生の風味で新感覚!宮崎が誇る「おいしいにんじんドレッシング」「おいしいピーマンドレッシング」

2024/04/25

今回、編集長アッキーが気になったのは、野菜を使った宮崎生まれのドレッシング。こちらを生産・販売している株式会社マスコ・代表取締役社長の守谷健吉氏に商品の魅力を取材陣が伺いました。

株式会社マスコ 代表取締役社長 守谷健吉氏
株式会社マスコ・代表取締役社長の守谷健吉氏

―創業の経緯を教えてください。

守谷 私は映画が好きで映画監督になりたくて、高校卒業後は大学に進学するつもりでした。でも、高校の当時の担任の先生から「お前は飲食業が向いている」と就職を薦められました。学生運動が激しい時代で、勉強もしていなかったので就職することに決め、大手紅茶メーカーが運営するレストランに入社し、喫茶部門で仕事をしていました。

京都にある会社でしたが、当時、同じ京都にある京セラ株式会社が大きくなっている時期でした。京セラの創業者は鹿児島出身の稲盛和夫氏で、同じ九州出身者が成功されていたので、自分も京都で頑張ろうという気持ちだったのです。

その後、会社を辞めて商売を始め、鴨川でカップルにアイスクリームを売るなどしていましたが、なかなかうまくいかず、30歳のときに宮崎に戻ることにしました。

最初は、某居酒屋チェーンのフランチャイズに加盟しました。しかし提供されていたドレッシングがあまりおいしくなかったので、内緒で和風ドレッシングを自分で作り、店で出すようになったのです。すると、近くの大手スーパーの店長がご来店された際に、「こんなにおいしいドレッシングだったらうちで売りたい」と言われ、瓶詰にして置いてもらうことになりました。

お客様が皆さん「おいしい」と言ってくださるので、品名は「おいしい和風ドレッシング」にしました。スーパーで売るためには他の種類も出してほしいということで、地元の日向夏みかんの果汁を使ったドレッシングも一緒に作りました。

現在も販売している「おいしい和風ドレッシング」「おいしい日向夏みかんドレッシング」はこの当時からあるドレッシングです。

その後、フランチャイズは辞めて、居酒屋「マスコ」をスタートし、ドレッシング事業も本格的に始めることになりました。

マスコ_1
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今回ご紹介するにんじんとピーマンのドレッシング。

―事業で大切にされてきたことを教えてください。

守谷 社名のマスコは、「守谷ハイ・サービス・センター(Moriya High Service Center)」の略です。ホスピタリティ=心からのおもてなしのあるサービスが大切だと考えています。

経営理念は「逞しく立派な日本人となり、美しい人生を」です。飲食業では、いろんな判断をしなくてはいけない場面があります。たとえば、お客様の見えないところで店のスタッフが料理を床に落としたとき、立派な日本人であればそれをそのまま使ったりはしませんよね。ですから、経営理念を判断材料にしなさいと伝えています。

おいしいのは当然として、安心安全な商品を提供すること、楽しんでいただけること、スタッフもお客様も経済的・精神的に豊かでいられること、信頼と能力の向上に努めることで、楽しく自由にお店を作っていけるという考えを従業員には伝えています。

また、お客様に対してだけでなく、従業員同士でも丁寧な言葉遣いで接し、挨拶も重視しています。挨拶と言葉遣いがよければ、笑顔が自然と生まれます。

衛生管理に関しては「日本一、衛生的な工場」と自負できるほど徹底しており、お客様に安心して食べていただける環境を整えています。

―にんじんやピーマンなど野菜をダイレクトに使用することを思いついたきっかけは何ですか。

守谷 地元・宮崎の野菜はおいしいと全国の人たちも言われており、それをドレッシングにしたらどうなるんだろうかと考えました。原材料がおいしいから、おいしいドレッシングができるわけです。地元・宮崎の材料を使ったドレッシングが売れれば、地元の生産者が潤うという仕組みで、生産者も消費者も会社も喜ぶ三方よしの経営を目指しました。

