第21回 南半球オーストラリア シドニー編第3弾 絶品スコーンでアフタヌーンティー「The Tea Cosy」

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シドニーに来たらやはりこの風景は外せません。ハーバーブリッジとオペラハウスを見渡すことが出来るサーキュラ・キーに来ています。この日も大型客船が停泊しておりたくさんの観光客でにぎわっていました。

今回ご紹介するお店はハーバーブリッジのたもと、オーストラリア開拓の基盤となった歴史ある街、ロックス地区の「The Tea Cosy(ザ・ティー・コージー)」です。建物は1870年代に建設された趣のあるテラスハウスで当時は軍の将校たちの宿舎だったそうです。現在は地区遺産に指定されている歴史的な建物です。お店のウェッブサイトには「お化けが出ます。ご注意を!」の一文もあります。

店名の「Tea Cosy」とはティー・ポットを保温するためのカバーのこと。店内にはあちこちに手編みのティー・コージーをかぶせたポットが並んでいます。アイルランド系オーストラリア人の家族が経営するこのカフェは手作り感が一杯。オーナーのアッシュさんが「アイルランドのおばあちゃんの家のようなお店にしたかったのです。」と言うように、ここに来るとお店に来たというより誰かのお家を訪ねてるような気分になります。オーダーを待っている間、編み物ができるように、各テーブルに毛糸と編み棒が入った籠も用意されています。
お店は1989年にアッシュさんのご両親がアイルランド製品を扱う雑貨店としてオープンし、2005年にカフェを併設。今年からは雑貨部門は閉めて、すべての部屋がカフェになりました。

このカフェの魅力はなんといっても絶品焼きたての手作りスコーンです。スコーンの焼き上がり時間が表示されるとても可愛いスコーン時計もあるんですよ。週末はたくさんのお客さんが訪れるのでオーブンが一日中休むことなくフル回転。忙しい日にはなんと800個のスコーンを焼くのだそうです。様々な雑誌やネットのコラムでも「シドニーで最もおいしいスコーン」として何度も取り上げられています。
お勧めメニューは2人用のティー・コージー・テイスティング(サンドウィッチ、スコーン、飲み物付きで45ドル)です。スコーンはプレーンの他に月替わりのフレーバーが数種類あります。この月はバニラ&ローズ、チェダーチーズ、デーツ(干しナツメ)。ジャムは定番のイチゴの他に、アンズ、3種のベリー、洋ナシ、プラム、イチジクなど10種類から、飲み物はイングリッシュ・ブレックファスト、アイリッシュ・ブレックファスト、アールグレイなどの紅茶系、ハーブティー、コーヒー、自家製アイスティーから選ぶことが出来ます。
スコーンと飲み物だけのセット、デヴォンシャー・ティー(14ドル)は午後のお茶の時間の人気メニューです。

私たちはランチもかねてをテイスティング・セットを注文しました。スコーンはプレーン、バニラ・ローズ、チェダーチーズ。ジャムは3種のベリーと洋ナシ&バニラ。飲み物はアイリッシュ・ブレックファストとアールグレイを選びました。サンドウィッチはハム&チェダーチーズ、スモークサーモン、ツナの3種類。リボン・サンドウィッチという細身で上品なアフタヌーンティーの伝統&定番の形です。スコーンにはジャムと濃厚なダブル・クリームをたっぷりのせていただきます。

自家製のアイスティーもフルーツ満載で飲みごたえあります。フレーバーはレモン&ライム、レモングラス&ジンジャー、マンゴー&アップルそしてミックスベリーの4種類。ミントの葉が添えられて爽やかな味わいで暑い日にピッタリです。
甘いものではなくランチとして、チーズスコーンにハムとチーズ各2種、ゆで卵などがセットになっているファーマーズ・ランチ(17ドル)、同じくチーズスコーンにスモークサーモンとクリームチーズをのせたオープンサンド(16ドル)などもあります。
スコーン、お茶、ジャムはすべてお持ち帰り可能。そしてもちろんティー・コージーも販売しています。オーストラリアとアイルランドで6名の女性が編んでいるティー・コージーは色もデザインも様々です。「見て見て、これかわいいでしょう!」と、ちょうどこの日に届いた新着ティー・コージーをアッシュさんが見せてくれました。

シドニーの観光名所のひとつ歴史的な街、ロックス地区を散策した際にはぜひ寄っていただきたいお店です。

The Tea Cosy
33 George Street, The Rocks NSW2000
www.theteacosy.com.au

現地リポート コヴナツキちひろ

王東順

王東順

テレビ番組プロデューサー・エンタメ思考プロデューサー

フジテレビの黄金時代を支えた名物プロデューサー。 『なるほど!ザ・ワールド』をはじめ、「新春かくし芸大会」「クイズ!ドレミファドン」など時代を動かした多くの人気番組を生み出したヒットメーカー。世界各地の現地取材の際に得た、王道から邪道まで、幅広い世界各国のグルメ知識・人脈を元に、食いしん坊プロデューサーとして日々、新しい情報をキャッチすべく多方面にアンテナを伸ばす。「グルメ is エンターテイメント」を合言葉に、現在も新しい企画やアイディアを四六時中考え生み続けている。

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