こんにちは、日本全国お取り寄せ手帖Web編集長の坂口明子です。
全国アンテナショップのご紹介、第40回目は滋賀県の“うまいもんや~。パート2”です。
滋賀県 「ここ滋賀」で見つけた名産品② 「赤こんにゃく」「近江牛カレー 超絶」「とろゆば」「でっちようかん」「とびだし太くん」
●滋賀県のアンテナショップ「ここ滋賀」
東京・日本橋にある滋賀県のアンテナショップ「ここ滋賀」。1階にはショップとともに滋賀県産米のおにぎりを販売するスタンドもあって、楽しい作りになっています。日本橋に行ったらぜひ立ち寄ってみてくださいね。さて、パート2は湖南地方です。伝統、名産、キャラモノまでいろいろご紹介します!
●滋賀のおすすめ「赤こんにゃくの味噌漬」
「赤こんにゃくの味噌漬」
▶価格 594円/200g(税込)
▶賞味期限 冷蔵30日
▶製造者 株式会社やまじょう
▶URL http://yamajou.co.jp/
赤こんにゃくってご存知ですか?
独特の色で、その赤色は初めて見るとびっくりします! 私は京料理の前菜や八寸に、小さな田楽や煮物になって入っていたのをいただいたのが、出会い。思わず「これは何ですか?」と聞きました。自然にはない赤なので、忘れられない色です。
これは三二酸化鉄(さんにさんかてつ)という着色料で出した色、というと新しい食材のように見えますが、戦国時代、織田信長の時代から作られている、滋賀県民にとっては当たり前のソウルフードなのです。味はこんにゃくそのもの。白滝タイプもあります。
今回は煮物に入れるよりは、単独でいただけるタイプのほうが、取り入れやすいと思い、味近江の漬物屋さんが作った味噌漬を選びました。
しっかり味がしみ込んでいて、そのまま薄切りにしておつまみやおかずになります。温めたり、炒め物に入れたりするのも、もちろんOKです。
味噌を洗うと鮮やかな赤いこんにゃくが。味は、ほどよくしっかりついていておいしいです。
和からしだけでおつまみや前菜に。きゅうりのせん切りを添えて。
赤こんにゃくを細切りにして、きゅうりと和がらしとあえ、いりごまも加えてみました。
このあえもの、ほかの調味料なしで、味が整っています!
横半分の薄切りにして、形で抜くと、煮物やお弁当、サラダやあえものに添えると、アクセントになりますね。
自分でこんなにしっかり味をしみ込ませるのは大変なので、この味噌漬けは、便利です!!
●滋賀のおすすめ「近江牛カレー 超絶」
近江牛といえば、和牛のブランドとして最高峰の1つ。「ここ滋賀」には近江牛を使った商品もたくさん揃っています。そんな中、目を付けたのが、レトルトのカレー。この際、いろいろある中で単価が一番高いのを選んでみました! その名も「超絶」。
近江牛専門店「肉のげんさん」が、近江牛と30種のスパイスを調合して出来上がった自信作。ちょっとワクワクしますよね~!
「近江牛カレー 超絶」
▶価格 1,620円/220g(税込)
▶賞味期限 製造から2年
▶店名 元三フード株式会社
▶URL http://www.gensan-f.co.jp/
辛さが好みでプラスできるスパイスの小袋つきです。
さすが、高いだけあってお肉がゴロゴロ入っています。ルーもたっぷり。甘みとコクがあり、おいしいです! ちなみに合わせたのは雑穀入りごはん。彩りにパセリのみじん切りをふりました。
そのままだと子どももいただける辛さだったので、辛味スパイスをふると、辛い物好きの私にはぴったり! これにゆで野菜かサラダを添えれば、食事として完璧ですね。満足のいくカレーです!
