和歌山県の繊維 メーカーが開発。KIYOIの「ふっくらマシュマロのような泡立ちトウモロコシ由来のボディタオル ふわふわ」と「油をギュッとふき取るボアレンジふきん」

2024/03/07

日常使いするものだからこそ、本当に良い物を。和歌山県には、高品質のふきんやボディタオルで「ライフスタイルを豊かにする」に挑戦している「KIYOI(きよい)」というブランドがあります。
今回、編集長のアッキーが注目したのは、KIYOIの「ふっくらマシュマロのような泡立ちトウモロコシ由来のボディタオル ふわふわ」と「油をギュッとふき取るボアレンジふきん」の2品。一度使うとリピートしたくなる品質の秘密を、原田織物株式会社の代表取締役社長 原田晋平氏に、取材陣が伺いました。

原田織物株式会社 代表取締役社長 原田晋平氏
原田織物株式会社 代表取締役社長の原田晋平氏

―会社の創立が「昭和24年」と、とても長い歴史をお持ちですね。

原田 今年で75年目になります。元々、私の祖父が戦後まもなくに立ち上げた会社でして、最初はヨーロッパやアメリカの百貨店向けに、主にOEM商品のランチョンマット、を取り扱うところからスタートしました。
祖父は横浜市出身なのですが、戦後に祖母の地元である和歌山県へ移動して、原田織物を創業した経緯があります。

その後時代の流れと共に国内向けに、家庭用品雑貨を中心にスポンジや浴用タオル等を作って参りました。私が3代目に就任したのは2016年のことです。今回取り上げていただいた国内外向けのODMブランド「KIYOI」の運営が本格化するのもそのタイミングからです。

―3代目として会社を受け継いだことで、大変だったことはありますでしょうか?

原田 社長就任当初に生産ラインの見える化をコンピュータ等のデジタル管理に変更していった事でのスタッフからのアレルギー反応が大変でした。

例えば職場環境において例を挙げると、コンピュータによる品質管理の見える化に取り組んだ例があります。都内のメーカーでは当たり前になった仕組みですが、地方では進んでいないこともあって、すんなりと受け入れてはもらえませんでした。こういったことは、大なり小なりどこの会社でもあると思います。

これを解決するには、やはり新社長として結果を出して、会社が売り上げを含めていい方向に進んでいく実績が求められます。社員が振り向いてくれるようになるまで、多くの時間を費やしました。

今では、ここ和歌山県が自分の出身地ということも手伝って、社員たちと意気投合できているのではと思います。

―KIYOIというブランドはどのような経緯からスタートしたのでしょうか?

原田 KIYOIは社長就任以前から育てていた、「ライフスタイルを豊かにする」というコンセプトから始まったブランドです。スタート当時の2015年ごろはヨーロッパのお客様が増えていたこともあり、海外への輸出用ブランドとしてスタートしました。

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本当に良い物をお客様に届けるために、地元和歌山県でこだわりの商品を作り続けている。

しかしあるとき、代官山でポップアップストアを出店する機会があり、そこで大きな反響があったのです。このきっかけから日本向け商品にも力を入れることになり、現在では静岡PARCOさんの実店舗や、楽天・BASEなどで広く販売するようになりました。

―商品についてお伺いします。浴用タオル「ふっくらマシュマロのような泡立ちトウモロコシ由来のボディタオル ふわふわ」の特徴やおすすめポイントとは?

原田 特にお伝えしたいのは、必要以上にゴシゴシ洗わなくても、泡立ちの良さでしっかり肌を清潔に、弱酸性でお肌に非常に易しい仕上がりになっているところです。

トウモロコシ繊維はキメが細かく肌触りが良い。
その一方で、肌を上滑りする感覚はないため使いやすい。

弊社は以前から化粧落とし用の製品を作っていまして、肌にダメージを極力与えずに、しっかり汚れを落とす生地を作るノウハウを持っています。「ボディタオル ふわふわ」はその特徴を受け継いだタオルです。実際に使えば、肌へのやさしさと泡立ちの良さを実感だけるはずです。小さなお子様にも安心してご利用いただけます。

―「ボディタオル ふわふわ」の開発のきっかけは?

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いつもと同じボディソープを使ってみると泡立ちの良さに驚くはず。
身体をこするたびにたくさんの泡が出てくる。

原田 大きく2つのノウハウが関わっています。1つは、天然繊維を使った商品開発のノウハウ、もう1つは化粧品メーカー向けの商品を作ってきたノウハウです。

特に化粧品メーカー向け商品のノウハウから受けた影響は大きいです。化粧品業界では、肌に優しく汚れがしっかり落ちることが求められますし、さらに泡立ちの良さも欠かせません。

この条件を満たしていたのが、弊社の特許技術であるトウモロコシ生地なのですが、あるとき、これがボディタオルに適していることが分かり、開発に繋がりました。

また、昨今SDGsが叫ばれている背景も、トウモロコシ生地に適している環境となりました。じつはこのトウモロコシ生地は、一定の温度と湿度になると溶けて土に還る性質があります。生地メーカーとしてサステナビリティに貢献できるのは大きなポイントです。

―キッチン用品についてもお伺いします。「油をギュッとふき取るボアレンジふきん」は、水で濡らすだけで油汚れが落ちる便利な商品ですが、どのような経緯で作られたのでしょうか?

