
コニー株式会社 代表取締役社長 西田正樹氏

―創業の経緯を教えてください。

西田 1975年創業で、鞄の産地である兵庫県・豊岡市に本社があります。私は大阪出身ですが、母親が豊岡の出身で、母親の弟である叔父がコニーの2代目でした。私は大阪のアパレル業界で働いていましたが、叔父からうちで働かないかと誘いを受けたんです。いつかは東京で働いてみたいと思っていたのですが、「東京に営業所もある」と言われ、アパレルから鞄業界に移りました。それが27歳の時です。昨年60歳になりまして、33年ほどこの会社で働いています。

―アパレル業界と鞄の業界では大きな違いを感じましたでしょうか。

西田 アパレル業界は華やかですし、「かわいいでしょ」と感覚でものを言いながら営業しているようなところが以前働いていた会社にはありました。でも、鞄の会社では、製造に近い部分、どういう風に作られているか、素材が一体何なのか、それがわからなければ営業ができないところが面白い、奥深いと感じました。

―社長に就任されたのはいつですか?

西田 42歳の時です。OEMが経営の中心でしたが、先代の社長と一緒にいつかはオリジナルブランドを出したいという話はしていました。そして念願のオリジナルブランド「CREEZAN」を立ち上げ、2015年の秋に展示会をしたのがスタートになっています。

―豊岡は鞄づくりがしやすい土地なのですか?

西田 豊岡は町ぐるみで鞄づくりを盛り上げている土地です。生地屋さんや金具屋さん、印刷屋さんなどが近くに揃っていて、製造に関してはかなりメリットがある場所です。

―今回ご紹介する「JETTER」シリーズの特徴を教えてください。

西田 ディープホワイトを追求し、イタリア産の上質なシュリンクレザーを使ったシリーズです。私はもともと白が好きで、白い鞄を作りたいと思っていたのですが、生産部のスタッフからは反対されました。作る過程で汚れやすくて管理が難しい、生産効率も上がらないという理由でした。でもだからこそ、他がやってないことをしようと考えたんです。OEMで培ったノウハウを高めたら、絶対に作れるはずだと思いました。

汚れが飛ばないようスタッフは手袋をつけて制作し、大量生産ではなく、責任を持ってパーツを作るなど、手間をかけて完成させています。ブランドはデザインが肝になりますが、これまでいろんなデザイナーの人と会ってきた中で、この人なら任せられると思った清水敦司氏にデザインをお願いしました。

―モノづくりで大切になさっていることを教えてください。

西田 常識にとらわれないモノづくりを意識しています。白い鞄を作るというのがそれを1番表していると思います。鞄で1番売れる色は黒で、その次がブラウン、ネイビーといった色です。販売店側からも白は売りにくいと言われますが、白い鞄がおしゃれだと思ってくれる人も絶対いるので商機はあります。常識の逆をいくことに挑戦していくことを大切にしています。

―実際にお客様からの反応はいかがでしたでしょうか。

西田 際立ってる、とんがってるといったことをよく言われます。鞄売り場を遠くから眺めると、黒い鞄だらけの中で白い鞄はすごく目立ちます。とくに自分の個性を主張したい人にはすごく喜ばれています。

―ゴルフコレクション、ディズニーコレクションもあります。

西田 私自身がゴルフ好きですし、ゴルフブームということもあり、ゴルフコレクションを作りました。ディズニーコレクションは、子供向けの商品を作るつもりはなく、いかに上品にラグジュアリーに大人向けに仕上げるかというところがポイントになりました。ミッキーマウスのアートもスタイリッシュなデザインにして、ミッキーマウスが鞄を持っているなど、遊び心も加えています。

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グリーンに映える白のゴルフコレクション。
オリジナルデザインの旅するミッキーマウスが。

今回ご紹介する「JETTER SQUARE TOTE」の特徴を教えてください

西田 JETTERは元々メンズ向けのアイテムが中心でしたが、女性用のアイテムを増やしたいと思い、できたのがこの商品です。どっちの面も表として持てるダブルフェイスです。白い鞄なので、スカーフを巻いてアクセントにするといった使い方もできます。

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表、背側のどちらが表に見えていても様になるダブルフェイス仕様。
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財布、携帯、手帳、メイクポーチなどの必需品から500mlのペットボトルも収納できます。

―「JETTER MINI BRIEFCASE」はいかがでしょうか。

西田 こちらは百貨店さんから、今の時代、あまりものを持たなくなっているので、タブレット端末と財布が入るくらいのブリーフケースを作ってほしいと要望があり作りました。おかげさまでとても売れていて、時代に合った商品だと思います。

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タブレットPCが入るサイズ感で、スマートなミニブリーフケース。

―最後に御社の今後の展望について教えてください。

西田 JETTERでは昨年立ち上げたゴルフコレクション、ディズニーコレクションで花を咲かせたいと思っています。また、CREEZANというブランドを世界に広げたいと考えています。台湾への進出、韓国でのECサイトオープンをはじめ、シンガポールなど海外での展開に力をいれていく予定です。

―貴重なお話をありがとうございました。

JETTER SQUARE TOTE

「JETTER SQUARE TOTE」
価格:¥39,600(税込)
店名:CREEZAN公式WebShop
電話:0796-23-6345(10:00~18:00 土日祝日除く)
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://www.creezan.com/collection/jetter/jetter-square-tote.html
オンラインショップ:https://www.creezan.com/

JETTER MINI BRIEFCASE

「JETTER MINI BRIEFCASE」
価格:¥35,200(税込)
店名:CREEZAN公式WebShop
電話:0796-23-6345(10:00~18:00 土日祝日除く)
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://www.creezan.com/collection/jetter/jetter-mini-briefcase.html
オンラインショップ:https://www.creezan.com/

※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。

<Guest’s profile>
西田正樹(コニー株式会社 代表取締役社長)

1962年大阪府東大阪市で生まれる。大阪府立布施高校、大谷大学を卒業後、大阪のアパレル会社に就職。平成2年にコニー株式会社に入社し、2004年に代表に就任。2015年に自社初のオリジナルブランドである「CREEZAN」を立ち上げ、常識にとらわれないモノづくりを信条に、上質で洗練された大人の鞄をお届けしている。

<文/垣内栄 MC/橋本小波 画像協力/コニー>

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