第14回 アメリカボストン編 ボストン・レッドソックスの公式ロブスターロール

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日本ではまだあまり知られていない、ロブスターロール。ホットドッグ用のパンに、茹でて刻んだロブスターの身が入っている、シーフードのサンドウィッチのことです。ロブスターロールと言えば、ニューヨーク発の専門店が数年前に東京に進出しましたが、今回ご紹介するのは、ボストンのお店です。

ボストンと言えば、日本ではボストンマラソンが有名ですね?ボストンは、マサチューセッツ州の州都で、「ニューイングランドの首都」と言われ、世界的に有名なハーバード大学、マサチューセッツ工科大学等もあり、学園都市としても知られています。
ニューイングランドとはアメリカ北東部にあり、昔、イギリスからの移民がはじめてアメリカ大陸に渡り、商工業が発達したエリアです。まさに「ニュー(新しい)」な「イングランド(イギリス)」だったわけですね。大西洋に面するニューイングランドは、昔から漁業が活発に行われ、色々な魚介類が水揚げされています。ここで水揚げされたマグロは、日本でもボストン・マグロとして知られていますね。

ところで、ロブスターロールは、元々ニューイングランド地方の食べ物として知られています。昔からこの地方にある、馴染みある食べ物なのです。

40年以上続くボストンの地元誌「ボストンマガジン」では、毎年「ザ•べスト・ロブスターロール」を選んでおり、去年受賞したのが今回ご紹介する「ヤンキー・ロブスター・カンパニー」です。オーナーの話によると、最近は野球のメジャーリーグのボストン・レッドソックスの公式ロブスターロールに選ばれ、更に注目されそうです!

「ヤンキー・ロブスター・カンパニー」は、1950年設立の家族経営のお店で、現在のオーナーは3代目です。実際に行ってみたら、お店はさほど広くありませんが、ロケーションが最高で港のすぐそばです。 店員さんたちは、とにかく、とても気さくで、旅の疲れを癒してくれます。昔は港で働く人たちしかいなかったそうですが、今は近くに美術館やコンサートホールがたくさんあり、観光エリアの中にあります。もともとは魚介類の卸売り業者としてスタートしましたが、観光客が増えたこともあり2000年にレストランをオープン。港で捕れる新鮮なロブスターをふんだんに使ったロブスターロールが評判になり、現在に至ります。

ロブスターロールは3種類あり、一つ目はロブスターをバターとスパイスで和えたあたたかい「ホット・ロブスターロール」。揚げたロブスターにオールドベイ・シーズニングをかけて横にバターを添えた「フライド・ロブスターロール」、ロブスターを自家製ハーブマヨネーズと刻んだセロリで和えた伝統的なニューイングランド・スタイルの「トラディショナル・ロブスターロール」があります。どれもパンにバターたっぷりなので、一個だけでもお腹いっぱいになります。ビールに最高です。値段はいずれも20ドル(約2000円)くらいです。

ロブスターロール以外にも、同じくニューイングランド名物の二枚貝のスープ、クラムチャウダー。シンプルに茹でただけのロブスター、ツナのラップ(ツナは注文を受けてから調理され、ラップにはレタスやトマト、ワサビなどが入っています)、ロブスター・クラブ・サンドウィッチ(トーストされたパンのサンドウィッチにロブスター、レタス、ベーコンなどが入っています)、ヤンキー・フィッシュ・サンドウィッチ(揚げた魚にチーズ、トマト、タマネギ、コールスロー、ベーコンなどが入ったサンドウィッチ)があります。

Yankee Lobster Company
http://www.yankeelobstercompany.com
300 Northern Ave, Boston, MA 02210

現地レポート コヴナツキちひろ

王東順

王東順

テレビ番組プロデューサー・エンタメ思考プロデューサー

フジテレビの黄金時代を支えた名物プロデューサー。 『なるほど!ザ・ワールド』をはじめ、「新春かくし芸大会」「クイズ!ドレミファドン」など時代を動かした多くの人気番組を生み出したヒットメーカー。世界各地の現地取材の際に得た、王道から邪道まで、幅広い世界各国のグルメ知識・人脈を元に、食いしん坊プロデューサーとして日々、新しい情報をキャッチすべく多方面にアンテナを伸ばす。「グルメ is エンターテイメント」を合言葉に、現在も新しい企画やアイディアを四六時中考え生み続けている。

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