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ピーマン×ピーマンサラダ

―ピーマンのドレッシングは珍しいですね。

守谷 ピーマンの生産量は、宮崎が日本で2番目です。ピーマンは苦いイメージがありますが、ドレッシングとして作ってみたらとてもおいしかったんです。私は孫が8人いますが、彼らに食べてもらうとピーマンドレッシングが一番人気があるほどです。また、ピーマンの種やワタも丸ごと使用することで風味を引き立てています。

製造過程では、苦みや香りが強く出過ぎないこと、グリーンの色がきれいに定着するかなど半年以上もテストを重ねました。その結果、嫌な香りは残らず、味わいもマイルドで、色もきれいに仕上げることができました。

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にんじん×にんじんサラダ

―加熱殺菌なしという徹底した製造方法の理由をお聞かせください。

守谷 野菜を中心にしたドレッシングですから熱をかけない方が鮮度を保てるし、味も間違いない、そういう点でこだわってきました。

安全性、殺菌力が非常に高いオゾン水で野菜を洗浄しているのもこだわりです。手作業で皮をむき、素材を丁寧に扱っていることもおいしさの秘訣です。

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秋刀魚ときのこのマリネ

―サラダにかける以外でおすすめの食べ方はありますか。

守谷 マヨネーズとにんじんドレッシングをあえてタルタルソースにするとおいしいです。ピーマンドレッシングは、薄く切った白身の魚と玉ねぎにかけてカルパッチョにするのもおすすめです。

当社のドレッシングは野菜だけでなく揚げ物にかけるなど、いろいろな食べ方ができます。ホームページのアレンジレシピを掲載しているので、参考になさってください。

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鮭フライ にんじんタルタル添え

―お客様からの声で社長が印象に残ってることはありますか。

守谷 「子供が野菜を食べなくて困ってたのに、ピーマンドレッシングをかけたら、子どもがいくらでも野菜を食べるようになりました」といった声をお客様からよくいただいています。お子様からご年配の方まで、野菜嫌いの方でもおいしく召し上がっていただけるドレッシングです。

―今後のビジョンをお聞かせください。

守谷 私は自分で作ったドレッシングを毎日サラダにして30年近く食べて、研究を重ねてきました。こんなおいしいドレッシングがあることを知っていただき、もっと日本全国の方々に召し上がっていただきたいです。

生産者の方々にとって厳しい時代ですが、日本のフルーツや野菜が海外でも高く評価されているのは品質と味が良いからです。私たちは宮崎の良質でおいしい野菜を使ったチルドのドレッシングをこれからも広めていきます。

―貴重なお話をありがとうございました。

おいしいにんじんドレッシング(200ml)

おいしいにんじんドレッシング(200ml)
価格:¥486(税込)
店名:おいしいドレッシング マスコの通信販売サイト
電話:0120-040-508(9:00~17:00 土日祝除く)
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://masuko.shop-pro.jp/?pid=94998006
オンラインショップ:https://masuko.shop-pro.jp/

おいしいピーマンドレッシング(200ml)

おいしいピーマンドレッシング(200ml)
価格:¥486(税込)
店名:おいしいドレッシング マスコの通信販売サイト
電話:0120-040-508(9:00~17:00 土日祝除く)
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://masuko.shop-pro.jp/?pid=117741431
オンラインショップ:https://masuko.shop-pro.jp/

※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。

<Guest’s profile>
守谷健吉(株式会社マスコ 代表取締役社長)

宮崎県出身。高校卒業後、紅茶メーカーが運営する喫茶レストランで働き始める。早くから独立を考え、開業資金を貯め30歳になったのを機に宮崎に戻る。喫茶店や弁当店を開いた後、居酒屋業態の多店舗展開を始める。開業当初、市販のドレッシングの味に納得出来ず自作のドレッシングを提供していたところ人気となり、全国の生協を中心に販売を始める。現在、飲食店を19店舗、お店で人気のメニューを冷凍商品化した冷凍食品工場、国産野菜を生のまま使った「生ドレッシング」の製造業を運営。

<文/垣内栄 MC/伊藤マヤ 画像協力/マスコ>

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