富士見堂の『白ほおばり』と三谷龍二さんの木皿

富士見堂の『白ほおばり』と三谷龍二さんの木皿

こんにちは、飛田和緒です。今回ご紹介するのは、テレビ、雑誌、新聞と多くのメディアで取り上げられている富士見堂さんの『白ほおばり』です。山椒好きなので、山椒塩がついていると知り、これはぜひ食べてみたいと思いました。

今回ご紹介するのは、テレビ、雑誌、新聞と多くのメディアで取り上げられている富士見堂さんの『白ほおばり』です

富士見堂さんは、東京の下町・葛飾区青戸に本店があります。創業は1950年、今年で68年になる煎餅屋さんです。子どもたちに“米の味”がする煎餅を食べさせたいという想いで、煎餅を作られているそうです。その作り方は徹底しています。うるち米は北海道産の特別栽培米、もち米は長野県産減農薬栽培米、黒米は国内産農薬不使用米や減農薬米、その他、醤油や胡麻などの素材もこだわりを持って厳選。生地となるお米は玄米で仕入れ、米の味を損なわないために自社で精米しており、煎餅1枚1枚を職人さんが手作業で作っているのです。そもそも、自社で生地から製造する煎餅屋さんは今では少ないそう。こんなふうに昔ながらの方法で丁寧につくられた煎餅は、大切したい日本の食文化のひとつだと思いました。

『白ほおばり』からもその丁寧さが伝わってきます。直径が9cmほどあろうかという大きなサイズは、最近少ないので新鮮な印象です。その大きさに対して、手にした印象がとても軽い。軽やかな煎餅、といった感じでしょうか。揚げ煎餅ですが、1枚食べても胃が重たくならずしつこさがありません。薄めなのに壊れにくい、硬いわけではなくサクっとした食感は、やはり職人技と素材の優秀さでしょう。
うっすらとついた醤油味からはふんわりとしたダシの風味と少し甘さを感じました。癖がなく、とても上品な味です。そこに山椒塩をかけていただくと、しっかりと口の中に山椒の爽やかな香りが広がります。塩味はあっさりとした塩気とともにやはりダシの風味が味わえ、山椒塩は良いアクセントになります。どちらも、そのままでもおいしいので、4種類の味が楽しめました。
下町の煎餅屋さんのイメージを覆す、パッケージのかわいさにも惹かれますね。とても真摯に煎餅作りに取り組んでいる姿勢と味の良さ、そしてデザインセンス。メディアが紹介したくなることに納得のできる一品でした。

うっすらとついた醤油味からはふんわりとしたダシの風味と少し甘さを感じました。癖がなく、とても上品な味です

今回の器は、三谷龍二さんの木皿です。何度かこの連載でご紹介していますが、たくさん収集していた時期に購入したので、もう20年程前になります。横21cmでほぼ正方形、個性的な点は高さというか厚みが2cmもあることです。普段はおにぎりやサンドイッチ、カナッペ、巻き寿司など、汁気のない料理に使っています。
「エゴマオイルを塗ってコーティングしてくださいね」と三谷さんに言われたのですが、実は塗っていません。塗ればツヤが出てしっとりするのですが、この乾いた感じも気に入っていて、好きな風合いになっているので、これはこれで良いな~と思っています。

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