原田 この商品は元々業務用商品として開発がスタートしたものです。
調理を大量に行う現場では、油汚れがサッと落とせて、同時に清潔性も保てる「水で洗うだけで清潔性が保てるふきん」が求められていました。

この課題を解決できないかと考え、弊社独自の技法である「シール織り」を活用することにしました。糸の特性から水に濡らすだけで油汚れを落とすことができ、さらに中華料理店でも活用できる、油汚れに対する強さも兼ね備えています。

同時に、飲食店では避けたい「抜け毛」の解消にも取り組みました。繊維が簡単には抜けない作りになっており、食器や食材に付着するリスクも低くなっています。

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水だけで油汚れが落ちるので、洗剤を使いたくない箇所にも気軽に使える。
油汚れはしっかりキャッチし、洗い流すときもサッと落ちる。

その分作る手間はかかっていますが、お客様の掃除の手間は減らせていると思います。

ほかの商品では2回拭かないと落ちないような汚れでも、ボアレンジふきんなら1回で落ちる。そんな品質が実現できるように、あえて手間をかけて作っています。

―商品開発で大変な点や、やりがいを感じる点などを教えてください。

原田 長い期間をかけて商品を開発しても、すぐに似た商品が出てくる点は大変です。ただ、完全に同じ物が出てくることはないので、弊社はコンセプトを大事にして「本当に良い物を作る」ことに徹しています。

そうすればリピーターさんも付いてくれますし、リピーターさんを大事にすることで、愛されるブランドになると思っています。

―お客様からの声で印象的なものを教えてください。

原田 まず挙げられるのは、毎日使う商品だからこそ、品質が良くてありがたいという声です。弊社としても、例えばボアレンジふきんがキッチン周りで使うスタンダードになってくれればうれしいです。

ほかにも、ボディタオル「ふわふわ」を使ってくださった方からは、アトピーや肌が敏感な方から「乾燥しにくくなった」「以前より良くなった」といった声をいただいたのが印象に残っております。

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KIYOIは商品の品質でお客様に寄り添い続けている。

―最後に会社としての今後のビジョンや展望についてお話をお聞かせください。

原田 今後も本当に良いものを作り続けていくというコンセプトは変わりません。ただ、メーカーとして時代の流れに取り残されないように、しっかりブランドを確立していきたいと思っています。

弊社の商品は、一度使うとリピートしたくなる「高品質」にこだわって作っています。デザインにもこだわっているので、多くのお客様にとって、日常のインテリアの一部として使っていただけるようになると嬉しいです。

―本日は貴重なお話をありがとうございました。

「ふっくらマシュマロのような泡立ちトウモロコシ由来のボディタオル ふわふわ」

「ふっくらマシュマロのような泡立ちトウモロコシ由来のボディタオル ふわふわ」
価格:¥1,045(税込)
素材:ポリ乳酸100%
サイズ:23cm×100cm
店名:KIYOI ONLINE SHOP
電話:0736-42-2677(平日 9:00~17:00)
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://shop.kiyoi.co.jp/items/10585128
オンラインショップ:https://shop.kiyoi.co.jp/

「油をギュッとふき取るボアレンジふきん」

「油をギュッとふき取るボアレンジふきん」
価格:¥660(税込)
素材:レーヨン83%、ポリエステル17%
サイズ:20cm×30cm
店名:KIYOI ONLINE SHOP
電話:0736-42-2677(平日 9:00~17:00)
定休日:インターネットでのご注文は24時間365日受付
商品URL:https://shop.kiyoi.co.jp/items/10585167
オンラインショップ:https://shop.kiyoi.co.jp/

※紹介した商品・店舗情報はすべて、WEB掲載時の情報です。
変更もしくは販売が終了していることもあります。

<Guest’s profile>
原田晋平(原田織物株式会社 代表取締役)

1977年和歌山県生まれ。高校3年生でアメリカワシントン州に渡り大学生活を送る。大学卒業後はナスダック関係の会社を経験するが、現地のキャリアフォーラムで東京の繊維商社と出会い、25歳で繊維業界に入る。
繊維業界では約7年アジア地域の雑貨作りに携わり、国内向けの小売店商品部バイヤーも経験。その後、前社長であった父の体調不良をきっかけに和歌山に戻り、原田織物に入社。約10年現場経験を経て2016年に代表取締役に就任した。

<文/森田俊嗣 MC/木村彩織 画像協力/原田織物>

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