ペリカン_top

浅草・田原町の人気のパン屋さん「ペリカン」。 毎日食べられる、ごはんのような食パン

2021/08/11

浅草・田原町で食パンとロールパンしか売っていないパン屋さん「ペリカン」。最近は、生クリームやハチミツなどが入った高級食パンが注目されていますが、ペリカンのパンはそれらとは真逆です。それなのに、行列ができる人気店で、昼過ぎには売り切れることがあります。

ペリカン_1
赤いテントが目印のお店。
ロゴのデザインは、
東京藝術大学に通っていた学生さんによるもの。
ペリカン_2
お店で買えるのは食パン(写真右)と山型パン。
他にロールパンもあります。

人気の秘密は、昭和17年の創業当時からのコンセプト「ごはんのように毎日食べられるパン」。材料を必要最小限にしたシンプルで飽きのこない味は、幅広い年齢層から長年愛されてきました。バターやジャムはもちろん、甘いもの、しょっぱいものなどどんなものと合わせてもしっくりくる、懐の深いパンなのです。そして、材料がシンプルであるということは製造に技術が必要だということ。40年以上勤めている職人さんもいるという、熟練の技術によってパンのおいしさを支えています。

ペリカン_3
オンラインで注文できる「食パン2斤」。
ペリカンがついた専用の箱と中紙は、お取り寄せならでは楽しみ!

そんなペリカンの食パンが、オンラインでも購入できます。ミミまでやわらかく、トーストするとふわっとした食感になる、人気の食パンです。今回、紹介するのは、手軽に食べ切れる「食パン2斤」。商品の到着は7日後〜30日後になるので、家族や友人と一緒に食べたいなど到着日に希望があるときは、早めに注文するのがおすすめ。また、製造日から3日以内に食べて欲しいそうで、到着日が製造の翌日になります。3日以内に食べきれないときは好みの厚さスライスして、1枚ずつラップに包んで保存袋に入れて冷凍を。自然解凍して、オーブントースターで焼くとおいしくいただけます。

ペリカン_4
食べきれないときは、早めに冷凍を。
冷凍したものは1週間ほどで食べて欲しいそう。

ぺリカン4代目の渡辺陸さんの本「パンのペリカンのはなし」(二見書房)によると、昔、惣菜パンを作っていたこともあったとか。2代目の渡辺多夫(かずお)さんが「他のパン屋さんと競争したくない」と、食パンとロールパンに絞り、小売りではなく卸を中心に転換したのが、今のペリカンの元になっているそうです。本の中には、お店の歴史、名前の由来、おいしさのこだわりなど、ペリカンのパンがもっと食べたくなる話が詰まっています。

ペリカン_5
ペリカンの本を読めば、もっとパンがおいしく感じるはず!
ペリカン_6
本の中のスタッフお気に入りの食べ方を参考に、
カレーをはさんで焼きました。
写真上はチーズをのせてアレンジ。

4代目の渡辺さんに、食パンの好きな食べ方を聞いてみると、「バターを多めに塗って、さらにハムやレバーペースト、パテドカンパーニュなどをのせて食べるのが好きです」とのこと。パン自体が主張しすぎず、合わせるもののおいしさを引き立てるので、好きなものと一緒に自由に食べて欲しいそうです。

お店の近くに、直営のカフェもあります。家では味わえない、特注の設備を使った炭火焼きのトーストが食べられます。お店で、カフェで、お取り寄せで、ペリカンのパンを楽しめる場所が広がります。

OFFICIAL SNS

Instagramでハッシュタグ#お取り寄せ手帖を検索。

  • Instagram
  • Facebook
  • Twitter