●滋賀のおすすめ「とろゆば」
日本で最初にゆばが作られたのはなんと1200年前! 比叡山延暦寺の開祖・最澄が中国で仏教の修業をして戻った際に伝えたとされています。精進料理に欠かせないゆば、ここに歴史あり! ですね。その後、京都や日光など寺の多い地域で根付いたことも納得できます。そして、ゆば発祥の比叡山延暦寺御用達の店「比叡ゆば本舗 ゆば八」で最近の人気商品がこの「とろゆば」。ゆばの中でも一番濃厚で、クリーミーでやわらかです。そういえば、「星野リゾート ロテルド比叡」では朝食のサラダのドレッシングがこの「とろゆば」を使っていました! とってもおいしかったので印象に残っています。
「比叡 とろゆば」
▶価格 648円/180g(税込)
▶賞味期限 製造日より約2カ月
▶製造者 株式会社比叡ゆば本舗 ゆば八
▶URL http://hieiyuba.jp/
とろゆばにポン酢とこしょう、オリーブオイルを適宜加えて、ゆばドレッシングに。クリーミーなのにさっぱりしていて、野菜がおいしくいただけます!
アツアツのごはんにとろゆばとわさび、刻んだ青じぞをのせて。しょうゆをたら~り!
このシンプルさでも、感激の味! おもてなしの締めにもおすすめです。
締めといえば、デザート。クセのないクリーミーさなので、とろゆばに砂糖とすりごまを混ぜて、白ごまクリームに。ゆであずきと合わせると、まるで料亭のデザート風です。味ももちろん、マッチング。
前菜、ご飯、デザートにあっという間にいろいろ作れました。とろゆばの応用範囲はまだまだありそうです!!
●滋賀のおすすめ「でっちようかん」
丁稚羊羹とは、竹の皮に包んで蒸したようかんのこと。近江八幡から全国各地へ丁稚奉公に出ていた子どもたちが、郷里のおみやげとして持ち帰ったことが名前の由来になっているとか。普通のようかんのねっとり感とも、こしあんのままとも違う、蒸しようかん独特の食感です。
「でっちようかん」
▶価格 378円/1本(税込)
「抹茶でっちようかん」
▶価格 432円/1本(税込)
▶賞味期限 製造日より45日
▶製造者 株式会社近江三方庵
▶URL http://kw-net.co.jp/sanpouan/
通常の小倉こしあんタイプ(右)、抹茶味(左)がありました。
パッケージをあけると、竹の皮に包まれた羊羹が、真空パックになっています。
表面に竹の皮の模様が。ほんのり香りもします。食感は、ようかんというよりもしっかりした、ういろうのよう。
甘さもほどよく、お茶請けにはぴったりのおみやげです。
●滋賀のおすすめ「とびだしとび太 ラングドシャ」
「飛出とび太(とびだしとび太)」という本名の「とび太くん」。交通安全の代名詞のようなとび太くんの生まれは滋賀県! 滋賀県の画家久田泰平さんが昭和48年ごろデザインしたものだとか。今や全国区で通じるキャラクターです。
「とびだしとび太 ラングドシャ」
▶価格 756円/10個入り(税込)
▶賞味期限 製造日より180日
▶製造者 ヘソプロダクション
▶URL https://www.heso-pro.com/
そのとび太くんがプリントされているお菓子を発見。
10枚入り。普通ラングドシャというと、薄いクッキーなのに厚みがあるなと思っていたら、間にクリームがサンドされていました! 1つ1つ個別包装も納得です。おみやげには喜ばれそう!
滋賀のアンテナショップで見つけた「うまいもんや~」、いかがでしたか?
魅力がいっぱいの近江の国の食文化に触れることができました!
*6月18日に発生した大阪北部地震で、被災された滋賀県の皆様に心からお見舞い申し上げます。
<アンテナショップ>
ここ滋賀
住所 東京都中央区日本橋2-7-1
電話 03-6281-9871
営業時間 10:00~20:00
定休日 無休 (年末年始を除く)
URL https://cocoshiga.jp/
※紹介した商品はすべてアンテナショップでの購入時価格です。価格は変更になる場合があります。また、価格がメーカーと異なる商品や時期等によりアンテナショップで取り扱わない商品もあります。